半端道楽:日々が農好天気:身辺雑記:田舎老人徒然草:ヤブガラシの愛おしさVS無意味な持久戦;遠雷が 頭上目がけて 大暴れ。170602。
2017年6月2日(金)
昨日は曇り時々晴れ。ざっそう句;遠雷が 頭上目がけて 大暴れ。先ず余り使わないパソコン通販。ダンゴ数個を頂く。アメダス天気予報では雨マークが出ていたが時々日照があり期待外れ。本日未明に雷雨があった。午前、灌水後生えた位置が悪い自働蒔きカボチャをシャベルで土を付けて掘り上げて移植。灌水。昼休みに配布物仕分け。昼過ぎ、結果報告提出。その足でコンビニ、給油。@122/Lだった。夕方超老人モードで野暮用の配り物。水が入り、代掻きが終わった水田もあった。散歩中の知人に会い立ち話。畑に出しっ放しの農具を取り込んで仕事を終了。完熟落下した小梅の甘酸っぱい香りが漂う。ジャムにすれば美味そうだが、その元気が出ない。
Googleでキーワード「小梅 ジャム」を検索(https://www.google.co.jp/webhp?hl=ja&bav=on.2,or.&biw=1024&bih=615&dpr=1&ech=1#hl=ja&q=%E5%B0%8F%E6%A2%85%E3%80%80%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%A0)。(このキーワードで検索)
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半端道楽:日々が農好天気:身辺雑記:田舎老人徒然草:ヤブガラシの愛おしさVS無意味な持久戦
当ブログ記事のランキングで「日々農天気:ヤブガラシの大株(ヤブガラシ 根っ子を掴めば 俺の勝ち)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/11/post-838f.html)」(この記事へのリンク)とう記事が上位に来ている場合が多い。実は、まだ畑のあちこちからヤブガラシが芽を出し、ツルを伸ばしている。
ヤブガラシと同じように手を焼く植物にシノがある。根が地下の深い所を這う点はヤブガラシと同じような生態をしている。昔、シノ退治のコツを聞いた事があった。地表に出て来たシノを根気よく掘り上げれば、徐々にシノの活力は落ちて、最終的には絶えるというような話だったと思う。
昔は、重機も農薬も無かったので、植物と人間の知恵比べで、対応していたのだろう。最近、「ヤブガラシを駆除するには 」というブログに遭遇(https://ameblo.jp/chuou1/entry-12076805139.html)に遭遇した。その中で「しかしながら、農薬を使わずに、簡単にヤブガラシを駆除する方法がわかったのです!」と述べており、そのコツは樹上に這い上がったヤブガラシを切らずにほどいて、「くるくると巻きつけ、そっと置く。」だけで枯れるようだ。「もう大丈夫だ、お前の役目は終わったよ・・・。」という言葉がけは、ちょっとオカルト的ではあるが、気になった駆除方法であった。
数年前、上毛新聞の小学生の理科実験で、ヤブガラシの研究があった。駆除しにくい理由だけでなく、グリーンカーテンで利用できないかという着眼点がユニークだと思った。駆除するより、野菜として利用すれば、目の敵にする必要もあるまいと最近は感じる事もある。
要するに、植物が人間の意志に反して繁茂したり、枯れたりすると、どうも人間は万能感をつまらない害草に否定されたように感じてしまうのではないか。ともかくヤブガラシを利用しようとしたら、その首根っこを押さえて人間の言う事を聞かせなければならない。そこが、最大の難点なのだろう。
追記(2017/06/22):畑で掘り上げた細断されたヤブガラシの根っ子。小さく細断されても生き残っており、芽を出し、地上まで伸びて来る。
孫悟空の毛では無いが、根を切るとヤブガラシの分身が増えて、それが人間に仕返しをしてくる。従って、最終的には、人間とヤブガラシという植物の持久戦で、どちらが勝つかという問題になりそうだ。最近は、できるだけシャベルで根を掘る。シャベルが無い所でヤブガラシを見つけたら根元で引き抜くという方法で気長に対応している。ともかく、ヤブガラシの根から芽や茎が伸びてくれば、そこに敵がいるのは自明なのだ。とりあえず、作物栽培に邪魔になる区画だけでも駆除できれば良かろうと気楽に考えるのが第一歩ではないか。
「くるくると巻きつけ、そっと置く。」という方法でなぜ枯れるのか疑問に思った。実は、今でもなぜ枯れるのかという理由を考えている。そこで、逆転の発想でなぜ元気よく育つのかを考えると、ヤブガラシは土台や支柱になる樹木等に這い上がって、植物の生命維持に必要な水分や日光を横取りしている植物と言えるだろう。水分や光合成で作った栄養分は、茎や葉や根に貯蔵される。樹上で展葉したツルは活動が盛んで、葉や茎をくるくると巻きつけ、そっと地面に置くと、活動用のエネルギー生産ができず、逆に貯蔵したエネルギーを消耗するのではないか。そう考えると、まさに植物は兵糧攻めに会っているような状況に追い込まれるのか。
ヤブガラシに覆われて水分や光合成で作った栄養分が得られない植物はやがて枯死する運命にある。見方を変えれば、ヤブガラシとヤブガラシに覆われた植物は、その占める空間で壮絶な資源の争奪戦をしているのではないか。
薬剤を使い、植物の生理作用を破壊するのが殺草剤の機能だろう。植物の兵糧攻めは、水を絶ち、栄養を絶つという生理作用を行う物質その物を絶ち、且つその物質の消耗を早めるほど効果が高いののではないか。環境という見えない糸で生物と環境物質が繋がっていれば、兵糧攻めの効果も限定的であるのは言うまでも無いだろう。
軍事的な兵糧攻めの例は、枚挙できないほど多くあるのかもしれない。ヤブガラシの兵糧攻めとは余り聞かないが、やはりある機能を実現するのに不可欠な物資・物質・エネルギー・資材等々を絶つ有効性は多くの場合に通用するだろう。だが、勝った負けたという結果にどれ程の意味があるのか。
歴史上、忘れては成らない教訓は「インパール作戦」ではないか。一将功成りて万骨枯る。最後に残るのはヤブガラシか。
Googleにてキーワード「インパール作戦」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#hl=ja&q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%A6%E3%80%80site:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/)(このKWで検索)
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2017年06月01日 伊勢崎(イセサキ) | ||
TAVE= | 23.6 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値 |
TMAX= | 28 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値 |
TMIN= | 21.1 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値 |
DIFF= | 6.9 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差 |
WMAX= | 5.5 | 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値 |
SUNS= | 3.8 | 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値 |
RAIN= | 0 | 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値 |
1日の極値 | データ | 時刻 |
最低気温(℃) | 20.9 | 5:31 |
最高気温(℃) | 29.3 | 14:19 |
出典=気象庁 | 参照⇒ | AMEDASへのリンク |
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) | 9.1(東南東) | 18:55 |
アクセスランキング記録
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