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2017年11月 1日 (水)

スープ皿の底(改題):会社生活断面記:一緒に仕事をしたカナダの青年技術者の心意気を思う;ススキ呉れ 饅頭貰う 十三夜。171101。

2017年11月1日(水)
昨日は晴れ。ざっそう句;ススキ呉れ 饅頭貰う 十三夜。午前、午後とも畑に出た。農作業には最適な天気だった。シシトウを収穫。前回、コレガ最後かと思ったが、葉っぱがやや黄ばんできても実が太っていた。まだ小さな実が付いている。もう一回収穫できそうだと期待を掛けてしまう。午後は、先ず茎葉が小さくなり葉の色もあせてきた落花生株の堀上げ。もう実も熟した頃だろうと判断。最初に蒔いた市販種子特区の株は実付きが悪い。品種は千葉半立(ちばはんだち)だったと思う。次が、スーパーで買った品種不明の食用生落花生特区の株。こちらはやや実付きが良い。水を入れたバケツに実が付いた部分を入れて、かき回して土を水洗除去した。落花生は過湿にすると種が腐ったりして発芽不良になるようだ。種子も結構高いので、今年収穫した実を来年の種子に使う予定だ。次に百均店の花の種子4種類を蒔いた。デージー(砂粒ほどで極小さい種子)、キンセンカ(茶色で半弧状の数㎜の種子)、スターチス(黒く光沢がある2㎜前後の銃弾状種子)、ツリガネソウ(白と茶色で砂粒ほどの極小さい種子)。16時過ぎ頃、東の空に白い月が昇っていた。外気温は17~15℃程度だったようだ。寒さを感じたので畑から撤退。畑のお土産は、大根とサニーレタス。十五夜(2017年は10月4日)のほぼ一月後に、第二の名月十三夜(2017年は11月1日)が来るとの事だ。我が家のススキは一度途絶えたがかみさんが買い求めた。今日、十三夜の月を観賞しつつ饅頭を頂くか。木枯らし1号が吹いたようで、冬も近づいた。

Iob_2017_p_nuts20171031
原ファイル名=「IOB_2017_P_NUTS落花生食用種子特区20171031.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

NHKは、「東京 近畿で「木枯らし1号」 31日朝は各地で冷え込み;http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171030/k10011204421000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001(10月30日 18時00分)」というタイトルで、「~北寄りの風が強まったことなどを受けて、気象庁は30日午前、東京や近畿で「木枯らし1号が吹いた」と発表しました。「木枯らし1号」の発表は、去年と比べて東京で10日早く、近畿で1日遅くなっています。~」と報じた。

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2009/1/2

スープ皿の底(改題):会社生活断面記:一緒に仕事をしたカナダの青年技術者の心意気を思う

会社勤めをしていても、外国人と食事をする機会は少ない。既に四半世紀も前の事で日本も豊かさを実感できた頃である。製品の開発担当をしているカナダの若いエンジニアが来社して、仕事が終わってから夕食という事になった。

無難にレストランで洋食ということになった。さて、くだんの青年が食事を終わる段階で、パンの切れ端でスープ皿の底をきれいに拭いそれを口に入れ食べ終わった。我々もそれを見て同じようにした。

きっとあの青年は普段と同じようにしたのであろう。思うに、あの広いカナダで、小麦等の農産物は余るほどとれるであろう。しかし、なんと食物を大切にしているか、頭が下がり、恥ずかしい気持ちがしたのであった。

聞くところによると、欧米では技術者と技能者は格付けが完全に異なり、技術者は技能者の仕事はしないらしい。処遇から言えば技術者の方が数段優遇されているのである。その技術者の青年が本当に質素な仕草をしたのに感銘を覚えた。

きっと、生活、信仰、教育、文化等のしっかりした背景がなければあのような事は出来ないであろうと思う。開発が成功して、その青年から、満足できる製品が出来た事に感謝するというレターを頂いて、自分も良い経験をさせて頂いたことを誇りに思っている。

なにしろ、その製品は-50~+150℃まで動作する途方もない製品であった。誰もやったことの無い仕事。この仕事を上司から命じられたときは雑煮も喉に通らないほど悩みに悩んだ。

若さと退路を断った尻まくり。しかし、なんとかなった。その仕事を成し遂げた達成感は本人と同僚しか分からなかっただろう。今、思うと上司とは部下の責任をとるためにいたのであろう。チャレンジする機会を与えてくれたのだ。きっとあのカナダの青年技術者も重いミッションを背負って日本にやってきたのであろう。

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追記(2017/10/26):整形、再読、印象等

この記事は「スープ皿の底」というタイトルで書いたが、少し飛躍しすぎていたように感じる。既に30年以上も前の体験である。集積回路の開発で来社した青年と仕事が一段落してレストランで食事をした。当時の職位は、まだ世間で言う係長クラスであり、部下は二人だけであった。当時の開発部門の組織構成は、セット指向であり、大きく分けると集積回路化の進展の歴史順に、音響・ラジオ、テレビ、VTR(ビデオ)、その他(産機)であった。その他の部門にトランジスタ部門の製品をサポートする小さな部署があった。

ある日、突然人事異動で、テレビ部門からその他(産機)部門への異動を命じられた。配属されたのが、トランジスタ部門の製品をサポートする小さな部署であった。与えられた仕事がラジオ付きウオッチの設計サポート。

「ラジオ付きウオッチ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/05/post-1209.html)。(2009年5月 5日 (火))」(この記事へのリンク)

この仕事が、終わらぬうちに別の「途方もない製品」の開発命令が下された。その仕事で来社したのが、カナダの青年技術者であった。今でも、彼の名前を思い出せるが、WEB検索によると技術者として活躍しているようである。ここで述べた技術者本人と特定出来ないが。

思うに、会ったのは長くても数日だったが、長い開発期間を通して、FAXやTELEXの付き合いがあった。一緒に飯を食べた時の彼の仕草に何か信頼できる雰囲気を感じ、それが間違っていなかったと今でも思っている。

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2017年10月31日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 12.6 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 18.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 8.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 10 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 4.7 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 10.2 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 8 23:32
最高気温(℃) 19 14:13
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.7(北西) 12:36


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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)