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2018年8月 8日 (水)

日々が農好天気:老人の寝言:身辺雑記:田舎老人徒然草:毎年大変になる大正用水の草刈り(2018年)PART2:道草を食ってサイフォンを見学;不祥事や 右も左も 浮塵子かな。180808。

2018年8月8日(水)
昨日は雨後曇り。ざっそう句;不祥事や 右も左も 浮塵子かな。雨で気温が下がり、猛暑日からようやく解放された。久しぶりに安眠もできた。断続的な雨だが、畑は乾燥から解放されそうだ。だが、畑に出るのは何となくいやな気分になっている。天気を選んでいるようだと百姓はできないのだが...。百姓は生き物が相手だから、昔なら雨でもやらねばならない仕事があった。田植えや養蚕の桑取り、家畜への餌やり、乳牛の乳搾り等々。雨の中の仕事は主に大人がしたが、蓑笠や合羽を着用していたと思う。幼少の頃、雨合羽が土間の柱に掛かっていた。夜、その合羽を薄目で見ながら、寝付くのを待ったが、ヒトがいるような感じがして怖さを味わった記憶がある。昔は、お化けの話も良く聞いていたので、お化けがいるように感じたのである。声も出せなかった。夜になると、昔話、オトウカやキツネに化かされた話、ヒトダマが飛ぶ話等々、色々な話を聞いた事がある。当時はテレビも無く、ラジオも良く聞いたが、仮想で、姿が見えない妖怪じみた話には引きつけられた。怖い物見たさや好奇心もあったのだろう。パソコンに向かうがいつしかウトウト。よだれが垂れてハットして目が覚める。これを何回も繰り返した。相変わらず不祥事のニュースは絶えない。みなかみ町町長の不祥事は、昨日の上毛新聞一面での特大活字扱いであった。議会側に何の落ち度も無いのに町長が、変な理屈を付けて議会を解散したと報じたのだ。さすが保守王国と言いたいが、こりゃ何もかもが群馬の風土病じゃないか。

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原ファイル名=「IOB_2018_AMEDAS_W_W_週間天気予報180808.JPG」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

iob_2018_taifuu13_keiro__1318080803.pdfをダウンロード
原ファイル名=「IOB_2018_TAIFUU13_KEIRO_気象庁 - 台風13情報18080803.pdf」
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上毛新聞は、「前田町長がみなかみ町議会解散 セクハラ問題 町民は憤り隠さず;url=https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/70853([2018/08/07])」(このサイトへのリンク)というタイトルで、「群馬県みなかみ町の団体職員の女性が前田善成町長からセクハラを受けたとされる問題で、前田町長は6日、町議会で7月27日に可決された不信任決議に対抗し、町議会を解散した。町議選が40日以内に行われる。不信任決議を受けた県内自治体の首長による議会解散は、1976年の旧新里村(現桐生市)以来、42年ぶり。 前田町長は記者会見で、前町長が推進した廃棄物固形燃料(RDF)を熱源として利用する実証実験計画の是非が町議選の争点だと強調した。「後援会や地元の声を聞き、9割が解散を求めていた」とも述べた。」と報じた。

「おとおか:いとしきもの(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/02/post-227f.html)。(2010年2月25日 (木))」(この記事へのリンク

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日々が農好天気:老人の寝言:身辺雑記:田舎老人徒然草:毎年大変になる大正用水の草刈り(2018年)PART2:道草を食ってサイフォンを見学

最近、何となく脚力が弱まったように感じる。大正用水は、稲作・畑作灌漑の幹線である。フル運転している時は相当の水量が流れていると思う。草刈り時は、通水を止めるので、コンクリートの底が見えているが、堰堤と底の高低差は数mあり、転落したら助からないだろうと、冗談とも本音ともとれる雑談をしつつ、仕事に取りかかるのである。

群馬県のホームページ(http://www.pref.gunma.jp/06/f3610026.html)を見ると「大正用水土地改良区:前橋市大手町三丁目12-13:027-231-3153」とあるが、基本的な情報を一般公開していないようだ。水田とそのインフラの維持管理は、基本的には,水や空気という国民の財産に関する事であり、農民や役所だけで閉じるべき性格のものではないだろう。大正用水土地改良区はもう少し、自分の仕事に誇りと責任を持って、全国民に情報発信をして貰いたい物だ。大正用水2号橋と表示された橋があった。平成元年に竣工したような表示がある。丁度30年経過している。サイフォンの鉄骨は錆びて痛々しかった。水利施設の寿命も有限だ。水田農家が高齢化した時どうするのか、何が起こるのか。

知らしむべからず、由らしむべしとう、江戸時代の支配ルールが、現在も罷り通っているのが、農政分野の実情なのかと、あきれてしまう。自分にとっても、大正用水は巨像のようで全体を掴めない。群盲像を撫でるどころでは無い。ともかく、フル運転で流れている水を止めて、一斉に水路の雑草・雑木を取り除こうとする、全農民参加の年中行事はそう多くは無いだろう。

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原ファイル名=「IOB_2018_SAIFON_TAISYOU_YOUSUI_全写真サイフォンとGoogle_MAP.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

そこで、何故サイフォンかという話になるが、幼少の時、母に連れられて、八坂用水に沿った道を歩いて、実家に行き来した。今思えば、そこにも稲作農業の原風景があったのだろう。それが、八坂用水だと、母から聞いた事は一度も無い。

地域の水利開発の歴史を知ったのは、退職してからであった。それを契機に、先人達が水利の開発に多大な苦労をしてきた事を知った。これも、親父、まともに百姓が出来ずご免という気持ちがあったのも一因だろう。

土地改良区、主要な用水の片隅に、記念碑がぽつりと立っている事が多い。その中に、自分が知っている農家のオジサンも何人かいた。その中には、農学校を出て役所の農事関係の職に就いた人もいる。もう次の代の人には、一目見て分かる名前は無くなるだろう。

Googleにてキーワード「小畠武堯 site:http://af06.kazelog.jp/」で本サイト内を検索(このKWで検索)()

今思えば、小畠武堯の八坂大樋は、サイフォンの前身のように思われる。そうして、八坂用水に粕川を横断させるために作られたのが、まさに粕川サイフォンであった。

「ハトよ 鳴いておくれ(愛しき古里):八坂用水と粕川サイフォン(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/05/post-a78f.html)。(2013年5月11日 (土))」(この記事へのリンク

最近は、大正用水の草刈りを引退したいと密かに思っているが、それが簡単にできない難問なのだ。そんな話を、先日の大正用水草刈りに出て来た他地区の農民と話した。おれもそうだよとお互い慰め合う結果になった。その時、大正用水のサイフォンが近くにあるという話を聞いたので、この際だからと、寄り道をしてそこへ行ってみた。

丁度、上流区画からサイフォンの入り口までを担当している地区の仕事が終わった所であった。若そうな人に、アレがサイフォンですかと聞いたが、分からないと言って、そそくさと通り過ぎた。帰りたい人は、どんどん帰り、最後に2~3人が残って橋の近くを往来していた。サイフォンの説明をしているらしかった。その橋が、桂川を横切る天皇橋だった。桂川の川底を横切って通るのが大正用水のサイフォンなのだが、その名前も分からない。

説明をしていた長老らしい人に声を掛けたら、これがサイフォンで、地下5mの深さの所を潜っていると教えてくれた。川底を通過した水は、あの地下トンネル(第6号隧道)をくぐり、大きく迂回して出て行くという説明であった。サイフォンのデジカメ画像と周辺のGoogleMAPをまとめて、画像データを作った。多分、用水経路と高低差の妥協の産物で地下トンネルにしたと思うが、本当の理由は分からない。

Googleの距離測定機能を使って大雑把な隧道の長さを求めたら約550m程度らしい結果が出た。勿論、地下区間の経路が分からないのでラフな直線近似の寄せ集めである。八幡沼開削が行われた江戸末期にも、隧道を作り通水したが、長さより、その心意気に感心した。ともかく、江戸時代の大工事など比較にならない大工事が普通に行われてしまうのが現代なのだ。そうして、その時代時代に、出来るか出来ないか分からない事業にチャレンジした先人の事は、綺麗に忘れてしまう。

『大正用水史』編 大正用水土地改良区 1983:多分この本に当地区の役員の名前が出ていた。自分の知り合いの祖父だと思ったが、ご本人は全然知らなかったようだ。ともかく、大正用水が完成するまでは、多数の関係者が、この事業に従事した筈である。

農家で大正用水の草刈りに出た経験がある人は、大正用水の事を知っていても、それ以外の一般の人は知る人が少ないのではないか。草刈りは年一回だが、年貢に相当する目玉が飛び出しそうな賦課金も毎年追いかけてくる。

先日、地域の田圃を見ると、毛細管に相当する田圃へ水を引く末端水路はカラカラで水が流れていなかった。草刈りで、水源の水を断っている為か。今年は、畑と庭先で、ハッピーヒルという品種のイネの試験栽培をしている。水田代用の容器に、適度の水を確保するのが思った以上に難しい。膨大な水田に、過不足無く水を供給し、毎年安定して米作が出来るのは、相当高度な技術だと思うようになったが、その技術がジワジワと崩壊しているようにも感じる。

大正用水の草刈り、人生一回限りの稲作実験、色々な体験をしつつ、農業の未来を夢見るが、どうもバラ色には見えない。多分、女堀の失敗の経験が、大正用水の成功に繋がっているんだんべ~というような話をして、このサイフォン見学に向かったのだった。このサイフォンこそ、水路を通す障害物・河川を突破するための装置なのである。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 546.8 145 220 83495.6 22.8 23.8 22 1.8 2.3 0.1 16 21.9 24.1 4.9(南)
時刻等℃   D m/s H mm 13:19 17:28 00:22
2018年08月07日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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