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2018年12月25日 (火)

半端道楽:老人の手仕事:拙速で竹箒を作る;ふぅふぅと バテ気味だけど 風呂を吹く。20181225。

2018年12月25日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;ふぅふぅと バテ気味だけど 風呂を吹く。一昨日思い立った竹箒作りを決行。思い立ったが吉日。年末でやることは一杯あるが、いままでやろうと思って出来なかった事をやったって良いダンベィ。アメダス最大瞬間風速(m/s) (風向(16方位))=14.8(北北西)、12:38。かなり強い風が吹いた。日当たりが良く、風が吹き抜けない場所を探して作業をした。何とか竹箒らしい物は出来たが、穂に使った竹の小枝が太く固いので掃く時にガリガリザラザラと感触が今一つだ。大根の親父に相当する位の立派な大根を貰った。かみさんが早速風呂吹き大根にして柚味噌で食べた。これこそ、ジャパニーズダイコンクリスマスケーキだ。ところで、なぜ風呂吹き大根なのかその意味が分からない。某百科事典によると、漆器を乾燥する時、風呂という乾燥室に入れ大根のゆで汁を吹き付けて乾燥し、残った大根を食べたのがその由来らしい。マァ、茹で大根のリユースのようで、面白みに欠ける説明だ。それより、大根が冷えてしまう。昔は、風呂を焚く時、薪等の木片を燃やすが、吹き竹という道具で空気を吹いて送り火を焚きつけた。その時にふぅふぅと息をしてする風呂焚きとの連想で、熱々の茹で大根を食する時にふぅふぅと言って冷ましながら食べる大根を風呂吹き大根という俗言の方が、食って美味しいような気がする。風呂吹きとはふぅふぅと息を吹きかける意味に解釈しておこう。お上品では無いが、庶民の大根ケーキなのだ。

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原ファイル名=「IOB_2018_A_COUNTS_アクセス数推移2018S.jpg」
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半端道楽:老人の手仕事:拙速で竹箒を作る

落ち葉掃きは、落ち葉が乾燥せずにやや水分があった方がやりやすい。その時使う箒も、落ち葉の状態に合ったものがあると気持ちが良い。嫌なのが濡れ落ち葉で、地面に張り付いていると箒も馬力があるのが欲しくなる。

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原ファイル名=「IOB_2018_TAKE_HOUKI_竹箒作り20181224.jpg」
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我が家の竹箒は、柄が折れて、穂も摩耗して短くガリガリになっている。新品を買おうと思ったが、結構の値段なので、作ろうとした事がある。最初は、簡単だと思って自己流で作ったが、穂の取り付けが上手く行かず失敗であった。たかが竹箒、されど竹箒で、自作した物は市販品より高くなりそうであった。中国産の竹箒もそれなりに立派なのだ。

そこで、今回は竹箒の作り方を調べてから、作ることにした。注意点は幾つかあるようだが、原則は穂を柄に確実に固定する事のようだ。更に、穂を取り付ける前に、予備的な加工をすることが重要なようだ。大方針は、ある物を使って拙速で何とか使える物を作ること。

先ず、竹藪で、切り倒した竹を探す。枯れてから期間がかなり過ぎで、葉が落ち、枝だけになった竹があった。小枝の弾力がありすぎて最適ではなさそうだが、とりあえず、生の竹より良いだろうとそれを採用した。次に、鉈で、枝を叩き落とし、小枝を裂いて一本にする。その小枝を、分類して、適当な長さに切り分ける。これは、穂の作成と調整に相当する。取り付けやすいように加工すれば良さそうだ。

次に、柄に使えそうな長さに竹を切り、穂が落ちないように滑り止めを付ける。これは、竹に電気ドリルで穴を開け、割り箸を突っ込んだ。これからは、竹の枝を穂として柄の先端部に巻き付ける。これが、一番難しい作業のようだ。取りあえず、ガムテープで仮止めして、その上から針金を締め付ける。穂の形を整えながら、竹の枝を積み重ねて行く。枝の仮止めには握力も要る。指の長さも長い方が良さそうだ。ともかく、穂は枝が多くなり太くなる程強い締め付けが出来にくくなる。この辺の、力の出し方は作業一般に通用しそうだが、筋力が低下すると厳しくなる。

何とか、穂を結束できて、試し掃きはできた。だが、使っている内に緩みそうな気もする。その時は、別途修理しよう。使った竹はマダケであり、枝の節間の長さが長すぎるような感じがする。枝が細く節間の長さは短い方が枝がガリガリせずに使い心地が良くなりそうだ。そのために、穂には孟宗竹を使っているようだ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 166.4 6 359 143675.6 6.9 10 3.4 6.6 8 9.1 0 3.4 10.4 14.8(北北西)
時刻等℃   D m/s H mm 24:00 01:14 12:38
2018年12月24日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)