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2020年1月30日 (木)

ツル(鶴)よ 飛んでおくれ:愛しき古里:伊勢崎市 地蔵山(地蔵山古墳)の頂上にあるトウガラシ(とんがらし)地蔵尊;貰い物 ほっこり緩む 妻の顔。20200130。

2020年1月30日(木)
昨日は晴れ時々曇り。ざっそう句;貰い物 ほっこり緩む 妻の顔。宅内閑居。アメダス瞬高T(℃)=18.6、13:15。27~28日に降った雪の寒さかが一転して、寒さが大幅に緩んだ。宅内閑居。相変わらず部屋の整理。段ボール箱にため込んだ紙類を分別した。いつか使うかも知れないと保管しても、ほとんど出番が無い。保管しておいた筈だと思って探しても見つからずイライラするより、探して無かったらあきらめる方がストレスにならず精神衛生上も良いかも知れない。捜し物が無いと言う結果は同じだ。昼過ぎ来客。お茶を飲みながら雑談。裏庭に伸びている雑木の名前を知りたいとその一枝を貰ってあったが、特定出来ずと報告。高価で買いたいと思っても買えない樹木図鑑を、誰かからか頂いたお金で記念品として買ってあったが、それが全く役立たなかった。知りたい樹木は、成育中の雑木のようで、花も実も分からないので手がかりが掴めない。先日、畑で掘り上げた雑木を調べて見ようと思う。アメリカセンダングサ、メヒシバ等の雑草の名前は知らなかったが、最近は特定出来るようになった。雑草、雑木の名前を知っても余り役に立たないが、見方を変えれば、地球上には色々な植物が繁殖しているのを知るだけで、宇宙の不思議さに接する事もできるのだ。ともかく、誰かが発見して命名されている樹木だろうが...。

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ツル(鶴)よ 飛んでおくれ:愛しき古里:伊勢崎市 地蔵山(地蔵山古墳)の頂上にあるトウガラシ(とんがらし)地蔵尊

地域の不動尊、庚申塔等に関して思い付くままに書いてきた。三和町曙区の不動尊の祭典は、従来から大きく変わらず地域で執り行われている。また、地蔵尊、薬師様は、堤区の共有墓地の一角に祀られている。昔あった場所から移設されて現在の位置に、小さなお堂が建てられて、安住の地になったようだ。地域全体で祀られていたので、基本的には地域の共有財産になっているのだろうが、時代と共に忘れられてきたようだ。

旧赤堀町の南端の五目牛地区と旧伊勢崎市の北端の境界当たりに地蔵山という小高い山がある。本来は、地蔵山古墳群として、沢山の古墳が周辺に散在していたらしい。と言うことは、古来から、その周辺で暮らしてきた一族にとっての墓域であったと思われるのだ。

「ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):今も貴重な田園風景を残す地蔵山古墳周辺(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/12/post-15e8.html)。(2012年12月24日 (月))」:以前、地蔵山に登り、周辺を見渡すと、山としてはそれほど高くは無いが、相対的には、地域の最高峰なので、周囲は素晴らしい展望が開けていた。墓地としては、最高の条件を備えているように感じた。

Iob_2020_t_jizou__20200130_2
原ファイル名=「IOB_2020_T_JIZOU_トウガラシ地蔵_20200130.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

自分が生まれ育ったのは、粕川の東岸なので、西岸にある地蔵山はそれほど親しみはない。だが、子供達はとんがらし山だと知っていて、何か怪しい物がありそうに感じていた。多分、遊びで粕川を渡った記憶は無い。だが、波志江の実家に行くには、相ノ山橋を渡り、とんがらし山を見つつ歩いた筈だ。

そうして、現役引退後に初めてとんがらし山に登って、そこに小さな社殿があるのに出合った。社殿と言っても小さな小屋に過ぎない。昔は、とんがらし地蔵の祭典があり、地域の人々で賑わったという話は聞いていた。今は、行われているのか否かは分からない。

当地区にも、行者山と呼ばれる小山があり、そこに行者尊が祀られており、縁日には灯籠が飾られ夜店が出て、参拝客で賑わった。実は、行者山は古墳でもあり、その性格は地蔵山と類似しているように感じる。古墳は墓域として、何か信仰心を高揚させるのだろう。そこはやがて、神仏が宿る社寺の原型が生まれて来るようだ。

地蔵山の山頂にある小屋の中に祀られているご神体を覗いて見たら、赤いおかけをかけた地蔵様らしい石の塊があり、その背後には仏画らしい絵画があった。こういう構図も珍しい。ともかく、昔栄えた時の様子を伝えようとする涙ぐましい努力のようにも見えた。

地蔵山には、赤松の大木が生えていた時もあり、その大木が切り倒された時もあったようで、山の遠景も姿を変えてきた。

当地区のお不動様に病気治癒を願ってお百度参りしていた人がいた。地域に祀られている神仏は住民の願望の受け皿でもあったのだろう。今では、神仏より医薬に頼った方が確実だ。だが、穿った見方だが、車に頼り、CO2を出しつつ環境を汚染し、医者・病院・薬局へ行くより、歩いて神仏にお参りする方が精神衛生上は健康維持に役立つような気がしないでもない。

Googleでキーワード「”唐辛子地蔵尊”OR”とうがらし地蔵”OR”せきどめ地蔵” 」を検索https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&num=20&lr=lang_ja&q=%E2%80%9D%E5%94%90%E8%BE%9B%E5%AD%90%E5%9C%B0%E8%94%B5%E5%B0%8A%E2%80%9DOR%E2%80%9D%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%97%E5%9C%B0%E8%94%B5%E2%80%9DOR%E2%80%9D%E3%81%9B%E3%81%8D%E3%81%A9%E3%82%81%E5%9C%B0%E8%94%B5%E2%80%9D%E3%80%80)。

Google検索によると、各地に類似名の地蔵尊があり、お参りすると咳止めに効く等の効能がありそうだ。七味唐辛子は、漢方薬のブレンド品の様でもあり、薬師様と同様に医者代わりに庶民の味方だったのかも知れない。ひょっとすると、現在流行中の新型肺炎にも効きそうに妄想されてくる。

なぜ、トウガラシ・トンガラシ地蔵と呼ぶのかは謎として残っているが、子育てや風邪等の病気治癒という庶民の願望を叶えてくれるお地蔵さんという意味で当たらずとも遠からずなのか...。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 284.8 336 29 4198.6 11.9 17.9 6.1 11.8 5.9 6.5 26.5 6.1 18.6 12.1(北北西)
時刻等℃ m/s H mm 01:05 13:15 15:13
2020年01月29日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 8% 経過       AMEDASへのリンク


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)