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2020年10月 7日 (水)

日々が農好天気:接ぎ木ミカン樹苗を定植2020年;木犀や 香り儚し 実はならず。20201007。

2020年10月7日(水)
昨日は曇り一時晴れ。ざっそう句;木犀や 香り儚し 実はならず。畑仕事に最適な天気。午前、柿の木の下の雑草等を整理。畑に入る通路の除草をした。今年はどこも柿が不作だったようだ。今年の夏の前半は冷夏で日照不足だった。柿は暖地性の果樹で冷夏では開花・結実に支障があるのか。カナムグラの蔓も這い上がった。ポポーは豊作であった。原産地は北米で、開花・結実は順調だったようだ。午後は、接ぎ木ミカン樹苗を数本移植。堀上げと植え付けで二度穴掘りが必要だ。朝目覚めると右肩が痛む。これも老人力の賜物か。新型コロナウイルスへの感染は年齢に関係しないらしい。一方、高齢者は重症化しやすい。畑仕事をしていれば感染リスクは激減するはずだ。木犀やポポーは芳香を放つ。嗅覚や味覚が鈍るのも新型コロナウイルス感染症・COVID-19の症状の一つらしい。要注意だ。
木犀やポポーは芳香を放つ。高齢化で感覚だけで無く、知的能力も鈍くなる。せめて、自然の芳香は楽しめる時楽しもう。本日のシカゴ美術館の作品鑑賞は「Title=Unconditional Surrender, from Puck」という物だ。訳せば「無条件降伏」だ。いざ、戦場に出て実戦をせず引き返せば「無条件降伏」に近いだろう。さて、世界的に注目を浴びている某国の大将は無条件降伏」せずに済むだろうか。

Iob_2020s_titleunconditional_surren
原ファイル名=「IOB_2020S_Title=Unconditional Surrender, from Puck=default.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

「金木犀のルーツ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/10/post-b382.html)。(2008年10月15日 (水))」で、「芳香が動物の世界と植物の世界の雄と共通するのは単なる偶然なのだろうか。雌花にも芳香があった場合なぜ雌花は渡来しなかったのだろうか。我が家にも古木となった一本の金木犀が住み着いている。この木のルーツを辿ると日本に伝来した数少ない原木に行き着く筈である。日本の金木犀には実生が無いのだから遺伝的にはクローンで皆兄弟に近いだろう。一本の金木犀の木も色々な事を語っているようだ。」と書いた。

NHKは、「 北海道 NEWS WEB;“感染しやすさ年齢に関係なし”。;url=https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201006/7000025404.html。(10月06日 18時56分)」というタイトルで、「新型コロナウイルスに感染しやすいかどうかは年齢に関係なく、高齢者も若者も同じように感染するという研究成果を北海道大学が発表し、重症化を防ぐためには感染した後の対処が重要だと強調しています。  北海道大学・人獣共通感染症リサーチセンターの大森亮介准教授の研究チームは、年齢によって新型コロナウイルスに感染しやすくなるかどうかを調べようと、日本、イタリア、スペインの3か国のことし5月までの感染者数と死亡率を分析しました。  その結果、流行の規模が大きく異なるにも関わらず、3か国とも死亡率はほぼ同じであることがわかりました。  理由を突き止めようと、シミュレーションでさらに解析したところ、「感染のしやすさはどの年齢でも変わらない」と考えない限り、3か国の死亡率は同じにならないことがわかりました。」と報じた。

「半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):熟す前の柿が青柿?(青柿と 呼ばれる前の 赤子柿。);ドクダミ茶 何となく飲む この日かな。1606。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2016/06/post-fbf4.html)。(2016年6月 2日 (木))」で、「仕事中、ふっと柿の木を見ると、もう幼果が着いていた。花が咲いたのには気付かなかった。柿の花は、薄い緑がかった白なので、余り目立たない。受粉して、幼果ができないと、あの赤い柿のみにお目にかかれない。」と書いた。

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日々が農好天気:接ぎ木ミカン樹苗を定植2020年

接ぎ木して活着したミカン樹苗を仮植えして養生してきた。台木がカラタチなので、側枝が伸びるとトゲが付いている。穂木が成長してくると栄養成分は穂木に回り、側枝は出にくくなる。

接ぎ木には、穂木と台木の境界がある。その境界では、穂木の細胞と台木の細胞が入り組んだキメラ状になっているらしいが、まだ一度もそれを見た事が無い。動物でも植物のように比較的自由に接ぎ木が出来れば、臓器移植も容易なのだろう。

細胞が自分の仲間と自分以外の細胞を識別する機能が免疫のようだ。外部から異物が入って来れば、異物として殺したり排除したりできる機能が免疫機能といえるだろう。

家庭菜園では定番の野菜がある。定番外の野菜を作るにはそれなりの知識や経験が必要だ。果樹の場合は苗を買う必要がある。時には、収穫物を物々交換する事もある。定番野菜だとその物々交換がやりにくいのだ。そこで、ポポーのようなものも珍しく売れ行きが良いと思うが、慣れないと評価が様々だ。

昔、ミカンと言えば、正月に年始の贈答品として貰う程度で貴重品であった。親の目を盗んでみかん箱から取り出して食べた。親達は、食べ過ぎると腹をこわすと注意した。もとっとも、腹をこわすほどたくさん食べられなかったのが実情であった。

ともかく、ミカンは重宝な果物で、畑にあれば何らかの役に立つ。昔、野菜を作っていた畑も今は草ボウボウだ。そこにミカン樹を植えて、雑草を抑圧してくれて、更に実が食えれば、一石二鳥だ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高t 瞬風
DATA 465.4 84 281 118093.7 19.4 24.1 15.8 8.3 5.5 2.5 0 15.6 24.1 10.4(西南西)
時刻等℃ m/s H mm 05:53 14:01 03:42
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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)