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2023年6月12日 (月)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):村上随憲;「AIにすがって稼ぐ専門家」:;烏の子 群れに守られ 巣立つ朝。20230612。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年6月12日(月)
昨日は終日、曇り~微雨~小雨。梅雨入りした結果か。
ざっそう句;烏の子 群れに守られ 巣立つ朝。
6月10日は時の記念日であった。2011年の3.11以来止まった時計を毎日それとなく眺めている。父の古希祝いでもらった掛け時計である。電池を外してあるのか気になった。品質の悪い電池は液漏れを起こし接点が劣化する。あの時を保存している記念品だ。例年、今頃カラスの大群が集まり賑やかに鳴く。巣立ちをする子ガラスを守る目的だろうと思う。集団で外敵を守っているのだろう。集団は徐々に解消してゆく。子ガラスも飛翔訓練が終わり自力で餌を取れるようになるのだろう。その点、人間の自立期間は現在も長期化が進んでいるようだ。親が死んで仕方なく子は自力で自活せざるを得なくなる。思えば世襲も便利な発明だ。久しぶりに知人からメールが来た。ガラケーの方も終了が近付いている。

Iob_20230612_
原ファイル名=「IOB_20230612_烏の子 群れに守られ 巣立つ朝.gif」

CEEK.JPのワンタッチキーワード検索:「ホット検索ワード:
本日: 警視庁 自衛隊 北朝鮮 福岡 海上保安 大阪 川崎 ウクライナ 埼玉 強盗;
昨日: 警視庁 自衛隊 北朝鮮 海上保安 埼玉 京アニ 福岡 大阪 解散 京都アニメーション;
一昨日: 警視庁 自衛隊 年金 ガーシー マイナンバー 大阪 海上保安 北朝鮮 中国 維新」

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):村上随憲;「AIにすがって稼ぐ専門家」:20230612。

処分すると言うので、貰ってきた古本の一冊に「近世群馬の人々(1)」(三山文庫9:昭和38年刊)(本書)があった。その人名を目次から引用すると以下の通り。聞いたような名前もあるが、良く知っている名前はほとんどない。そこで当ブログ内での引用件数を調べて見た。今回は村上随憲からの妄想を綴る。

内田粂太郎(0)
江口きち(0)
金井之恭(4)
桑島定助(0)
佐藤次郎(0)
須永 好(0)
住谷天来(0)
角田金五郎(0)
角田柳作(15)
村上随憲(7)
湯浅一郎(2)

村上随憲の章の執筆者は明治34年生まれの丸山清康、前橋工業高等学校教諭で「群馬の医史」とある。YWEB情報によると、「丸山 清康(読み)マルヤマ キヨヤス;20世紀日本人名事典 「丸山 清康」の解説;丸山 清康;マルヤマ キヨヤス;昭和期の郷土史家;生年:明治34(1901)年4月19日;没年:昭和41(1966)年12月3日;出生地:群馬県;学歴〔年〕:群馬師範卒;経歴・生地:群馬県の中学・高校の教諭を務める。昭和31年群馬文化の会を結成し、「群馬文化」を創刊する。一方、科学史の研究を進め、「群馬の医史」「上毛の和算」などを著した。」との事だ。

WEB情報(善應寺ホームページ:http://zen-nouji.com/person.html)によると、「村上随憲(むらかみ ずいけん:1798~1865)は伊勢崎における蘭学医のさきがけで、生まれは武州熊谷。若くして江戸に上り、吉田長叔のもとで蘭学を学ぶ。後に長崎まで遊学して、ドイツ人医師シーボルトに医学と蘭語を教授された。  文政11年(1828)に上州境町で開業。貧富を問わず治療を施すとともに、上州では最も早い時期に種痘を行ったといわれている。  この頃、随憲は善応寺の檀徒である高川家の婿養子に入ったが、幕末の不穏な時代に洋学を学び、また皇室を崇拝していたことから、随憲とその家族は幕府によって多くの弾圧を受けた。しかし随憲は屈せず、私塾「征病余暇楼(せいびょうよかろう)」を開いて無償で指導を行い、そこから、金井烏洲、金井之恭、大館謙三郎といった勤皇家など多くの門人を輩出した。  慶応元年(1865)に68歳で没。開業の地である境町の長光寺に埋葬されたが、善応寺の檀徒でもあったことから、当山の過去帳には「修學英翁居士」の戒名が見て取れる。"〔墓所〕長光寺(伊勢崎市"」との事だ。

WEB情報によると、「蘭方医村上随憲 (境町地方史研究会): 1988|書誌詳細|国立 ...
蘭方医村上随憲 著者 篠木弘明 著 著者標目 しの木, 弘明, 1918-出版地(国名コード) JP 出版地 境町 (群馬県) 出版社 境町地方史研究会 出版年月日等 1988.10 大きさ、容量等 241p ; 26cm 注記 村上随憲の肖像あり 注記 価格」との事だ。

WEB情報(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/10/post-583d.html)によると、「「温故知新 伊勢崎市郷土文化研究会連絡協議会 20周年記念誌(平成18(2006)年3月15日発行)」である。この協議会は伊勢崎市市内の歴史研究会の横の連携をする為に発足したようだ。本誌のなかで、境史談会会長の田島健一氏が境史談会発足の経緯と事業を紹介している。郷土史家の篠木弘明氏が中心になって境町地方研究会が発足し、郷土史の調査研究を行い、篠木氏が亡くなられてから、境史談会がその事業を受け継いでいるとの事である。「温故知新 伊勢崎市郷土文化研究会連絡協議会 20周年記念誌(平成18(2006)年3月15日発行)」である。この協議会は伊勢崎市市内の歴史研究会の横の連携をする為に発足したようだ。本誌のなかで、境史談会会長の田島健一氏が境史談会発足の経緯と事業を紹介している。郷土史家の篠木弘明氏が中心になって境町地方研究会が発足し、郷土史の調査研究を行い、篠木氏が亡くなられてから、境史談会がその事業を受け継いでいるとの事である。」との事だ。

本書によれば、村上随憲は寛政10(1789)年に農家の次男として生まれ、18歳で江戸に出て、蘭方医吉田長淑の塾で学び、26歳で長崎シーボルトの鳴滝塾に入塾しておよそ1年刊蘭方医学を学び、文政11年、32歳の時に郷里を去り佐波郡境町で開業した。国定忠治(文化7年(1810年) - 嘉永3年12月21日(1851年 1月22日))で、同じ百姓の生まれでも、人間の運命は大きく変わってしまう。境町の郷土史家篠木弘明弘明は国定忠治悪人説を主張しているようだが、著書「蘭方医村上随憲 」を出している。

WEB情報によると、「日本大百科全書(ニッポニカ) 「今村了庵」の意味・わかりやすい解説
今村了庵;いまむらりょうあん;(1814―1890);幕末・明治の医師。上野(こうずけ)国(群馬県)伊勢崎に、藩医長順(ちょうじゅん)(岨雲(そうん))(1763―1832)の三子として生まれた。名は亮(りょう)、字(あざな)は祗卿。1830年(天保1)江戸で幕府の侍医多紀元堅(たきもとかた)に漢方医学を学び、さらに大坂で外科医術を修めた。1858年江戸で開業。1869年(明治2)大学校で教鞭(きょうべん)をとり、1882年より東京大学で日本の医学の沿革を講義した。著作に『医事啓源』『脚気鉤要(かっけこうよう)』『日本医道沿革考』その他がある。[矢数道明]」との事だ。

村上随憲が蘭方医学を修めた頃は、医者としては少数派だったようだ。医学の流派は漢方と蘭方に大別されるが今や西洋医学が主流になっている。医学を学ぶには語学の基礎が必要になる。最近はAIの発展が目覚ましく、特に医学分野ではAIの威力は医師を凌ぐだろうと言う人がいる。大病院には手術ロボットが導入されている。

以前通院した病院では検査技師が取得したデータを患者が受け取って担当医へ渡すシステムになっていた。院内のデータネットワークが連続していなかったのだ。偶然、渡されたデータシートが見えてしまったが、検査技師か機械か分からないが、診断のような文字が見えた。主治医が総合的に診断するのだろうと思うが、現在は検査技術だけでも相当レベルが上がっているのだろう。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 492.9 204 161 46123.0 20.5 22.7 20.1 2.6 3.8 0 7
時刻等℃ 12 22 15 0.00 mm
        1年の 44% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
伊勢崎 2023年6月11日(1時間ごとの値)


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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