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2008年9月20日 (土)

身体で覚える

2008/9/20

身体で覚える

年甲斐もなく、うん十の手習いで農業の勉強をさせてもらっている。

野菜コースで種まきから収穫まで初心に返っての勉強だ。

へっぴり腰で鍬を振っていると、先生は、土をかける時は

こうした方が良いと教えてくれた。

自分は土を乗せた鍬を力ずくでぐいっと自分の方に引いていた。

先生は、土を乗せた鍬を前方に軽く押し出してごらんと言われた。

土はそのままストンと真っ直ぐに落下した。

何~んだ、ニュートンのリンゴの落下の法則じゃんと

頭で理解しても身につかない。

仕事は身体で覚えることに意味があるのだ。

余分な力で土をかき散らす必要は無いという教えであった。

確かに手前に引っ張ると土も飛び散るし足下も汚れる。

農作業は最小の力で必要なことのみを行うのが原則だ。

人力など知れたものだから。

同じ作業でも次の作業を考えて手順を整えるのが次の段階。

かくて、翌日の仕事、翌週の仕事、翌月の仕事、翌年の仕事と際限がない。

理屈では先手必勝。

現実は後手、後手、後手。

後手後手の夏草かきで汗をかき    夢野省力

基本がしかり身につけば、仕事も順調にまわりだすのではないか。

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    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)