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2008年11月11日 (火)

防災訓練と活断層

2008/11/11

防災訓練と活断層

昨日地域の防災訓練が小学校の校庭で行われて初めて参加した。四年ごとに行われる行

事で事故もなく無事終了。主催者側の講評の中で群馬県地域は従来地震の心配はあまりさ

れて来なかったが、近くに断層が走っているので油断はならないという話があった。

調べてみると県の資料によると次の主な断層があった。

(1)群馬県内には、フォッサマグナの東縁とされる「柏崎-銚子構造線」が県土を南北に貫いている。

(2)県内には活動度が高く規模の大きな活断層として、埼玉県から群馬県にまたがる「関
東平野北西縁断層帯」があり、この断層帯は「関東平野北西縁断層帯主部」と「平井―櫛
挽断層帯」からなり、関東平野北西縁断層帯主部では、今後30 年以内にM8程度の地震が発ることも想定されている。

従って、自然というスケールの長い時計で計ればいつ大地震に見回れても不思議ではないこ

とになる。大きな災害というと先ず関東大震災が思い出される。

関東大震災の大きさは、祖母からの伝え聞きでは、「庭の水がピシャピシャゆれた位地面が

ゆれた(多分雨による溜まり水)」とのことであった。相当な揺れであったことには間違いな

い。父が小学校に入学する頃の事だ。「庭の水がピシャピシャ」云々と気になったので、当時

雨天で水たまりが出来ていたのか調べてみたがまだはっきり分からない。

鹿島建設株式会社のホームページに下記の記載があった。

http://www.kajima.co.jp/news/digest/sep_2003/tokushu/toku01.htmより引用。

警告されていた大火災
 1923年9月1日,土曜日。前夜からの風雨が収まって陽射しも出はじめ,まもなく正午になろうとしていた。11時58分32秒。神奈川県西部から相模湾,さらには千葉県の房総半島の先端にかけての地下で断層が動きはじめた。関東地震のはじまりである。
 東京中心部が揺れはじめたのは11時58分44秒ごろ。昼食時の火の使用と重なって,倒れた家屋から各地で出火し,東京と横浜は大火災に見舞われることになる。」

大地震前夜に風雨があったのは事実のようで、聞き伝えも大筋で正しいようだ。同上の資料

で「能登半島近くに弱い台風があり,地震発生時刻には関東地方でも相当の強風が吹いて

いたのである」とも述べられている。地震の二次災害である火災も強風という気象条件で一

挙に拡大する。前橋気象台ホームページの記事にも群馬県の関東大震災の被害データがま

とめられている。幸い祖母の話も地震の大きさを伝えるだけの昔話ですんだ。調べてみて足

下に潜んでいる自然の猛威についてはあまりにも無知で無関心であったようだ。

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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
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    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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