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2009年10月19日 (月)

マコモ

2009/10/19

マコモ

たんぼの中を流れる小川の水の流れが緩く、泥がたまる所に生えていた。幼少時にこれが

マコモであるとは教えられた記憶もない。つい最近昔の事が気になって調べて、マコモだった

のだろうと思っている。昔の小川は三面コンクリートの水路となり、もはやマコモの姿は見ら

れない。子供の背の高さくらいまで伸びるので、水辺の草としては目立った存在であった。し

かし、田んぼの中には生えないので害草と言うほどでもなかった。牛馬の餌にも余り使われ

る事はなかったと思う。従って、無害無益というどうでもよい存在であったので、マコモがいつ

とはなく無くなっていても、何の問題もなかったのかも知れない。しかし、水中に張った根の一

部が水流の中に伸びて、そこが魚の格好の隠れ家になっていた。手づかみで魚捕りをする

時はこのマコモの根の周辺が狙い目でもあった。マコモが無くなったのは、生育に都合の

良い泥土が無くなった事と水流が急になった事が原因だろう。要するにマコモがとりつく島が

無くなってしまったのだ。水流という点から見れば、マコモは障害物で、水流に緩急が起きて

しまう。しかし、この水流の緩急が魚類の棲息に必要であったのだ。魚は移動の時は、水流

に乗ればよい。上流に登る場合は流れの緩い所は休憩所になり、流れてきた餌がよどむ餌

場にもなる。マコモが生育しにくい環境は魚が生育しにくい環境でもあったのであろう。

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  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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