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2009年12月 5日 (土)

最後の授業

2009/12/5

最後の授業

多分、国語の教科書にアルメニア関係の教材があったようなかすかな記憶があった。余り聞

いたことのないアルメニアという地名が幼少であった当時新鮮に思われたのである。要する

に列強国の間で密かに生き残っている小国が自国の日本と重なって愛しく思われた。ひょっ

としたら最後の授業というタイトルであっかと思い、このキーワードを最後に追加して、

Googleで以下のキーワードで検索した。アルメニア 国語教科書 母国語 最後の授業 に

一致する日本語のページ 約 640 件中 1 - 20 件目 (0.37 秒) 。幸い、最後の授業の記事が

WIKIPEDIAにあった。ドーデの最後の授業という教材が多面的に解説されている。おそらく

自分の記憶の片隅に残っているのは母国語の大切さという事ではないかと思う。というのも、

幼いながら戦争により日本語も存亡の危機にあったのではないかという思いが意識のどこか

にあったからであろう。「アメル先生は「ある民族が奴隸となっても、その母語を保っている限

りはその牢獄の鍵を握っているようなもの」とフランス語の優秀さを生徒に語る。」敗戦により

母国語が使えなくなる可能性もある。逆に、外国侵略で他民族に自国語を押しつける事も行

われた。国語の授業で「最後の授業」が行われたのもある特定な期間だけのようだ。それな

りに意義のある授業であったと今になって思う。大方の日本人は日本は単一民族の国と思っ

ているだろうが、アイヌ民族が先住民として暮らしている事を忘れかけている。青年時代にア

イヌ語学者の知里真志保の事を知った。WIKIPEDIAによると:「知里 真志保(ちり ましほ、

1909年2月24日 - 1961年6月9日)は、北海道幌別町字登別町(現在の登別市)出身の、ア

イヌの言語学者。専攻はアイヌ語学。姉は、『アイヌ神謡集』の著者・知里幸恵。大学での指

導教授は、金田一京助。」とある。世界のグローバル化により小さな民族の小さな言語は存

亡の危機にあるようだ。しかし、その言語の中に民族の誇りが蓄えられている事には変わり

がない。一時、日本語のローマ字表示やかな表示、エスペラント語等にも興味を覚えた事が

あった。知里真志保は自らアイヌ民族の一人としてその自覚の上にアイヌ語の研究に打ち込

んだのであろう。文字のないアイヌ語の研究にヤマト民族の日本語を使わざるをえないという

矛盾・葛藤もあったろうとも思う。これは文字を持たなかったヤマト民族が漢字を受け入れた

事態に通じるのかもしれない。ともかく、言葉の多様性は精神文明の豊かさをを支える基本

であるようだ。世界には戦争と国境の問題で言語もその問題に巻き込まれてしまう現実があ

る。日本と言えどもこの現実から逃れられないのであろう。

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以下WIKIPEDIAから一部引用させて頂く。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%8E%88%E6%A5%AD
最終更新 2009年8月28日 (金) 13:51
作品の概要:『最後の授業』(さいごのじゅぎょう、仏: La Derniere Classe)は、フランス第三共和政時代の初期、1873年に出版されたアルフォンス・ドーデの短編小説集『月曜物語』(仏: Les Contes du Lundi)の1編である。副題は『アルザスの少年の話』(Recit d'un petit alsacien)。『月曜物語』は1871年から1873年までフランスの新聞で連載された。

あらすじ:「アメル先生は生徒と教室に集まった大人たちに向かって、自分が授業をするのはこれが最後だと言う。普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン王国(ドイツ帝国)領エルザスになって、ドイツ語しか教えてはいけないことになり、アメル先生もこの学校を辞めなければならない。これがフランス語の最後の授業だと語り、生徒も大人も授業に熱心に耳を傾ける。アメル先生は「ある民族が奴隸となっても、その母語を保っている限りはその牢獄の鍵を握っているようなもの」とフランス語の優秀さを生徒に語る。やがて終業の時が来て、プロシア兵の鳴らすラッパの音を聞いた先生は顔面蒼白。挨拶をしようにも言葉が出ず、黒板に「仏: Vive La France!」(フランス万歳!)と書いて「終了。みんな帰ってよろしい」と手で合図、“最後の授業”を終える。

小説の政治的側面:「日本ではこの小説は1927年(昭和2年)に教科書の教材として採用された。

戦後の一時期、『最後の授業』は教科書から消えたが、1952年(昭和27年)に再登場した。しかし、田中克彦の『ことばと国家』や蓮實重彦の『反=日本語論』などによる、「国語」イデオロギーによって言語的多様性を否定する側面を持つ政治的作品であるとの批判もあった。1985年(昭和60年)からは教科書に採用されていない。」
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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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