アメンボ
2010/2/6
アメンボ
水の上を歩く方法。右足が沈まないうちに左足を前に出す。他愛のない小話なのかもしれな
い。幼少時にアメンボが水面をすいすいと動くのを不思議に思った。それで、興味深く観察し
たのかもしれない。ふとその時の記憶がよみがえった。最近旅行でそのアメンボに出くわして
しばし見とれた。そう言えば、スウトメ(ミズスマシ)という水面を泳ぐ虫もいたと連想する。こち
らは足が見えないので余計不思議なような気もする。いずれも、沈まない理由は水の表面張
力と動物の構造がうまく適合しているからなのだろうとおもう。こんな、どうでもよいような事
を、忙しい時に思い出して時間を空費している。でも、前向きに考えれば、一瞬でも心のユト
リを持てと諭してくれているのかも知れない。自分の近辺にはまだこういう水棲生物がいるの
か。