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2010年5月

2010年5月21日 (金)

カテゴリー設定:いとしきもの

2010/5/21

カテゴリー設定

福笑いというゲームがある。子供の頃遊んだ記憶がある。与えられているのが顔の輪郭と顔

のパーツである。自分のブログもいつか動かなくなる筈の二昔も前の古いパソコンの補完的

な位置づけにある。現用のパソコンが壊れてもネット上のデータは残るのではないか。他愛

のない過去の事を中心に書いている。記事の検索ができるので忘れた記事を探すのに便

利である。ところが、身辺の物事と同じで整理ができていなかった。カテゴリー設定という機

能があったので気ままに各記事にカテゴリーを設定し始めた。顔のパーツができたようで記

事の所在が分かり読み直すには便利なようだ。

2010年5月20日 (木)

接木時:いとしきもの

2010/5/20

雑草句録:接木時

■接木時カラタチの木は芽を吹けり

春は接木のシーズンである。トゲの生えたカラタチがミカンに変身するのには感動を覚える。

カラタチは下働きに徹する台木である。そんな人間もいる。果樹と人間は似るところが多い。

2010年5月19日 (水)

圃場:いとしきもの

2010/5/19

雑草句録:圃場

■圃場にて実技勉強果樹学校

百聞は一見に如かずの喩えを果樹学校で再認識。農は、圃場=現場を見て、仕事の順番を

決めるのが鉄則。素人には先が全然見えないので、後手後手と無駄な仕事に追われる。

2010年5月18日 (火)

リンゴ苗:いとしきもの

2010/5/18

雑草句録:リンゴ苗

■リンゴ苗強風の中植え付けぬ

落葉果樹は、苗を植えるときは葉が無い。強風も気にせず、つい支柱立てをさぼる。台風シ

ーズンに枝葉が伸びて風圧を受けて倒れる。ヘマも痛い目に遭うと身に沁みて分かる。

2010年5月17日 (月)

地獄の沙汰:いとしきもの

2010/5/17

アナログいろはカルタ:地獄の沙汰

ち :

■地獄の沙汰も腹次第

浄土(仕事の完成)に至るまで次々と試練難関はつきまとう。そんな時悩むより腹をくくって

平常心を取り戻すのが第一。いろはカルタに○ ちりつもって山となる ○地獄の沙汰も金次

第 等があるようだ。技術者の悪戦苦闘という目先の試練難関は際限なく続く。最後は腹をく

くる以外にない。しかし、そんな境地に達すると何とか脱出の機運が訪れる時もある。地獄も

所詮人間をテストする修練場であろう。腹を据えれば試練の構造も見えてくる。地獄の沙汰

も金次第も勧善懲悪の世界に現実世界の処世術を持ち込んだ逆転の発想ではある。金は

ある人もない人もいる。腹は誰にもあるが、胆力となると個人差がある。これは現場で鍛える

以外にない。

2010年5月16日 (日)

四月バカ:いとしきもの

2010/5/16

雑草句録:四月バカ

■四月バカ冗談もなく過ぎにけり

ジョークとウイット。心がけで上手になる。商用で来た外国人に、ジョークを練ってきた人がい

た。中身とは別に、その仕草と努力がお笑いであった。カラテチョップのふりなぞ披露した。

2010年5月15日 (土)

カリンゴ:いとしきもの

2010/5/15

雑草句録:カリンゴ

■カリンゴの実を思いつつ接木する

カリンもリンゴもばら科。実の付かないカリンにリンゴをならせてみようと夢見る。相性が悪い

らしく途中で枯れてしまった。カリンゴは自分が命名した仮想の果実。失敗でも夢は楽しい。

2010年5月14日 (金)

年寄り:いとしきもの

2010/5/14

アナログいろはカルタ:

と :

■年寄り(ベテラン)の思いつき

冷や水は体に良くないという老婆心もあればベテランが思いつきで大失敗をやらかすことも

ある。 いろはカルタには○年寄りの冷や水○ 遠くの一家より近くの隣○ 豆腐にかすがい等

があるようだ。ベテラン技術者が老婆心から思いつきでアドバイスしてくれる事がある。直ぐ

に解決すべき壁にぶち当たっている時にベテラン技術者が親切にもあれもこれもと思いつき

でアイデアを出してくれると対応に困ってしまう。逆にベテラン技術者本人も思いつきで大失

敗をやらかす事もある。ある技術者が回路設計を任された。信じられない位うまく出来た。し

かし、回路が完成してから開発仕様を見直して腰を抜かしてしまった。消費電流が桁外れに

大きく再設計を余儀なくされた。ベテランに仕事を任せたのだから開発仕様まで細々指示を

しなかった。信じられない位うまく出来た事に疑問を持つべきであったのか。思いつきだけで

なく見過ごし・過信もあったのだろう。その後は悪戦苦闘で開発スケジュールは遅れに遅れ

た。

2010年5月13日 (木)

民衆の声:いとしきもの

2010/5/13

昭和萬葉集:民衆の声

■石投げて迫るを追へどつきつめて信じにしこの民衆のこゑ

昭和萬葉集13巻。安保改訂阻止へ 警官の歌の区分にあった短歌である 昭和35~38年

の歌を納めている。安保反対を叫んで石を投げて迫ってくるデモ隊を阻止する側の立場の警

官が詠んだ歌である。機動隊員なのだろうか。ヘルメット、防護マスク、盾、警棒という完全

武装の姿を思い出す。方や民衆は丸腰で武器は自分の身体と石ころ程度であった。そのデ

モの状況の中にいるのが、警官であり、デモ参加者であるが両者とも歴史の流れの中で、た

またまそこにいる存在になっていたからに過ぎないのかもしれない。過激なデモ場面。機動

隊員ならば気力・体力も充実している筈だ。デモ参加者も同じような年齢だだろう。<つきつ

めて信じにし>とはどういう意味なのか。更に切り込むと<つきつめて>とはどういう意味な

のか。このデモの現場で歌を詠むゆとりは無いであろう。後に自分が職務としてデモ隊と対

峙した場面を客観的冷静に振り返った事を<つきつめて>と表現したようだ。デモ隊参加者

の声が本当の民衆のこえではないか。作者もふと自分も民衆の一人なのだと思ったのだろ

うか。当時自分はまだ学生の身分で安保改訂という政治的状況も十分理解できていなかっ

た。しかし、心情的には民衆の立場にあったように思う。昭和35~38年というと敗戦から十

五年余が過ぎて社会も安定してきた。今、思うと安保改訂阻止が、この安保条約の改定が安

定してきた社会の否定につながるのではないかという民衆の危機意識の顕在化と行動化で

あったように思われる。改訂安保条約は強行締結され、それによって種をまかれた日米関係

は至る所に根を張ってしまっている。ともかく、今日の日本ではデモは過去のものになったよ

うな印象を受けるが新興国ではまだまだ盛んである。デモも歴史の歯車の一つではある。日

本もデモで多くを失い多くを学んだのかもしれない。

2010年5月12日 (水)

鉄砲虫:いとしきもの

2010/5/12

雑草句録:鉄砲虫

■リンゴ花鉄砲虫も動き出す

リンゴの花にはあこがれがあった。ようやく自分の目でその花が見られた。鉄砲虫はカミキリ

ムシの幼虫。子供の時は良い遊び相手であった。その鉄砲虫が害虫になりつつある。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)