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2010年4月

2010年4月30日 (金)

五官:いとしきもの

2010/4/30

アナログいろはカルタ:五官

は:

■花より団子測定器より五官

精度は無いが大雑把な点で五官の信頼性も捨てがたい。いろはカルタには○ 花より団

子 ○針の穴から天覗くというのがあるようだ。五官:聴覚(A)、視覚(V)、触覚(皮膚感覚)、

味覚、嗅覚。前三者は物理刺激であり、後二者は化学刺激であり、技術者も五種のセンサ

ーを持っている。民生用の電子機器もAVの占める比率が圧倒的に大きい。従って、大抵の

製品には主要性能スペックが規定されており、それを測定する測定器がある。しかし、プロ

の技術者が最終判断をするのは測定器ではなかった。かつてソニーの試聴室を訪問して、

技術者の評価の様子を見た事があった。耳の良くない自分にはその感覚的な言葉の意味を

聞き分ける事が出来なかった。テレビメーカーも同様な試聴室を持っている。暗室のような真

っ暗の実験室で画像の輝度を下げてゆくと色々なノイズが目立ってくる。評価される対象、評

価する環境、評価する人間が一つのシステムを作っている官能評価システムとも言える。し

かし、官能的な評価だけでなく定量的な測定値による評価を導入する事も重用だ。テレビの

映像信号の直線性を評価する指標にDG(微分利得)/DP(微分位相)があり、放送分野では

使われていた。非線形動作を伴う変調・復調機器の性能を示す指標でもある。TV用集積回

路の開発でDG/DP測定器の導入をした事も記憶に残る。

2010年4月29日 (木)

休耕田:いとしきもの

2010/4/29

雑草句録:休耕田

■田植えせぬ田を耕す不経済

不経済だけではない。今時の稲作は装置産業でもある。機械はすべてどこかでCO2を出し

て動く。やるせなく田植えせぬ田を耕すや。これが現実かもしれない。

**************************************

たまたま見たGoogleの検索ランキングに徳田虎雄が登場していた。翌日ランキングから消

えていた。情報の変化の早さと共にはかなさを感じる。自分も若かった頃徳田虎雄の医療活

動に共鳴を覚えた事があった。しかし、その後の事に付いてはほとんど知らなかった。政治

の世界に進出していたのを知ったのはネット検索してからで、つい今の事である。やはり、物

事を変えて行こうとするとその先に政治があるのだろうか。医師兼政治家という人も相当数

いるようだ。ランキング急上昇の理由は鳩山首相が基地移転の問題で徳田虎雄氏と会談し

たが徳田氏は基地の移転に反対したとこれもネットニュースが伝えた。思うに基地も病院も

安心・安全のためには不可欠かもしれない。しかし、性格は正反対である。人間の歴史で最

後まで残るのは基地なのか病院なのか。首相が最後に切るカードとは何なのか。選挙に突

入するという玉砕戦略しかないのか。政治家は社会の医師であって欲しいというのが庶民の

偽らざる心情ではなかろうか。

2010年4月28日 (水)

戦後の共同風呂(2):いとしきもの

2010/4/28

戦後の共同風呂(2)

2009/5/14の記事に戦後の共同風呂について書いた。それから約一年の間にその風呂に関

する話をいくつか耳にした。日常の会話でわざわざ戦後の共同風呂を話題にする事もない。

話した人の脳裏に残っている事が半世紀以上も後になって会話の中にぽつりと出てくるの

だ。それを聞き流すと一つの記憶が消えて行くような切ない感じがする。自分が接ぎ木したミ

カンの苗を近所の家に植えに行った。お茶を頂いて色々話をする内に戦後の共同風呂に話

が及んだ。風呂を沸かすのに鈎型に折り曲げた二本の電線を引っかけて繋いだので怖かっ

たという話であった。この話により電力を使用した電気風呂である事が分かった。ではなぜ、

そんな怖い方法だったのか。既に話は別の方へ向かっていたので詳しくは分からない。電気

料を節約する為の盗電であったのだろうか。しかし、電気の使用契約も色々あったと思う。使

う器具とその台数から決める固定電気料と使った電力料に応じて支払う従量電気料というの

が基本の二方式であろう。敗戦直後で電力計も十分供給されていなかった可能性もある。共

同風呂という事で利用時間も限定されている。ひょっとすると共同風呂の契約は固定料金で

あった可能性もある。それならば、何故電線を引っかけて通電したのか。きっと、配電盤やス

イッチ箱も資材不足で無かったのではという推測も可能だ。風呂を沸かす担当者は電気料を

節約する事と早とちりしたのかもしれない。要は戦後の共同風呂が地域の衛生・健康維持と

労力の節約に大きく貢献した事である。電力事情の良くない時代にそれを実現した先人達の

努力も忘れてはならない。その結果として仕事に専念でき生産した農産物も食糧不足を解消

するという社会貢献に役立っているのである。最近、市議選挙の応援に来た長老もこの共同

風呂について言及した。まだ、多くの人の記憶の中に共同風呂の事が残っている。当地域は

他地域では出来なかった共同風呂という先進的な事業をやったと振り返った。そうして若手

の人々がニシンを使ったおかずの炊き出しを休日にやった例も話した。各家庭はおかずつく

りもじゅうぶんではなかったので、ありがたかったようだ。当時はニシンも豊漁であった。蛋白

源の補給には最適であったろう。困った時は老いも若きも共同して助け合ったという終戦直

後の話を聞くことができた。こういう体験を共有することにより地域の底力が生まれてくるの

であろう。

2010年4月27日 (火)

投票:いとしきもの

2010/4/27

雑草句録:投票

■手の平に名前書かせて市議投票

そういえば、過去にそんな事もあったか。投票する人の思いはどこまで伝わるのか。議員さ

んには一票の重さを常にイメージトレーニングして頂きたい。議員さんその一票でただの人。

2010年4月26日 (月)

千本桜:いとしきもの

2010/4/26

雑草句録:千本桜

■車イス押して見上げる千本桜

花見に繰り出す老若男女。思い出も人様々である。車イスへの気配りがありがたかった。

2010年4月25日 (日)

結婚式:いとしきもの

2010/4/25

雑草句録:結婚式

■久しぶり結婚式で床屋行く

最近では慶事より弔事が多くなってしまった。馴染みの床屋も遠くなっていたが、浮き浮き。

それから又時が過ぎてしまった。

2010年4月24日 (土)

運:いとしきもの

2010/4/24

アナログいろはカルタ:運

■ん:うんうんともがいて運に頼るより役に立つのは基礎理論

いろはカルタでは最後が○京の夢大坂の夢  ○京に田舎ありという句であるらしいが、その

由来が分からない。アナログいろはカルタはその点順序通りで内容も当たり前。最後は運に

任せるというギリギリの判断が必要な時もある。その時、基礎理論が少しでも脳裏を横切れ

ばしめたものかもしれない。というより、基礎理論とはそういう時のためにあるのかも知れな

い。基礎理論という網で四方八方から獲物を包囲すれば大抵獲物はそのの中にいるだろ

う。顧客がクレームで息巻いている時なども動揺して冷静になれない。一歩引いて冷静にな

るのも基礎のひとつか。しかし、戦場を放棄してはならない。

2010年4月23日 (金)

Chinese violet cress:Beloved Ones

2010/4/23

2010/6/13  English Version

雑草句録(Weedy Haiku Records):花大根(Chinese violet cress:Orychophragmus violaceus )

■花大根やっと二本咲き始め

●Hanadaikon yatto ni-hon saki-hajime

▲At last two flowers of

    Chinese violet cress

  Have opened up

**************************************

 I couldn't find english word of  "Hanadaikon"  in several dictionaries. Web search was useful. Then, I tried to tlanslate  the Japanese haiku to English using tlanslation maschine.

Google: 

▲Last two radish flowers begin to bloom

The other translation maschine returned few words and stopped. No sentence. In near future, translation maschine will become cleverer.  But,even then, it will be difficult  to teach the maschine the human feelings.

花大根:いとしきもの

2010/4/23

雑草句録:花大根

■花大根やっと二本咲き始め

防草、雑草対策に色々なグランドカバーを試したがうまく行かなかった。畑に生えていた花大

根を植えてみた。それがようやく花をつけて、数年間で相当増えた。雑草退治に頑張ってくれ

そうだ。

2010年4月22日 (木)

rape blossoms:Beloved Ones

2010/4/22

2010/6/12  English Version

雑草句録(Weedy Haiku Records):菜の花(rape blossoms)

■菜の花の匂いの中で深呼吸

●Na-no-hana no nioi no nakade shinkokyuu

▲Deep breathing

    Scent of

    Rape blossoms

**************************************  The color of rape blossoms is yellow and dominant to it's scent. Deep breathing make  one to sense  the scent of rape blossoms.

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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MEMO 海外の博物館・美術館

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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)