時空:いとしきもの
2010/7/24
アナログいろはカルタ:時空
こ :
■子は三界の首枷(くびき)回路は時空の落とし子
作った時はしめたと思った。時間が大部経て読み直すと何これと思う。いろはカルタに○ 子
は三界の首枷 ○こころざしは松の葉 ○これにこりよ道才坊 等があるようだ。三界とは一切
衆生が生死輪廻する欲界、色界、無色界を意味するとの事である。子というのがその三界の
厄介者と言うのだから思い切った発想だ。子供の存在を自己の存在に投影しているようでも
ある。自分の父は親は子の肥やしと良く言っていた。子は三界の首枷 とは親と子の断ち切
れない関係を仏教という背景の中で述べているようだ。そんな事と回路は時空の落とし子の
関係は何か突飛なように我ながら感じた。落とし子とは子は三界~を承けているんだとこじつ
ける。そう言えば三界と時空は似ているな。要するに昔は誰もが逃れられない時空が三界で
あったようだ。ところで回路も時空という縛りから逃れることは出来ない。即ち、全ての電気・
電子現象が空間を動く電子の運動から生まれてくるのだ。ようやく我ながら納得した。