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2011年8月16日 (火)

読みかじりの記:句集 『白楊集』 張替久雄 著 (1986年 河南台二の会名簿一部転載)

2011/8/16
昨日は晴れ。夕方軽い雷雨。雨量データとしては出ていない。 終戦記念日。全国戦没者追悼式に参列した人も世代交代が目立ったようだ。真夏日になった。風が少ないのが辛い。 午前中はビーチパラソルの下でポットの除草。午後お盆で外出。パソコンはFMV-6300CX2cという機種で作業。CPU はCeleron(TM)プロセッサ(300A MHz) 。内蔵HDD:4.3GB(Ultra DMA/33)。資料に98年10月発とある。スピードが遅いのでパソコンがやっている事が何となく分かる利点がある。最終的にはXP機併用。

2011/8/15の天気

TAVE= 28.9
TMAX= 35.1
TMIN= 24
DIFF= 11.1
WMAX= 3.5
SUNS= 8.7
RAIN= 0

最高気温(℃) = 35.7  (14:54)

読みかじりの記:句集 『白楊集』 張替久雄 著 (1986年 河南台二の会名簿一部転載)

古い茶箪笥を覗くと父の戦友名簿があった。昭和61年度版。元満州ハイラル第八国境守備隊。河南台二の会。二の会の発足が昭和51年3月と本文にあった。その中に張替久雄氏(名簿によると昭和14年徴集)のハイラル時代の句集『白楊集』の一部が掲載されていた。原本の出版については不明。Googleによる「張替久雄  白楊集 」の検索ではヒット無し。戦争の体験もなく、父の体験も手探りで探っている状況だ。このような戦地の作品が埋もれてしまうのはもったいない。戦友諸兄の追憶の一助になればと本文で述べているのでそれを再掲させて頂く。張替久雄氏について調べたが確かな情報はない。父の戦友として、戦地では父と何らかの付き合いがあったかもしれないし、すれ違っていたかもしれない。しかし、戦地で共通に体験した事は多いだろう。以下の句も20才台の青年兵士の眼で観賞しなければならないだろう。戦地滞在中に作ったのか帰還後に作ったのかは不明。

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読みかじりの記:ノモンハン戦争 田中克彦 著 (岩波新書 2009年):http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/05/post-97be.html

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張替久雄:氏名検索(句集『白楊集』の著者か不明)。
JST COPYRIGHT
整理番号:80A0274842
和文標題:防災的に安全な集合住宅のちゅう房
著者名:張替久雄 (東京消防庁予防部)
資料名:建築設備 JST資料番号:F0416A
巻号ページ(発行年月日):Vol.31, No.7, Page78-83 (1980 ) 写図表参:写図10, 表3
資料種別:逐次刊行物(A) 記事区分:解説(b2)
発行国:日本(JPN) 言語:日本語(JA)
抄録:集合住宅のちゅう房において,消防法上いかなる規制等がなされているか,火災事例等を混えてちゅう房の安全性について述べる
分類コード:AA020208, AB060207 (614.84, 696.1/.4)
シソーラス用語:集合住宅, ちゅう房, 火災, 防災, ちゅう房設備, 排気ダクト, 安全性
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以下名簿のなかの抜粋句

■黄塵に消されし兵の姿かな

黄砂が巻き上がり兵隊の姿がかすんださまのようだ。

■草いきれ道はろばろと兵の列

広大な草原を隊列を組んで行軍する兵隊の詠んだようだ。

■吹雪かれつ外出の兵帰りけり

「かれつ」とは「苛烈」の事か。吹雪の中の外出から無事帰った安堵感。

■ペチカ燃え兵の話題の盡きぬ夜

二十才台の青年兵士の歓談の一時を詠んで いるのだろう。

■打ち水やロシヤ娘の白き脚

ハイラルには亡命ロシア人がいたとは最近知った事だ。

■柳濡れ馬車(マアチョ)の鈴の音も爽(さ)やか

ハイラルは草原地帯と思っていたが、雨が降り樹木も茂っていたようだ。

■迎春花(インチュウホウ)明日の開花を数えつつ

桜のように春を告げる花があるようだ。

■白雲の逍遥悲し母恋うる

白雲がたなびく様に母を恋う気持ちを重ねている。

■夕時雨(ユウシグレ)蒙古少女の化粧かな

何か絵になりそうだが絵にしがたい風情を詠んでいるようだ。

■ペーチカの煙のどかに四温かな

四温とは三寒四温で本来は中国由来の言葉らしい。煙のどかにとは春が近づいてきた様子を示しているようだ。

■湯上がりの頬に粉雪ふりかぶり

戦地でどんな風呂に入っていたのか先ず興味がある。緊張が解けた一瞬をとらえているようだ。

■凍てし飯むさぼり星に叉銃(サジュウ)解く

叉銃(サジュウ)とは携行した小銃を三挺ずつ三角錐状に立てることと辞書にある。その状態を解くとは、軍務に着くことだろう。寒さでこちこちになった飯を短時間でむさぼり食ってすぐに星空の下で軍務に着いたという戦場の一句だと思う。

■寒月へペチカの煙一すじに

この句は厳冬の月夜陣地の状況を詠んだようだ。

■大陸を我物顔のカラスかな

この大陸のカラスとは何か。現地のカラスを詠むのにわざわざ大陸を引用するまでもなさそうだ。そうすると、我物顔がカラスと別物と見えてくる。自分たちは大陸の嫌われ者ではないかとも読めないこともなさそうだ。

■向日葵と丈をくらべて戎衣(ジュウイ)かな

戎衣(ジュウイ)とは戦争に出る時の衣服と辞書にある。戎衣は重いので向日葵と丈をくらべてもどうも負けそうに見えてしまうがちょっとしたウィットを感じさせる句だ。

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示不調で以下(地デジ)検索を削除。
CEEK.JPにて「地デジ」キーワードにてニュース検索を引用していたが、最近は「地デジ」関連ニュースも少なくなった。「地デジ」移行で潤ったのが家電業界や家電販売店。しかし、「地デジ」特需は需要の先食いで、今後その跳ね返りが来る可能性が大きい。一般のTV受信者には相当の金銭的な負担を強いた事がニュース追跡から明らかだ。地デジ難民はこのような表向きの津波に完全に飲み込まれてその悲鳴すらかき消されたように見える。このニュース検索を引用すると、BLOGエディターが折り返し表示をしなくなる症状が出ている。CEEK.JPにて「地デジ」キーワードにてニュース検索を引用はここで終了する。今後は東京スカイツリー開業に注目したい。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)