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2011年9月20日 (火)

ざっそう句:ハエ

2011/9/20
昨日も晴れで真夏日。AMEDASによると20時頃より雨となる。お陰で夜はぐんと気温が下がった。最高と最低の気温差は14℃ほど。半袖シャツを羽織ったがまだ寒い。体調管理が必要だ。20~22日まで傘マークがあるので恵みの雨となりそうだ。昨日はK10区画の除草。日陰を追いながら。発汗が多いのでペットボトルの塩水を飲むが味覚的には味気ない。やはり純粋な塩水より梅干しウォーターの方がうまい感じがする。最近蠅が目立つ。暖かい所を求めて飛んでくるのか。

2011/9/19の天気

TAVE= 25.7
TMAX= 32.7
TMIN= 19.6
DIFF= 13.1
WMAX= 6.7
SUNS= 7.5
RAIN= 8

最高気温(℃) = 33.7  (13:19)
最低気温(℃) = 19.6  (24:00)

ハエが数匹飛び交っている。うるさく昼寝も集中できない。この「うるさい」の当て字が「五月蠅い」。昆虫は変温動物だろうから、温度が高くなると、活動が盛んになる。五月になればハエも活発に動くのでこの当て字が生きてくる。上り坂にさしかかった蠅が、車の運転の初心者のようでうるさく感じる。広辞苑によると「同じ事が繰り返される」ことが「うるさい」の要因と解説している。ハエがヒトに寄ってくるのもエサを求めての事だろう。ヒトはエサにされないように追い払う。ハエが数匹なら我慢が出来るが、戦場でハエを払いのけられないほど弱った兵士には肌が見えなくなるほどハエが群がる光景を戦記は伝えている。その後ハエはそこに産卵し、ウジが更に食い進みやがて白骨となる。これも自然の循環の一つであるが、現代はその厳しいが生物が生存にかける執念が見えなくなっている。ハエを追い払うとやがて戻ってくる。追い払われたら遠くに逃げ去ってしまった方が良いだろうと思うが、それでは生きてゆけない。追われてもまた戻ってくるのはハエが学んだ生存術なのだろう。追い払われたらやがて同じ場所に戻ってくるハエのような小形ロボットを作るには相当の知能と運動機能をそのロボットに与えなければ実現できないだろう。ハエ一匹と言えども侮りがたい存在だ。万物の霊長とうそぶいている人類もハエ一匹に相当するロボットを作る事すら当分不可能なようだ。九月のハエは活動の盛りを過ぎてまさに退場の時期を迎えているようでもある。ハエにも頭が下がるが、この記事が敬老の日に当たらずにホットした。最近の祝日は単なる休日に堕してしまった。名目はどうでも、休日さえ増えれば良いという大衆迎合主義で休日が決められている。現役時代、カレンダー通りの休日だとてっきり思い込み休んでしまったが、実は敬老の日の休日が振り替え出勤日になっていたのだ。仕方なく有給休暇扱いにしてもらった。まさか、勘違いしましたとは言えなかったが苦い体験の一つ。敬老の日の扱いが本気でもなかった例にも見えた一瞬でもあった。日本は老人・子供を大切にする国、国民だというのは過去の事になってしまったようだ。

ざっそう句:ハエ

■ウルセーといくら言ってもハエが上
■知恵比べ90%ハエが勝つ
■死なんとす老犬に寄る銀蠅群
■五月蠅同じ姿で九月蠅
■うるささも昇り下りの影帯びて
■ヒマならばハエと遊べよくそ爺

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)