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2011年10月

2011年10月11日 (火)

ざっそう句:子へび

2011/10/11
昨日は晴れ。通路の踏み石を渡っている時に小さな蛇が石を横切ったので飛び上がってしまった。種類は分からない。戦後世代の者は大方蛇は嫌いではないかと思う。なぜなのか。マムシ、ヤマカガシ等毒を持つ蛇が身近にいたからなのか。ともかく、ある生物に嫌悪感を持つのは、保身、安全側の行動を促す意味もあるのだろう。本日も畑の手入れ。ほとんどが雑用だ。少し汗をかいた。入射光を確保するため、畑の中の黒松の枝をかなり切った。今では庭木でもなく、作物とも言えず、微妙な立場の木だ。植えた当時は造園用に売る積もりで、少しは売れたようだがほとんど残ってしまった。数年前切った松の幹はかなり腐っていた。心材の一部が腐らずに残っいた。現在は風よけ程度には役立っている。これも父が残した風景であるが放置するとジャングルになってしまう。泣く泣く黒松の樹冠を切りつめて樹高の伸長を抑えているところだ。

2011/10/10の天気

TAVE= 19.8
TMAX= 25.3
TMIN= 15.9
DIFF= 9.4
WMAX= 2.3
SUNS= 8.4
RAIN= 0

ざっそう句:子へび

■秋日浴び子へびは昼寝石の上
■子へびにはヒトの足音なお怖い
■一つ庭老婦も見たりヘビとガマ

2011年10月10日 (月)

読みかじりの記:「食のクォリア」 茂木 健一郎  著 (2006年 青土社)

2011/10/10
昨日は晴天。午前は畑の手入れ。2008年に切った花水木の根を除去。幹は地上から20~30㎝で切ったが、地面から出ているので作業の障害になっている。根が腐っていればカケヤで叩けば倒れるだろうと実験。引き抜けた根、引き抜けない根、折れた根等々色々であった。3年間では根が十分抜けやすくなるまで腐らせるに不十分だった。1.5~2.0mで幹を切って根が腐ったらテコの原理で倒して引き抜く方が楽なようだ。腐るまで4~5年かかりそうだ。午後は下草刈り続き。苗救出。栗拾いetc。

2011/10/9の天気

TAVE= 17.8
TMAX= 22.8
TMIN= 12.6
DIFF= 10.2
WMAX= 3.1
SUNS= 7.8
RAIN= 0

2011/10/7の天気

TAVE= 18.3
TMAX= 23.4
TMIN= 13.6
DIFF= 9.8
WMAX= 7.1
SUNS= 10.6
RAIN= 0
2011/10/8の投稿は無し。10/7の気象データを追加しておく。10/7も晴天。

asahi.comは、「アップル前CEO、スティーブ・ジョブズ氏死去 56歳;url=http://www.asahi.com/digital/pc/TKY201110060120.html(2011年10月6日13時42分)」というタイトルで、「米アップルを創業し、同社を時価総額世界一の企業に育てたスティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)が5日、死去した。56歳だった。パソコン、デジタル音楽販売、スマートフォン(多機能携帯電話)、コンピューター・グラフィックス(CG)映画など、IT関連産業で数多くの新製品や新サービスを生み出した。 」と報じた。

コンピュータは20世紀を特徴付ける大きな発明だ。しかし、そのコンピュータ全体は小さな発明や創作の集合体である。そのコンピュータが多くの人を引きつけたのは、人間の能力と機械の能力との関係であったろう。コンピュータを作ることにより人間の脳の仕組みも見えてきた。最近の自動車には沢山のマイクロプロセッサーが使われている。これからはコンピュータは益々見えない存在になってゆくだろう。また日用品のレベルに近づいて来る。10年、20年後のアップルはどうなっているだろうか。

読みかじりの記:「食のクォリア」 茂木 健一郎  著 (2006年 青土社)

「食のクォリア」をGoogle翻訳したら「Food Kuoria」と出た。この漢字の「食」がくせ者で、大体、この「食」の意味をはっきり限定しないと落とし穴に落ちる。漢字源で調べると、元々の意味が動詞で「食べる」。それが抽象化されて食物云々という名詞の表意文字としてのイメージがふくらんでいったようだ。一筋縄で一刀両断にできないのが食の悩ましい問題だ。

「茂木 健一郎 ;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%82%E6%9C%A8%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%83%8E;(最終更新 2011年10月6日 (木) 12:07)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「茂木 健一郎(もぎ けんいちろう、 1962年10月20日 - )は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別研究教授。学位は博士(理学)(東京大学・1992年)。血液型はO型。」とある。

「食」に関するコメントは際限がない。一日三食。人生50年一人で5万5千回も休み無く食べる。著者の言う「クォリア」を著者は(質感)と言い代替えしている。「質感」だとピンキリまで範囲が広すぎるのか、「クォリア」という言い直しで、概念を化粧直ししているようにも見える。「質感」ならば常識的な成人ならなんとか意味を把握できるが、「クォリア」と言われたら、常識的な成人は何の事か分からない人が多いのではないか。

著者の「茂木健一郎 クオリア日記(url=http://kenmogi.cocolog-nifty.com/)」には「クオリア(感覚質)を鍵として、脳科学をやっています。」とある。質と量は異なった概念だがどこかで繋がっているように感じる。量から質への転換という言葉も言い古されている。本書の中にも、生存のための食、歴史、社会、習慣等が材料となり、著者流に料理されている。食に関する「思い出せない記憶」の研究も、自分として興味を持つ。著者は脳科学をやっているので、もっとむちゃくちゃな、非科学的な仮説でも結構だから、もっとこれが自分の言う「クォリア」だと示してくれると面白いと思う。

上記著者のブログで著者は、「ジョブズは、醜い技術の世界を、美しくした;(2011/10/07)」というタイトルで、「ニューヨークタイムズに引用された言葉に、「ジョブズは、醜い技術の世界を、美しくした」(“R.I.P. Steve Jobs. You touched an ugly world of technology and made it beautiful.”)とあった。ぼくの気持ちもそうだ。コンピュータの世界は、醜い技術、正確に言えば、美的なセンスなどどうでもいい、という人たちがつくる技術に支配されていた。」とアップルのS.ジョブズの死を悼んでいる。

「クオリア;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A2(最終更新 2011年9月24日 (土) 10:21)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「クオリア(英:複数形 qualia、単数形 quale クワーレ)とは、心的生活のうち、内観によって知られうる現象的側面のこと[2]、とりわけそれを構成する個々の質、感覚のことをいう[3]。日本語では感覚質(かんかくしつ)と訳される。」とあり、著者独創の概念ではなさそうだ。
「クオリア」が正しいのか「クォリア」か。この文では混用している。日本は言い換え、使い捨て文化で言語に関して極めて底が薄い感じを常に持っている。一種の流行語で、10年後にはその残骸しか残っていないようでは残念だ。

10万回何事もなく食べて死ねればそこには「本当の食」があった事にはならないか。そこから、その本質を抜き出すことにより本当の食の質感が得られるのではないか。食の質の本質を極める努力は必要だが、流行に乗ったり、言葉に酔っては危険だ。たったの百年で人間の食は大変貌してしてしまった。現代人はその激動の中で食うために夢中だ。自分達の青年時代は食は貧しかったが、パンのみに生きるにあらずとか、働かざる者食うべからずとか真剣に考えた。著者は衣食足った時代を生きてきたのか。

最近冷やかしにGoogle翻訳を試用している。原文と訳文を比較してみると、訳文にはそれとなく原文の風味は感じるが、全体の風味は今ひとつだ。自分としてはGoogleの翻訳アルゴリズムを知りたい所だ。WEB上の膨大なデータを適当に加工するともっと原文に似た訳文ができるようになるのか。もっと言えば、WEB上の全ての単語と文章に適当なパラメータを与えるともっと原文に近い訳文ができるのか。冷やかしができない訳文が出てきたら恐怖だ。S.ジョブズはコンピュータ界の孤独な芸術家でGoogleのコンピュータ技術者はその逆なのか。食もコンピュータも10~20年後は大変貌しているかもしれない。しかし、コンピュータは変わる運命にあっても何の不思議もないが、食はどうなるか。不安が一杯だ。

2011年10月 9日 (日)

老人の寝言:地デジ難民は地デジを捨てたのか

2011/10/9
昨日は晴れ。地面が湿っているので苗を移植。1年で樹木が大きくなり日陰になってしまったのでこれを救出。春移植した苗のツルを除去。ルコウソウが多い。他にツルマメとヤブガラシが少しはえている。ハナダイコンが生えているので蔓草をある程度抑圧しているようだ。ハナダイコンが半年程度雑草を抑圧してくれれば、ハナダイコンが抑草効果と省力化に役立つと検証できるだろう。センナリクコの苗を購入したが、株だけは増えるがほとんど実が生らない。カタログにつられて面白そうなので買った。これがクコだったのかと後でがっかり。調べると野生株に時々出会う。これも実が生らないない。期待はずれで、広がるばかりなので堀上げた。更にシノを刈り、そのあとに苗を植えた。

2011/10/8の天気

TAVE= 17.7
TMAX= 23.7
TMIN= 11.8
DIFF= 11.9
WMAX= 4.2
SUNS= 10.3
RAIN= 0

最低気温(℃)  11.8  06:01
最高気温(℃)  24.3  14:30

老人の寝言:地デジ難民は地デジを捨てたのか

最近は地デジ関連ニュースも余り伝わってこない。最近、NHKがラジオ番組をネットや携帯送信するラジルラジルとかいう変な呼称のサービスが始まっているらしい。NHKの受信契約解約が10万件に達しようとしている。潜在的にはこの数倍は解約予備軍がいるだろう。NHKの作戦も地デジ番組に金を掛けずに客をBSへ誘導しようとしているかのようだ。面白い番組はBSでというような広告放送をしている。番組の質が下がり、金と番組の内容に厳しくなった視聴者はますますテレビ離れをする負のスパイラルに入る兆候が出てきている可能性もある。NHKの民放化が進むのか。NHKが独占している電波帯域幅の使い方にも疑問が幾つも浮かぶ。ラジオの歌の公開番組だが、どこから来たかとか年齢は何才だとか電波と金の無駄遣いを延々としている例がある。歌の何曲分かが特定層の歓心を買うために使われている。まさにNHKコレステロール番組だ。今時プロ野球ナイター試合の中継も論外だ。某民放局に代えるとそっちもナイター。NHKがプロスポーツの中継を行わなければならない責任がどこにあるのか。ナイター難民にはなりたくない。NHKの放送が公共の電波を使った全国民向けのサービスである事を忘れたらおしまいだ。

日経はITニュースは、「NHK、地デジ移行で解約9万8000件 9月末までに ;url=http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E2E4E29BEB8DE2E4E3E2E0E2E3E38698E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2(2011/10/6 19:53)」というタイトルで、「NHKの松本正之会長は6日の会見で、受信契約の解約件数が9月末までに9万8000件に上ったと発表した。7月に地上デジタル放送へ完全移行(東北3県を除く)したのに伴い、テレビを視聴できなくなった世帯を中心に解約が進んだ。8月末時点の5万9000件から1カ月で約1.6倍に増えた。」と報じた。

*********************************************
以下は久しぶりにCEEK.JPで「地デジ」を検索した結果(2011/10.8;リンク無し)。
地デジ移行が楽観的な結果とはならず、解約件数も急増しているようだ。

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デル、地デジチューナー搭載の一体型デスクトップ... (電脳)  07日 19:00  MdN Interactive
デル、23型液晶一体型「Inspiron One 2320」……地... (電脳)  07日 15:15  RBB TODAY
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アイ・オー・データ、地デジチューナー内蔵で多系... (電脳)  05日 15:46  MYCOM Journal
アイオー、地デジテレビの視聴も可能な18.5型液晶... (電脳)  05日 15:15  RBB TODAY
【連載】地デジの足音 第73回 テレビを買い替えた... (電脳)  05日 14:22  MYCOM Journal
アイ・オー、地デジチューナーを備えた18.5型ワイ... (電脳)  05日 13:39  ITmedia
アイ・オー、薄型化した地デジチューナ搭載18.5型... (電脳)  05日 12:23  impress
サンエー売上高3・2%増 中間期連結決算 (地方・地域)  05日 10:14  沖縄タイムス
【CEATEC 2011】パイオニア、車載用AR HUDを進化-... (電脳)  04日 21:47  impress
ユーロベースの生産・部品調達にシフトも=ソニー... (電脳)  04日 19:36  ロイター
UPDATE2: ユーロベースの生産・部品調達にシフトも... (経済)  04日 18:53  ロイター
【CEATEC 2011】ソニー、4Kプロジェクタを投写デモ... (電脳)  04日 18:12  impress
富士通テン、2DINメモリーカーナビの秋モデル3製品 (その他)  04日 17:33  impress
富士通、裸眼3D対応液晶一体型など冬モデルのデス... (電脳)  04日 17:15  RBB TODAY
サンエー、8月中間純利益35億2300万円 (経済)  04日 17:05  時事通信
富士通、13.3型液晶・光学ドライブ搭載で世界最薄... (電脳)  04日 15:15  RBB TODAY
薄型テレビの販売額、9月は過去最大の減少 (経済)  04日 15:10  J-CAST
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夢と期待詰まってます 懸垂幕でエコバッグ 栃木 (その他)  01日 00:48  朝日新聞
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8月の実質消費支出、4.1%減 テレビ不振 (経済)  30日 11:35  日本経済新聞
鉱工業生産、5カ月連続上昇 「震災からほぼ回復」 (経済)  30日 11:31  朝日新聞
8月鉱工業生産は前月比+0.8%、円高懸念で「先行... (経済)  30日 11:23  ロイター
UPDATE2: 8月鉱工業生産は前月比+0.8%で予想下振... (経済)  30日 11:06  ロイター
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外付けHDDカテゴリでもじわじわ人気、ウエスタンデ... (電脳)  28日 17:00  ITmedia
NHK、解約5万9000件 地デジ移行の影響 (社会)  28日 15:30  J-CAST
太陽光パネル人気 節電意識が高まり 石川県... (地方・地域)  28日 15:21  北國新聞
エプソン、Wireless HD採用の3DフルHDプロジェクタ... (電脳)  28日 15:00  impress
7~9月期県内景況感 2期ぶりプラス (地方・地域)  28日 12:00  沖縄タイムス
高岡市のチューリップテレビ、地デジデータで行政... (電脳)  28日 12:00  internet.com
地デジ難視聴 年度内に解消計画策定 道総合... (地方・地域)  28日 08:00  北海道新聞
【主要朝刊】東電融資一部返済不能も、「欧州銀は... (経済)  28日 07:42  Bloomberg.co.jp
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2011年10月 7日 (金)

ざっそう句:秋景色

2011/10/7
昨日は朝雨後晴れ。仕事は休み。ピラカンサの実の色が日々赤みを増している。この親木は処分したが、こぼれた種子が発芽して実を着けるまでに育ってしまった。トゲがあるので剪定が億劫になりついつい樹体が大きくなる。当年の新梢に翌年実を着ける。実を着けるには新梢を残さねばならない。ともかくトゲのある樹木は徐々に整理したいと考えているが...。厚手のゴム手袋をすればトゲのある樹木でも何とかなりそうだ。しかし、厚手のゴム手袋をすると、指の曲げ伸ばしに余分の力が必要になる。最近指を曲げると痛む。指の腱鞘炎になったこともあり要注意だ。

2011/10/6の天気

TAVE= 19.5
TMAX= 26.4
TMIN= 15
DIFF= 11.4
WMAX= 5
SUNS= 7
RAIN= 5

最低気温(℃)  14.8  23:28
最高気温(℃)  26.7  12:25

ざっそう句:秋景色

■稲も無き捨て田の畦の曼珠沙華
■老夫婦かがんで種まく秋の畑
■天高く地にはたなびく変な雲
■カリスマのメッキの色は秋に剥げ
■積み増したバベルの塔が揺れる秋

2011年10月 6日 (木)

読みかじりの記:生命特許は許されるか 天笠啓祐 編著 (2003年 緑風出版)

2011/10/6
昨日は曇り後雨。朝方は定例の仕事。刈払機で草刈り。混合ガソリンを1升ビンに入れていたが、コルク栓が折れてしまった。木ねじで回したが残部がビンの中に落下。何とか給油ができた。こういう時には、コルク栓抜きが見つからない。以前拾った栗を乾燥してゆでたがほとんど中身がダメだった。とりたてをゆでるべきなのか。甘みを増すため乾燥したが失敗。乾燥期間が長すぎて腐敗や虫食いが発生した。鬼皮と渋皮があるので変質する事はないだろうと思いこんでいた。

2011/10/5の天気

TAVE= 14.5
TMAX= 15.8
TMIN= 13.7
DIFF= 2.1
WMAX= 2.7
SUNS= 0
RAIN= 27

最低気温(℃)  13.6  01:54
最高気温(℃)  16.0  09:33

読みかじりの記:生命特許は許されるか 天笠啓祐 編著 (2003年 緑風出版)

特許庁 特許電子図書館により、幾つかのキーワードで調べた用語のヒット件数を以下に示す。(2011/10/5)

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「生命」に関する技術が 2470件 見つかりました。
●  特許   ・・・   2339件
●  実用新案   ・・・   131件

「遺伝子」に関する技術が 41594件 見つかりました。
●  特許   ・・・   41580件
●  実用新案   ・・・   14件

「生物」に関する技術が 91863件 見つかりました。
●  特許   ・・・   90839件
●  実用新案   ・・・   1024件

「植物」に関する技術が 52925件 見つかりました。
●  特許   ・・・   50300件
●  実用新案   ・・・   2625件

「動物」に関する技術が 68084件 見つかりました。
●  特許   ・・・   65794件
●  実用新案   ・・・   2290件

「ヒト 遺伝子」に関する技術が 14249件 見つかりました。
●  特許   ・・・   14249件
●  実用新案   ・・・   0件

「遺伝子操作」に関する技術が 1235件 見つかりました。
●  特許   ・・・   1235件
●  実用新案   ・・・   0件

*********************************************
以下は本書のメモ書きである:

生命特許のきっかけは以下の米国事例:チャクラバーティ裁判。1971年GE社が石油を食べるバクテリア(発明者=チャクラバーティ)特許出願。米特許庁は却下。1980年米連邦高裁が「チャクラバーティ」の出願を特許と認める判決を下した。1985年最初の植物特許(トリプトファンを多く含んだトウモロコシ=出願モレキュラー・ジェネティック社)を承認。1988年遺伝子改造マウスを特許承認。

日本では1993年ハーバードマウスが特許出願された。動物も特許の対象となる。

背景には知的所有権支配による国力の維持・強化という国家戦略がある。

従来属地主義的な知的所有権はGATTからWTOと国際的な枠組みに取り込まれた。

第2章 生命を特許の太守にするな ショーン・マクドナー (単行本第6章の和訳)

生命特許の不当性の主張と事例解説等。この章の背景には、本章著者の生命に対する宗教的、哲学的、世界観的な信条・生命観も含まれているようだ。その主張の一つに、生命は新しい物ではないので、新しい発明の対象ではないというもの。それを突き詰めると公知・公有の生命を特定者の所有権の対象にできるかという倫理的問題まで遡る。

*********************************************
本書は発明・発見についての権利の正当性について考えさせる内容を含んでいる。近代的な特許制度ができてからまだせいぜい1~2世紀も経っていないのではないか。発明・発見が人間に色々な動機を与える。そこには、経済原理、競争原理等人間社会の基本的な面がある。一面それは個人の問題である。しかし、社会、経済が未発達ならば特許も意味がない。特許を認め、成立させるのも社会や経済がその基礎にある。そう言う意味では特許権も、強力な権利であるが絶対的ものではない。しかし、社会経済がグローバル化すると、その特許権もより協力に作用する。発明・発見が基本的には個人の能力に負うが、そのレベルまで達するためには、公知の社会的・学問的知識が必要だ。ニュートンは一人の個人の能力を巨人の肩に乗った小人に喩えた。これはニュートンの謙遜だったかも知れないが、当然の事実とも思える。ともかく、発明・発見がそれを独占できれば膨大な利益をもたらす。それが発明・発見を促すという、正帰還的な効果を持つ。それが行き過ぎると、弊害の方が大きくなる。生物に関する特許もその例に漏れないだろう。生物自体は、本来人間が作りだした物ではない。

人間は生物に対して色々な対応をする。それは、文化の差によっても生じる。植物より動物に親近性を感じる。動物では魚類よりほ乳類に親近感を感じる。本書は「生命特許」という用語を使用しているが、ちょっと違和感を感じた。特許電子図書館で「生命特許」に関する関連キーワードを検索してみた。特許では「生物」の方がポピュラーなようだ。しかし、「生命」の中に遺伝子・DNA等をイメージしているのかもしえない。「生命を特許の対象にするな」という主張には頷けるが、世界がその逆の方向に進んでいる。遺伝子治療も特許の対象であろうが、非常にまれな遺伝子病患者は助かるのか。金にならなければどんな特許も塩漬けになるのではないか。

日本では特許の存続期間は出願から20年。既に2008年に「人工多能性幹細胞(iPS細胞)の製造法 」の国内特許は成立しているようだ。iPS細胞を使った医療は実用化まで曲折があるだろうが、米国では遺伝子操作が施されたトウモロコシや大豆は既に大量に生産されている。除草剤と種子がセット販売となると、作物の特許が切れても、除草剤の方がどうなるか分からない。遺伝子組み替え作物の問題は、その安全性と在来生物との交雑による遺伝子資源のかく乱だろう。消費者が自己を守るにはどうすれば良いのか。遺伝子操作されて大量に生産される作物は価格メリットで在来作物を圧迫するだろう。遺伝子の違いは、放射能と同じで目に見えない。安全性はどうなるのか。特許も見方によると怖い側面があるようだ。

2011年10月 5日 (水)

読みかじりの記:北京週報 1984・6・12号 (XX) 著 (1984年 (XX)社)

2011/10/5
昨日は晴れ。秋らしい澄んだ空だった。最低気温が10℃以下となった。ポット灌水。ジャングル畑で下草刈りの続き。時間感覚が1.5H 位狂った。思ったより時間が早く進んでいた。仕事が進まない。柿をとって丸かじり。色も甘みも一歩進んだ感じだ。鎌が地面の石に当たって火花が出た。日没の時間も早まった。本日乾燥注意報が出ていたが、「平成23年10月 4日21時37分 前橋地方気象台発表 群馬県の注意警戒事項 注意報を解除します。伊勢崎市  [解除]乾燥注意報」と気象庁HPに出ていた。三台ある湿度計が、20、40、60%台とバラバラの値でどれが正しいか分からない。

2011/10/4の天気

TAVE= 16.2
TMAX= 22.6
TMIN= 9.7
DIFF= 12.9
WMAX= 3.6
SUNS= 11.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.5  04:14
最高気温(℃)  23.4  13:4

読みかじりの記:北京週報 1984・6・12号 (XX) 著 (1984年 (XX)社)

表紙に「中国で出版の週刊誌」とある。1984・6・12号である。出版人は裏表紙の広告写真と重なり判読不能。WEBにある北京週報社の現在の住所は「中国北京市百万荘大街24号」。本書では「百万荘路二十四号」とあり、現在の北京週報社の発行だろう。参考のため、現在の北京週報WEB版にアクセスすると、その冒頭に以下の記事が踊っていた(2011/10/2)。

北京週報 日本語版(url=http://japanese.beijingreview.com.cn/)は「「天宮1号」を打上げる任務が成功に完了 「天宮1号」が29日21時16分00秒、酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。中国の酒泉衛星発射センターで、運搬ロケット長征2号Fが成功に目標飛行体「天宮1号」を宇宙に打上げた。天宮1号を打上げる任務が順調的に完成した。」と報じた。

更に調べると、「日本メディア、「天宮1号」打ち上げに注目;url=http://japanese.beijingreview.com.cn/ztjl/txt/2011-09/30/content_395350.htm(「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月30日)」というタイトルで、「29日夜に打ち上げられた「天宮1号」の打ち上げに、日本メディアは強い関心を示している。「毎日新聞」は、「天宮1号」の打ち上げ成功は、宇宙ステーション計画を国家発展戦略の重要プロジェクトに掲げる中国にとって、新たな段階を迎えたことを意味すると伝えた。また、中国が独自開発した「天宮1号」は、宇宙開発分野での影響力を強める助けをすると見ている。報道によると、一国が単独で宇宙ステーションを開発すれば多額の費用がかかり、過去の前例を見ると、旧ソ連が1971年、米国が1973年に成功させただけである。現在の国際宇宙ステーションは日本、米国、ロシアなど15カ国が共同開発、使用している。ところが、中国は独自開発という道を選んだ。」と報じた。

北京週報によれば、「10月1日は中華人民共和国の建国記念日にあたる。」との事だ。上記の宇宙ステーション打ち上げも、国威発揚という目的が大きいのではないか。

27年前の本書の「国内ニュースに」、「趙紫陽総理、フランスを訪問」という記事があり、「訪問中、趙紫陽総理は精力的に各地を参観した。まず、新幹線でリヨンに向かい、この先進的な地上交通手段の運行状況を見た。また、リヨン市南部のサン・アルバン--サン・エリス原子力発電所建設工事を見学した。パリへの帰途は、欧州六カ国が協力してつくった中距離飛行機「エアバス」に乗った。趙総理はまたフランス北部の工業都市リールを訪れ、同市の軽便自動地下鉄のコントロール・センターと列車保守職場を見学した。リールの軽便地下鉄はフランスだけではなく、世界でも最初の自動制御地下鉄である。」と述べている。

この記事を読むと当時の中国指導者が、世界の最新技術に大きな関心を示しているのが分かる。本書出版当時は趙紫陽総理も鄧小平主任も健在だった。WIKIPEDIAによると「趙紫陽総理は1989年の天安門事件で失脚し、2005年に亡くなるまで軟禁生活を余儀なくされた。」とある。

「人民網日本語版」は、「1978年日本の旅――鄧小平氏が訪日で学んだもの;url=http://j.people.com.cn/95911/95954/6545780.html(2008年12月3日)」というタイトルで、「1978年は、中国の国家戦略に大きな転換が起こった年だ。中日両国は同年8月、「中日平和友好条約」を締結。続く10月22~29日、鄧小平氏が、中国の指導者としては戦後初となる正式訪日を行った。この訪問は、「中日平和友好条約」の批准書交換セレモニーに出席するためのものだったが、鄧小平氏にとっては中国近代化の大戦略を準備するための学習の旅でもあった。中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議の直前に実施されたこの旅の中で、中国の改革開放の総設計者である鄧小平氏は、改革開放の壮大な青写真を心に描き、中国をいかに発展させていくかを考えていた。」と報じた。

上記記事の「8日間の訪日期間中、鄧小平氏は時間を作り、新日鉄・日産・松下の3社を見学した。新幹線で東京から関西方面に向かう途中、感想を聞かれた鄧氏は、「速い。とても速い。後ろからムチで打っているような速さだ。これこそ我々が求めている速さだ」「我々は駆け出す必要に迫られている」「今回の訪日で近代化とは何かがわかった」と語った。」という部分の記憶も改めて甦えってきた。

中国は、近代化が遅れて、世界の列強に屈した歴史がある。その近代化は技術面だけではなく、国家制度にも及んでいたのが本書の「新兵役法について」ではないか。それによると1955年に最初の兵役法が制定された。毛沢東の長征時代は人民軍が中心で多分軍の階級は明確ではなっかろう。当時は階級否定の雰囲気も大きかったとおもう。本書の「階級制度について」という囲み記事には、「階級制度は1965年に廃止されたが、新兵役法は改めてこれを規定した。」とある。「軍隊の現代化、正規化を強化するきわめて重よな措置である。」と述べている。

本書を読みかじって、改めて歴史の流れの速さを感じた。そうして、ほぼ三十年前に中国の指導者達が外国で見た近代技術の成果を、現在は中国国民が自分の眼でみて、それを享受できる時代になった。しかし、急激な近代化のため、国内の歪みも蓄積されてきているようにも見える。中国は世界の中で存在感・プレゼンスを誇示できる条件が整いつつある。軍事力の強化は特に目立つ。単独宇宙船の打ち上げも宇宙兵器と紙一重ではないか。かつて、帝国主義・覇権主義云々と他国を非難してきた中国であるが、現在の中国はどんな状況なのかと改めて考える事になった。

2011年10月 4日 (火)

ざっそう句:ジャングル畑

2011/10/4
昨日は午前曇り。午後一時晴れ間。実験接木を仮植え。午後雑談後に再度ジャングル畑に入る。冬に向かって夏草の除草は徒労のようだが。朝、玄関のドアをあけると取手のところにカマキオリがいた。これには一瞬びっくりした。接ぎ木したマメガキに実が着いた。台木は実生の柿。買ったマメガキ苗のバックアップとして接ぎ木しておいたもの。原木の方は見ていない。栗のポロタンは台芽の方が大きくなっていた。畑のすみのお茶の木に白い花が咲いていた。残念ながら日本のノーベル医学賞は該当無し。

2011/10/3の天気

TAVE= 16.4
TMAX= 20.4
TMIN= 12.5
DIFF= 7.9
WMAX= 7.8
SUNS= 9.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  12.4  24:00
最高気温(℃)  21.2  14:16

ざっそう句:ジャングル畑

■俺はどこ秋の畑はジャングルだ
■ジャングルを切り進めれば夕暮れる
■枯れ苗や墓標の如き白ラベル
■大嫌いひっつき虫を早く刈れ
■生き延びた小さな苗にまた会えた

2011年10月 3日 (月)

読みかじりの記:林住期 五木寛之 著 (2007年 株式会社 幻冬舎)

2011/10/3
昨日は曇り。昼過ぎ少し晴れ間があった。接木の実験。接木が成功して苗が出来ても実が生るまでには数年かかる。本格的に収穫できるまでには10年位かかるのではないか。来た人に120歳まで生きなきゃと冗談を言われてしまった。遊びだよと返事をした。接木が面白い理由は幾つもある。現役時代は半導体で飯を食った。この半導体も性質が異なる物質を張り合わせたような接合面がある。この接合面が半導体の色々な機能を生み出す。半導体は理論も実用性もピカイチ。半導体でノーベル賞を貰った学者もいる。今日のケータイやパソコンも半導体が無ければ想像さえできない。一方、接木は実用性が先行したスーパーローテク。人間がおいしい果物や有用な植物を増産するのに役立っている。接木理論があるのか定かではない。あるとすれば植物細胞生理学の範疇か。このハイテクとローテクの接合という共通性・アナロジーが自分の最大の興味事項。半導体の接合は原子レベルの現象だが接木の接合は細胞レベルの現象だろう。接木は人間が鋭利な刃物を使えるようになってから始まって、相当に古い技術らしい。一方半導体接合は人類が原子の流れを拡散装置で精密に制御できるようになって実用化した。刃物も拡散装置も人類の歴史では大きな発明。接木もプロ級になるには10年位かかるとの事だ。100%の失敗から100%に近い成功まで接木の技術レベルも様々。色々工夫して接木から苗をつくり収穫まで数年。接木はこういう気長な楽しみでもある。ともかく接木の実用性は、人類の歴史の中ではノーベル賞級の技術である事には変わりがないだろう。本日から今年度のノーベル賞の発表があると朝のNHKニュース。興味津々。

2011/10/2の天気

TAVE= 17.0
TMAX= 19.2
TMIN= 15.5
DIFF= 3.7
WMAX= 8.1
SUNS= 1.4
RAIN= 0

最低気温(℃)  15.5  07:04
最高気温(℃)  20.0  14:44

読みかじりの記:林住期 五木寛之 著 (2007年 株式会社 幻冬舎)

本書を一読して、最終章を除いてストント納得できるような読後感を味わった。最終章は「韓国からインドへの長い旅」というタイトルで、著者自身の自伝的な内容を含んでいるとおもう。この部分を理解した上で残りの章を読むべきかもしれない。人生の四住期という古代インドの考え方が何となく自分にもしっくりと馴染むように感じてきたのは、自分もそんな年齢に達したのではないかと思うからであった。インドという国は老大国である。人間の歴史で、何か探せばインドに無いことは無いのではと思うほどである。そのような風雪に耐えてきた生き方の一つが人生の四住期という考え方ではないかと思う。著者は人生百年という現実的な状況を目前に、林住期を積極的に捉えて解説してくれる。それも、著者の四住期の前半の体験を土台にしているので説得力がある。

ここで四住期とは学生期、家住期、林住期、遊行期である。ある期間を4つに分ける場合が意外に多い。一年を第一四半期云々と分けるのもその時系列に特徴があるためだろう。春夏秋冬もその例だろう。日本では人生を春夏秋冬に分けた方が心情に合うようだ。しかし、それでは余りにも即物的だ。やはり、人生いかに生きるべきかという観点からは人生の四住期という区切りがしっくりする。象徴的には、春夏秋冬は朝昼夕夜という区切りでもある。太陽が規則的に朝昇り夕に沈むという現象はエジプト文明の基礎にもなっている。一人の人間にとっては、その人生のサイクルをたった一回しか回せない。しかし、有史以来、何兆何京人以上の人間が、様々な人生を生きてきた。本書は、そんな人間の歴史の中で、林住期を多くの人間が迎えることができるようになった意義を読み解き、如何に生きるかを探求したものでもあろう。

著者は本書出版時に丁度、林住期と遊行期の移行期にあったのだろうか。遊行期の事はあまり詳しく語られていない。しかし、最終章の「歩きつづけるブッダの姿」を読むと、ブッダの学生期、家住期は短く、林住期は家を出て山林で苦行をした6~7年、残りの死ぬまでが遊行期に見える。著者の遊行期のイメージをもっと知りたいところだ。人生を機械的に区切っても仕方ないが、幾つかの段階に分けて、その区分相応の生き方をするというのが人生の四住期という考え方の極意ではないか。ともかく、段階が進むほどに、老いも進む。いま何を為すべきか、そんな目先の事を考えずに、人生の全てをあるがままに認識するのが第一歩だ。それが著者のいう「気づき」ではないか。後ろを振り返るのも前に進むためだ。その前に進むやりかたも、がむしゃら・無謀ではなく、今まで生きてきた方法を振り返り、再考し、取捨選択云々と年齢相応で良いのではなかというのが、自分の勝手な解釈である。やはり、林住期は自分の主人は自分だ、自己を取り戻せという忠言にも思える。

人生如何に生きるかという信条で、サミエル・ウルマンの「青春の詩」は有名である。事業に成功して老いて尚矍鑠の人がこの詩を好んで引用しているのに何か違和感を感じる事が有る。これは米国流の人生観を現しているのだろうか。米国は若い国だが、老人の立場はどうなのか。アンチエージングも老人の不安の裏返しではないのか。日本でもその風潮が顕著になった。日本は世界に先駆けて超高齢化社会が日々迫ってくる。このような社会に個人としてどのように立ち向かうのか。林住期も無く、仕事を追われたら、翌日から器を持って物乞いをしなければならない遊行期が来るようでは困る。林住期を死に至るまでの黄金の道にできるのなら結構だ。著者は死を考えない事はないと所々で述べている。これはブッダが考え抜いた人生最大の難問だ。「汝等は怠らず努めなさい」という言葉がブッダ臨終に際して残した最後の言葉との事だ。

「大般涅槃経;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%88%AC%E6%B6%85%E6%A7%83%E7%B5%8C;(最終更新 2011年9月27日 (火) 06:29)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「原始仏教経典の涅槃経:初期仏教中で、釈尊の最後の旅からはじまって、入滅に至る経過、荼毘(だび)と起塔について叙述する経典で、パーリ聖典『長部』に属する(マハー・パリニッバーナ・スッタンタ=大般涅槃経)。元来は『律蔵』中の仏伝の一部であったと考えられている。この中では、釈尊が、自分の死後は「法を依(よ)りどころとし、自らを依りどころとせよ」(自灯明・法灯明)といったこと、また「すべてのものはやがて滅びるものである。汝等は怠らず努めなさい」と諭したことなどが重要である。」とある。

林住期の位置付け・考え方も人様々。死に方も様々。高齢化社会が突然やって来ても困る。団塊の世代が人生問題日本に直面するのも間近い。そんな時に本書の一部を拾い読みするだけで色々示唆を
受けるのではないか。呼吸法もその一つであった。青年時代に呼吸法や座禅を試みた事もある。ともかく人生の前半を読み解く事により人生の後半が描けるのではないか。読書は楽しみでもあり、ワクチン・抗体でもある。免疫力が無いと人生後半を生き抜くのも大変だ。「思うにまかせぬ世に生きて」というのがあとがきに代えてての前の項。世は「思うにまかせぬ世」ではあっても生きる道はあるというのが著者のメッセージだ。若い人も対象にしている。若い人にも読んで貰いたい。若い人も老人も現代人は余りにも刹那的な人生観に捕らわれすぎていないか。人生をもっとマクロに捉えるための参考書にもなると思う。

2011年10月 2日 (日)

ざっそう句:木犀

2011/10/2
昨日は晴れ。日中はかなり暑く感じたがそれでも25℃以下。用事で外出。センサーライトが点灯しないので100円ショップで白熱電球を買う。節電のためワット数がかなり小さい物を選んだ。いざ、脚立に登って交換を始めたが、ネジが進まない。ちょっと油断した所で電球がコンクリートに落下してちりぢりに壊れてしまった。仕方ないので買い置きの電球を入れた。小さな失敗だが、その要因を分析すると、脚立の位置が悪い、左手で作業、薄暗いのに手許をよく見ていない云々と色々心当たりがある。更に忘れずに今日中にやろうという意識もあった。ようするに意識が先に立ったが、身体がついて行かなかった。不定期作業をする時は心の中で指さし確認せよと言ってきたが、その記憶がない。面倒だナー。脚立もこの辺で良いだろう。蚊が多いナー。と集中していなかった。湿度計とアルミの三角スケール(縮尺定規)もお買い得のような気がしてついつい買ってしまった。日常生活でも物理量を定量的に知りたい時に役立つ。直感、体感もかなり正確だがそれを数値化すると逆算も可能になる。人体センサーだ。仕事をして暑さが気になり発汗が始まるのは大体28℃程度云々。湿度計は無意識で感じているが定量的な感覚がない。気圧にも興味があるが安い気圧計は少ないようだ。

2011/10/1の天気

TAVE= 20.8
TMAX= 24.2
TMIN= 17.1
DIFF= 7.1
WMAX= 7.7
SUNS= 8.2
RAIN= 0

最低気温(℃)  17.0  23:12
最高気温(℃)  24.8  13:20

ざっそう句:木犀

■木犀に気付かぬ儘に鎌を研ぐ
■夕暮れて花も香りも流れ時
■そこはかと淑女の溜息花と香に

2011年10月 1日 (土)

ざっそう句:カマキリ

2011/10/1
昨日は曇り時々晴れ。屋外作業に好適な天気であった。S17区画除草。ジャングル区画は撤退。別の区画に移ったが仕事は同じ。こちらもほとんど蔓草除去。作物以上に育ったメヒシバ、アカザやアメリカセンダングサの上に蔓草が覆っている。作物、雑草、蔓草という三重構造が出来ている。こちらの区画はイシミカワとカナムグラが多い。カナムグラは開花中。イシミカワは既に紫色の実を付けている。これを掻き切り引きずり降ろすと実がポロポロと落ちる。また種まきを手伝っている。蔓草も取り付く雑草が無ければ地面を這っている。蔓草の生体も生存の知恵か。蔓草は進化の点では順序は遅いのか。ともかく他の種を踏み台にして生きて行くのだから人間と同じ点もある。人類という種が出現したのが200万年程度前との事で進化の歴史から言えば最も遅く生まれた部類だ。雑草の中から姿を現したスダチに幾つか実が付いていた。昨年たわわに実った温州ミカンは今年は数個しか実が付いていない。隔年結果だ。これも植物の知恵か。url=http://www.jfc.go.jp/a/information/technology/fruit/pdf/1314.pdf(樹冠上部摘果による温州ミカンの隔年結果防止と品質向上)によるとやはり、樹体全体のバランスが崩れるのが原因のようだ。

2011/9/30の天気

TAVE= 22.0
TMAX= 25.5
TMIN= 16.7
DIFF= 8.8
WMAX= 4.4
SUNS= 3.8
RAIN= 0

最低気温(℃)  16.4  05:51
最高気温(℃)  26.0  15:39

ざっそう句:カマキリ
Kamakiru_h_s

■目が合った孕みカマキリ身を隠す
■鎌を折る大きな腹に小さな眼
■人の眼とカマキリの眼のテレパシー

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  • 日経サイエンスのウェブページ
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    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)