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2011年10月31日 (月)

ざっそう句:刃物研ぎ

2011/10/31
昨日は曇り一時小雨。地面が濡れる程度で雨量に出ない。通路の安全対策をした。トタン屋根が通路の上で、丁度人間の額位の高さになってる所がある。何人かそこにぶつかっている。自分も数回ぶつかった。怪我をしなかったのが幸いだが、何よりも対策が必要だ。一箇所は、空き缶2個と、板を目の高さに吊した。もう一箇所は空きペットボトルを2本吊した。ともかく、額の部分は意外な盲点でよくぶつかる。空き缶やペットボトルを目の前にぶら下げるのは一種の通路妨害だ。無意識の内に避けたり、歩行スピードを下げる事を期待した対策だ。通行は少し不便になるが、安全性は少し向上するだろう。これも技術的には一種のトレードオフだ。道具整理のため、道具等をつるすフックを板壁に取り付けた。それから剪定ばさみとノコギリを研いだ。剪定ばさみは初めてネジを外して分解して研いだ。研ぎ方はホームセンターの製品付属の研ぎ方を参考にした。WEB上にも情報があった。切り刃の裏は湾曲しているのでここを平に研ぐと切れが悪くなるらしい。平らなナイフの面を切り刃の裏に重ねてみると隙間ができたので湾曲が確認できた。粗砥で錆とヤニを落としてから仕上砥で小刃を研ぐ。刃が曲線なので研ぎにくい。ともかく、研ぎ上げてから組み立てて、試し切りをした。切れ味はかなり向上。錆止めにエンジンオイルを塗布した。ノコギリは土中の根を切ったままで泥と錆が多い。前処理はスチールワイヤブラシで泥を落とし、粗砥で錆び落とし。軽く仕上げ砥で平面を滑らかにしてからヤスリで目立てをした。こちらは試し切りはせずに、オイルを塗っておいた。切れない刃物を使っていると疲れれたり、危険だったり、作業品質が下がったり、弊害が多い。プロ用の道具を手入れをしながら使うのがベストだろうが、安物でも上手に手入れをすると使い勝手が良くなる。

2011/10/30の天気

TAVE= 14.3
TMAX= 16.7
TMIN= 10.9
DIFF= 5.8
WMAX= 1.9
SUNS= 0.7
RAIN= 0

最低気温(℃)  9.8  02:38
最高気温(℃)  17.0  12:42

ざっそう句:刃物研ぎ

■酷使する指をかばって刃物研ぎ
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■剪定と鋏使いの奥深さ
■太古より鋏に代わる道具無し
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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)