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2012年2月11日 (土)

雑木の歌 東北の海よ:大震災から11ヶ月

2012/2/11(土)
昨日は晴れ。やや寒い日。朝方は定例の仕事。その後は宅内。台所の食卓の向きを南北から東西に変更した。台所がゴミ分別場のようになっている。世の中には夫婦別台所という贅沢な世帯もあるらしいが、我が家では台所の自分のテリトリーは食卓の片隅だけ。台所の整理整頓中に急に思い付いて鬼のいない間に洗濯。ともかく、整理整頓で改めて、猛烈にゴミをだす生活にどっぷり浸かっている事を実感した。三重、四重の包装も当たり前。包装にコストをかけるのは日本人の貧困なる価値観そのものを表しているようだ。その価値観は国会討論にも通用する。充実した中味を期待するのが最初から馬鹿みたいだ。ぶらりと高校時代の友人が来た。「朋遠方より来る有り、亦楽しからずや」という言葉を思い出した。しばし語るが話が確定申告に飛んでしまった。

2012/2/10(金)の天気

TAVE= 4.1
TMAX= 9.8 最高気温(℃)  10.8  14:19
TMIN= -0.8 最低気温(℃)  -1.1  00:03
DIFF= 10.6
WMAX= 4.1 最大瞬間風速(m/s) 
SUNS= 9.2
RAIN= 0

以下はAMEDASの福島県相馬2012/2/10(金)の天気

TAVE= -0.4
TMAX= 4.5 最高気温(℃)  4.8  13:09
TMIN= -4.3 最低気温(℃)  -4.8  00:37
DIFF= 8.8
WMAX= 6 最大瞬間風速(m/s)  9.3(北北東)  15:52
SUNS= 7.5
RAIN= 0

以下はAMEDASの福島県相馬2011/3/11(金)の天気

TAVE= *2.0
TMAX= 7.6
TMIN= -0.8
DIFF= 8.4
WMAX= 0
SUNS= 4.5
RAIN= 0

*は母数が合わず不適。AMEDASのデータ:0~14時まで。エクセルの機械的な計算結果。

本日で、東北地方太平洋沖地震から11ヶ月となる。AMEDASの福島県相馬2011/3/11(金)の天気を調べてみた。14時で5℃。日照時間は13時よりゼロ。15時以降のAMEDASデータは欠如している。

「東北地方太平洋沖地震(とうほくちほうたいへいようおきじしん)は、2011年(平成23年)3月11日14時46分[1]、日本の太平洋三陸沖を震源として発生した地震である。東日本大震災[9][10][11]を引き起こし、東北から関東にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらした。」ref/WIKIPEDIA/⇒:。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87

大地震発生時刻が14時46分。AMEDASのデータに地震の爪痕が残っていた。

毎日新聞は、「復興庁発足:平野復興相「復旧復興を早く進める先頭に」;url=http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120210k0000e010163000c.html(毎日新聞 2012年2月10日 11時54分(最終更新 2月10日 18時21分))」というタイトルで、「東日本大震災の復興政策を統括する復興庁が10日発足し、野田佳彦首相は同日午前の閣議後、平野達男復興担当相を初代復興相に任命した。 平野復興相は記者会見で「復旧復興をとにかく早く進める先頭に立っていきたい」と抱負を語った。 復興庁は250人体制で発足。」と報じた。

2012/2/10に復興庁が発足した。本庁は民間ビルに入るらしい。東北地方に復興庁を置くという案もあったようだが、結局東京都内になったようだ。
復興庁設置法http://law.e-gov.go.jp/announce/H23HO125.htmlによれば、「(復興庁の廃止)
第二十一条  復興庁は、別に法律で定めるところにより、平成三十三年三月三十一日までに廃止するものとする。 」とあり、廃止時期を定めた時限立法である。同法第三条を見ると「東日本大震災(平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う原子力発電所の事故による災害をいう。以下同じ。)」と規定している。「原子力発電所の事故」を東日本大震災に含めてしまうのは味噌クソを同じに扱うようで不潔?に感じる。「原子力発電所の事故」には人災の部分が大きかったのではないか。

ともかく、遅蒔きながら復興庁が発足し、今は脚光を浴びているが、数年後には、各官庁を仕切れなくなり、閑古鳥が鳴かない事を願うばかりだ。

雑木の歌 東北の海よ:大震災から11ヶ月

○食卓の 薬缶が落ちた 大震災 本震余震 家を飛び出す
○水たまり 水が跳ねたと 祖母に聞く 死者十万の 関東大震災
○大津波 家も樹木も 飲み込んだ 音が聞こえぬ 不気味な力
○福一の 原発事故は 大人災 あの一撃で 原発止まるも
○キーンさん ダライラマさん 東北へ 裸足の医者に 姿重なる
○想定外 直ちに云々 連発し 尻まくりして 逃げ打つ御仁
○地震火事 逃げるが 勝ちだ 政治家逃げて 国は負けゆく
○会議にて 記録残さぬ 輩達 腹が透けてる 密室談合
○放射能 知って配らぬ ヨウ素剤 ゆっくり殺す 官の非常さ
○あの日から もう十一ヶ月 ただ無念 今こそ笑え 東北の海

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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