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2012年5月12日 (土)

愛しきもの 道具達(果樹を楽しむ):やっとみつけた便利な百均スポイト

2012/5/12(土)
昨日は晴れ。朝方は定例の仕事。その前に、作物に灌水し、小菊を植える。昼間から用事外出。ぶらりと立ち寄ったDIY店(ホームセンター)に生姜の苗が値引き価格で列んでいた。冬場の体調管理に生姜湯でも飲もうかと一袋購入した。身体を鍛える事、頭脳を鍛える事は便利な物を持つよりも立派な財産なのだ。現代人は、余りにも他人やお金で買える便利な物に頼り切った生活に浸かりきってしまっている。それが昨年の3.11東北地方三大災害で現実となった。丈夫な身体、明晰な頭脳、合理的・自然に従う知情意が備わっていれば、今日ほどの混迷からは、早々に抜け出すことが出来たのではないか。圃場に出たとき、デジカメが無い、剪定鋏が無いと探し回った事があった。実は身体に付けておく場所を変えていて、それに気付かなかったのだ。ボケが忍び寄ってきたか。昨日は昨年の3.11東北地方三大災害から数えて14ヶ月目である。自分も新聞も既に関心が別の方に移り、うっかり忘れかけていた。本当に大切な記憶は頭の中にたたき込んで常に再生をすることで保持できる。

2012/5/11(金)の天気

TAVE= 14.8
TMAX= 18.9 最高気温(℃)  19.4  12:52
TMIN= 11.1 最低気温(℃)  10.9  04:17
DIFF= 7.8
WMAX= 8.2 最大瞬間風速(m/s)  15.3(北西)  16:41
SUNS= 11
RAIN= 0

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愛しきもの 道具達(果樹を楽しむ):やっとみつけた便利な百均スポイト

少量の液体を小ビンから吸い上げるのにスポイトが便利だ。そのスポイトも、果樹等の小さな穴に液体を注入するのに太すぎる。もっと細い物はないかとずっと探していた。百均店を巡るのは、何か農作業用の小道具に使える物はないかと探す楽しみがある。たまたま、見つけたのが、蜂鳥のくちばしのように長い吸い口を持つスポイトだ。こういう小道具がDIY店に無いのが不思議だ。DIY店が独自に商品開発しても、このような小物までは及ばないだろう。その点、百均店の商品開発・企画魂には脱帽するところありだ。精油や化粧品の調合等に使うらしい。女性が、お仕着せの商品を使うのではなく、自分の好みの品を作るのは、個性重視の点からも、大いに結構ではないか。自分の作った物で、自分のセンスを高めるのはやりがいのあるたしなみではないか。この百均スポイトが品切れにならないように、日本中の女性はどんどんこれを使ってもらいたい。これを企画したのは若い女性かな。

百均店で取り扱う商品の数の多さには戸惑う事もある。そのレイアウトが時々変わるのだから更に困る。こういう多数の小物商品を顧客が買うのは、その場でこれは便利そうだと感じるのも購買動機の一つだろう。商品レイアウトの変更は探す楽しみと共に探す苦しみを与える。最近ダイソーの商品は全部百均でない店もある。一方、全部百均と表示しているダイソー店もあるのに気付いた。柔軟な店舗戦略があるのだろうか。ダイソーのホームページ(url=http://www.daiso-sangyo.co.jp/company/products/index.html)にその商品数等が掲載されていた。「ダイソーは、全国2,570店舗、海外25カ国、564店舗を展開中。さらに、毎月10~15店舗の新規出店をしています。~ダイソーで取り扱いの商品は約70,000種類。毎月500~600種類の新商品が開発され、店頭に並んでいます。」たかが百円と侮れない。日本の百円が1000円に相当する国もあるだろう。そんなことを考えつつコンビニ雑貨店を巡っている。

Spoito_at105shop

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追記(2014/7/25):本記事が初めてランキング10位に入った。最近、流通業界のコンビニ化が急速に進んでいるように感じる。ともかく売れる物は何でも売ろうと、従来の枠を超えた商品を品揃えに加えつつある店が増えたようだ。コンビニ屋兼雑貨屋兼中古屋兼等々とこの流れは止まりそうにない。家電量販店で駄菓子や雑貨やDIY品を扱う。本も扱う。新本店が古書も扱う。結局物が有り余っている。生活用品は値段より使いたい時に使える便利さが第一だ。店舗や販売体制の中で利益・売り上げを最大にするという作戦が当たり前になってきたのかもしれない。かみさんからいつも叱られるのが百均店で余り使わない物を買う事。そう言いながら、亭主が買ってきた小物をちゃっかり使っている。百均店で、面白いのが、農作業用に使えそうな道具が結構ある。何か農作業に使える道具はないかと探すのも楽しい。本記事の、スポイトもイチジクの木に穴を開けているカミキリムシの幼虫を駆除するため、農薬を注入するつもりで購入した。どこかに紛れ込みまだ使っていない。かみさんが正しい!?物がいつでもどこでも化してきた。これじゃ安物を買う以外に無い。
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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)