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2012年6月24日 (日)

技術 回顧と展望:赤紙をもらって量産ラインに直行した頃

2012年6月24日日曜日
昨日は晴れ。草むしりと苗の植付。草むしり⇒整地⇒植付⇒灌水という手順。モロヘイヤと丹波黒大粒大豆。後者の種袋に記載された発芽率は80%以上。実際は63%+アルファ。発芽したが苗に不適な種子を入れると大体80%の発芽率。種袋には2~3粒播くと記載されているが、直播きの時は2粒播きだと両方発芽しないで欠株のリスクもありそうだ。3粒播きだと安心かもしれない。@10円/粒だとポット播きで良かったのだろう。今年は作物は、圃場を小さな区画に区切って作っている。セル方式と言えるだろう。

2012年6月23日の天気

TAVE= 23.2
TMAX= 27.8 最高気温(℃) 28.4 13:06
TMIN= 17.7 最低気温(℃) 17.4 03:51
DIFF= 10.1
WMAX= 4.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.0(東南東) 14:05
SUNS= 10.2
RAIN= 0

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技術 回顧と展望:赤紙をもらって量産ラインに直行した頃

昔は、家電製品の製造も、バッチ処理からコンベアを使った流れ作業に変わった。この流れ作業方式は、一種の直列型。どこかに異常が生じるとラインが止まり、大きな損害が生じた。製造部長が発行する工程異常の書類・いわゆる赤紙を持って工場に飛んだり、顧客に呼び出されて、一緒に対策を相談した事を思い出す。技術屋としては、ラインストップに責任を感じる事例もあったが、俺は製造技術屋じゃないと思うこともあった。製造現場のルーチンワークは現場の技術者に任せるようになって、製造現場は遠くなっていった。

その後、一人の作業者がいくつかの仕事をこなすマルチタスク・多能工の屋台方式もパソコン製造などに導入されたようだ。見方によれば、これは一種の並列型だろう。電子部品を自動的に基盤に装着するチップマウンターという装置も開発された。これで、かなりの組立の高速化等の合理化が達成できただろう。しかし、そのような装置は高価である。中国へ行って、組立の現場を見た人から聞いた話では、相当大きな基盤も手作業で部品を実装していたとの事だった。チップマウンターよりマンパワーの方が安かったのだろう。ともかく、セル方式は、集積回路のレイアウトにもそういう方式があった。システムに使う部品はあらかじめセルに入れて置き、仕様変更はAl配線等の作業が容易な工程で行い、リードタイムの短縮等のメリットがあった。

圃場をセル方式にすると、作業のほとんどがそのセルの周辺で出きるので、移動だけでも楽になり、老人向きだなと思っている昨今だ。

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キュウリネットの台風4号の被害と修復。

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)