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2012年8月28日 (火)

日々農天気(農園の風景):中国みやげの豆に蕾か?

2012年8月28日火曜日
昨日は晴れ。ざっそう句:人送る 真澄の空に 赤トンボ。最高気温(℃) 36.6 15:06 。猛暑日が続く。朝は透き通るような晴天。空を見上げると赤トンボが飛んでいた。朝飯前に灌水と草退治。タアサイの種まき。とりあえず、雑草を片づけたスペースに実験的に少しだけ蒔いた。冬野菜なので徒長しないタイミングで蒔く事と注意書きがある。午後葬儀。帰路遠方の空に積乱雲が見えたが雨とは無縁。

2012年8月27日の天気(AMEDAS)

TAVE= 29.7
TMAX= 35.6 最高気温(℃) 36.6 15:06 
TMIN= 24.4 最低気温(℃) 24.2 05:22 
DIFF= 11.2
WMAX= 4.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.3(南東) 17:55 
SUNS= 12.1
RAIN= 0

Q
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日々農天気(農園の風景):中国みやげの豆に蕾か?

竹の支柱に上らせた中国みやげの豆の木は、何度かすべり落ちたりしたが、そのつどはい上がったり、側枝を出したりと元気良く育っている。下方で横に伸びた枝は、作物の障害にになるので剪定した。側枝は茎と葉の間から出てくる。なぜか、その部分には蟻が集まっている。細胞分裂が最も盛んに行われている部分で、そこから蜜でも分泌するのか。先日、覗いたら、側枝ではなく、蕾らしいものが出ていた。側枝を出している場合は、まだ成長するという合図だろう。蕾を出すという事は生長から、生殖への機能転換で、植物としては、新しい段階に進む。

「フロリゲン。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%83%B3。(最終更新 2012年5月31日 (木) 05:13 )」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「フロリゲン(florigen)とは植物において花芽形成を誘導するシグナル物質として提唱された植物ホルモン(様物質)である。別名花成ホルモン(かせいホルモン)ともいわれる。1936年に提唱されてから2007年に至るまで約70年間その存在が確認されていなかったことから幻の植物ホルモンともいわれていた[1]。~ 花芽形成機構 [編集] FT(FLOWERING LOCUS T)遺伝子とは1999年に京都大学の荒木らによってシロイヌナズナで発見された遺伝子であり[5]、フロリゲンの候補として最も有力であった。2005年にはFT遺伝子と相互作用するFD(FLOWERING LOCUS D)遺伝子が新たに京都大学の荒木らによって発見され[6]、FT遺伝子が花芽形成において重要な役割を示すことが確認された。 これまでの研究結果によると、花成のメカニズムは以下の通りである。~したがって、フロリゲンの伝達と花芽形成の誘導は、植物の昼/夜の認識と植物の体内時計に依存している[10]。」とある。

なぜ、蕾ができて花が咲くのかという疑問は、ようやくバイテクの進歩で解明されてきた。疑問は、単純なほど基本的で、それを解明すれば、ノーベル賞級の発見・発明にも通じる。どうも、そういう疑問を出すのを遠慮してしまうのが、日本人の美徳のように思われているがどうだろうか。夏休みの期間は地域の事情により決まっているようだ(http://www.kirei40.info/archives/cat_4/post_155/)。この時期、NHKの子供科学相談を聞くのも楽しい。気になるのは、回答者が質問者に、分かったかネとしきりに、自分の回答への反応を求めている事だ。これじゃあ、まともに「分かりません」と言えなくなるのではないか。疑問を出して、質問する事から科学への関心が芽生える。そこで、分かったつもりにさせただけでは、科学への関心の芽は育たないのではないか。分からない者にも、本当のバカから将来の天才までいるのだ。子供達よ、本当の極限的な質問は「分からない」という回答が正解だ。自信を持って分からないと言え。先生をうんと困らせよ。
Cyuugok_mame_tubomi_20120820

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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)