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2012年10月16日 (火)

環境雑録(老人の寝言):たかがレジ袋されどレジ袋

2012年10月16日火曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 26.8 14:11 。最低気温(℃) 12.1 05:04 。夏日になった。最高気温と最低気温の差が14.7℃と大きい。体調管理が必要だ。ざっそう句:三重に 食わせぬ工夫 クリを食う。苗の灌水。宅内の整理。当面必要がないものを物置に移動。何もない空間は貴重だ。しかし、その空間を狙ってモノが進入してくる。「自然は真空を嫌う」と言ったのはアリストテレスだとか。畑や花壇の空きスペースがあると雑草が進入する。雑草から見れば天国なのかもしれない。ともかく、作業に必要な空間と作業に必要なモノは確保しておく必要がある。秋の味覚のクリを今年初めて食べた。ゆでたのをもらった。我が家のクリは誰が拾うのか。

2012年10月15日の天気(AMEDAS)

TAVE= 19.2
TMAX= 26.6 最高気温(℃) 26.8 14:11
TMIN= 12.1 最低気温(℃) 12.1 05:04
DIFF= 14.5
WMAX= 3.9 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 9.0(北西) 14:13
SUNS= 10.3
RAIN= 0

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環境雑録(老人の寝言):たかがレジ袋されどレジ袋

最近、買い物をして店側のレジ袋の対応に違いがあるのに気付いた。外出ついでの一~二点の買い物では、レジ袋も不要なので、レジ袋は要りませんと言うと1円値引きしてくれる店があった。別の店では、マイバッグはありますかと聞く。無いと答えるとレジ袋は2円ですという。当然、レジ袋がタダという事はないだろうが、レジ袋のコストをどのように位置付けるか店のポリシーの差が出ているようだ。「2円です」と言われるとテープを貼って下さいと頼む。この場合は、手間はかかるが、まだレジ袋代金を請求された事はない。何個までテープを貼ってくれるか。レジが混むとき意地悪爺がと憎まれるかもしれないが、社会実験をしてみたい気持ちもある。マイバック云々という動きもあるが、万引き防止のため店内で大きなバッグを持ち歩く場合はバッグの中を改めさせてもらいますという表示も見た事がある。レジ袋が多用されるのは価格の安い日用品が多いが、客だけでなく店側の都合もあるわけで、扱いを統一するのは難しそうだ。

環境省によると、「レジ袋は1年間に約300億枚(1人1日約1枚)がごみになっています。」との事だが、一概にレジ袋を悪人には出来ないのではないか。レジ袋を有料化したら、使用枚数が減少するのかも疑問だ。レジ袋を有料化したら、当然レジ袋も商品となるわけだ。商品とレジ袋の抱き合わせ販売はまさに独禁法違反の部類。優越的地位の濫用にはならないか。消費者はレジ袋を買わない権利を持つ。しかし、モノの販売を社会的な使命としている業者は売らない権利は持っていないだろう。店は丁寧にも、精算済みのレジ袋の口をテープでふさぐ。レジ袋の再利用をする時、袋の耳が切れて非常に使いにくくなる。それよりもそういう対応は、買い手が疑われたり、信用されていないようで不愉快になる。マイバッグを持って、店のハシゴをするにも度胸が要る。マイバックを用意するにはレジ袋以上の費用がかかる。なぜマイバックかと考えるとこれにも疑問がある。買い手不信がある限り、たかがレジ袋されどレジ袋という状態が続くのではないか。その点、レジ袋のリユースは納得できる現実的な解決法の一つかもしれない。安くてかさばらないので、一枚程度ならポケットに入りそうだ。他店のレジ袋を堂々と使ってみたくなる。

かつて、レジ袋を苗の霜よけに使った事がある。密閉性が良いので内部が結露して苗を傷める結果になって失敗だった。長靴を履くとき、靴下の上にレジ袋を履いた事がある。かみさんのマネだが、場合によって使い心地が良くなる。レジ袋をプラごみの一時保管に使うと一杯になったらレジ袋ごと指定袋に入れられるのに便利だ。レジ袋を敷いたポットに土を入れて植物の栽培するとポットの防水対策となりポットを建物の床に置いても安心して水遣りができる。余り耐久性が良くないので冬場をしのぐため一冬屋内栽培する程度なら問題ない。願わくば、レジ袋の素材を工夫して、屋外で自然分解するようにしてもらいたい所だ。同様に、資源回収で雑紙の回収があまり進まず、可燃ごみとして出されてしまう。現役時代、環境マネージメントの仕事をした事があるが、その時、雑紙で出せる紙の大きさの目安があったと記憶している。WEB情報では名刺大というのがあった。要するに、小さすぎて散乱しなければ良いのだから、雑紙回収に積極的にレジ袋を使わせたらどうか。当然、レジ袋を分離する工程は必要だが、可燃ごみは確実に削減でき、レジ袋も資源として回収できる筈だ。多分、レジ袋を色々便利に使っている例が多いと思う。たかがレジ袋されどレジ袋。

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)