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2013年5月15日 (水)

田舎老人徒然草:正観寺の六地蔵と異形な物体像(こりゃ何だ)

2013年5月14日火曜日
昨日は晴れ。最高気温(℃) 30.8 15:29。真夏日となった。ざっそう句: 三日月や 眼筋絞りゃ 尚細い。雑菜の穂を乾燥。圃場整理。高温になった昼間は昼寝。寝過ごした。夕方から暗くなるまで頑張って草掻き。灌水。西の空に三日月が見えた。眼疾のデパートみたいだが、眼筋に力を入れると三日月形が見えてきた。人生と一日の黄昏を同時に見るようで味わい深い夕暮れだ。

2013年5月14日の天気(AMEDAS)

TAVE= 22.7
TMAX= 30.4 最高気温(℃) 30.8 15:29
TMIN= 14.2 最低気温(℃) 13.7 05:24
DIFF= 16.2
WMAX= 4.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.6(東南東) 20:51
SUNS= 10.6
RAIN= 0

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田舎老人徒然草:正観寺の六地蔵と異形な物体像(こりゃ何だ)

先日用事で出かけた帰りに、正観寺を拝観した。地域の寺だが、なかなか行く機会がないので、出かけたついでに立ち寄るハッピーコール【happy call】(http://kotobank.jp/word/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB)がおすすめだ。「ハッピーコール」はビジネス手法のようだが、それに限定する必要もない。ともかく、ぶらりと訪問してみると思いがけない幸運が待っている場合がある。

正観寺は天台宗の比較的小さな寺であるが、門前には「義経馬殿塚」という物があった。境内には、六地蔵や七福神等の石像が並んでいた。小さな寺で、檀家も少ないと、檀家の負担も大きくなる。当世風に、うまく宣伝して檀家以外に顧客を増やせば副業も成り立つ。そんな例を故人となった知人が話すのを聞いた事がある。

お地蔵様の像には、寺だけではなく、墓地などでも出合うので、お馴染みだ。六地蔵像は六体を並べるので、資力が必要だ。結局、お寺の境内等に並ぶ事になる。

「地蔵菩薩(六地蔵)。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%94%B5%E8%8F%A9%E8%96%A9#.E5.85.AD.E5.9C.B0.E8.94.B5。(最終更新 2013年3月11日 (月) 14:09 )」『ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に、「六地蔵 [編集] :日本では、地蔵菩薩の像を6体並べて祀った六地蔵像が各地で見られる。これは、仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものである。六地蔵の個々の名称については一定していない。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に檀陀(だんだ)地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋障(じょがいしょう)地蔵、日光地蔵と称する場合と、それぞれを金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢地蔵、放光王地蔵、預天賀地蔵と称する場合が多いが、文献によっては以上のいずれとも異なる名称を挙げている物もある。像容は合掌のほか、蓮華、錫杖、香炉、幢、数珠、宝珠などを持物とするが、持物と呼称は必ずしも統一されていない。」とある。

六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)が、勧善懲悪の思想に類似するのは興味がある。輪廻を自分が回らされる旅先の世界とすると、もともと行きたくない仮想の世界を設定しているので、現世が一番、輪廻は怖いという事になる。物質レベルで考えると、あらゆる生物が輪廻を繰り返しているのは科学的にも正しいように感じる。

この世の楽しさを満喫して輪廻の悪しき世界に行かないようにするには、健康第一以外にない。ともかく、六地蔵は、想像の世界だが、現実の世界にも現れる相を現している。そこで、六地蔵を拝観する時も、その相を見るのが良さそうだ。その象徴になっているのが、像容と持ち物という事だろう。

今回、六地蔵の画像から、手から上の上半身部分を並べてみた。あの、赤い帽子とお掛けが何となく現実味を誘うのであるが、それに目を奪われると像容と持ち物を見失ってしまう。ともかく、石像もじっくり見ることにより味わいが出てくるのではないか。ところで、石像はどういう人が刻んでいるのか。もう少し個性豊かでも良いような気がする。

個性豊かな、こりゃ何だというような像が、境内にあった。この石像は、地面にごろりと転がっていて、立てているより寝ころんでいるように見える。形が謎なら、なぜ、そこに、そのような状態であるのかも謎だ。大抵、「像」と言えば人形(ひとがた)だとおもうが、どう見ても人には見えない。待てよ、人間も輪廻の末には、こんな姿にならぬとも限らない。何に見えるかは見る人の想像に任せよう。今度行ったら、賽銭でもあげようか。
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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)