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2013年12月21日 (土)

老人の寝言:電気代節約にオカルトIH炊飯器がおすすめか?

2013年12月21日(土)
昨日は昼過ぎまで雨後曇り。最低気温(℃) 1.8 24:00。ざっそう句:初釜や 玄米炊いて 試運転。部屋の整理。午後葬儀。夕方例年の野暮用が全て終了。丁度、発売後10年程度過ぎたジャー炊飯器が故障した。メーカーに修理の問い合わせをしたら部品が無いので修理できないとの事。しばらく、飯抜きの生活をした。でも、飯を食わなきゃ力が出ないと感じるのが日本人ではないか。昔は貧乏人は麦を食えと言った先覚者がいたが、今じゃ麦ご飯も贅沢。TPP戦争で日本が負ければ、貧乏人は外米を食えというお達しが下るのか。

2013年12月20日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.1 NO DATA
TMAX= 6.9 最高気温(℃) 7.3 11:28
TMIN= 1.8 最低気温(℃) 1.8 24:00
DIFF= 5.1
WMAX= 7.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.8(北西) 12:50
SUNS= 0 NO DATA
RAIN= 9.5 NO DATA

Q
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老人の寝言:電気代節約にオカルトIH炊飯器がおすすめか?

理科の授業で電気のオームの法則を習うのが中学生前後。I=V/Rで電圧と抵抗値が決まれば電流が決まる。この数式は実に応用範囲が広い。会社生活でも大いに役立った。電力はW=IXV=V*V/R。電気が仕事をした結果熱が発生する。電気炊飯器もこの原理から逃れられない。それジャー、マイコン炊飯器とIH炊飯器の違いは何か。釜の中のお湯で米が加熱される点では全く同じで方式上の差が無い。湯を使わずに飯を炊ければ画期的な発明になるだろう。

電気店で、マイコン炊飯器とIH炊飯器のメリットとデメリットを聞いたり、カタログを見たりしたがさっぱり分からない。日常最も良く使う電気製品なのだから、商品選びでは失敗したくない。電気代は先々上昇を想定すべきだろう。物事を比較するには数値による比較が客観的で分かりやすい。電気料金もワット数X時間で規定される。炊飯時のW数は表示されているが、炊飯時間が表示されていない。

マイコン炊飯器という分類も単に差別化のためらしく、現在のIH炊飯器もマイコンを搭載している。IH炊飯器という分類も差別化が目的のようだ。同じ炊飯量で比較すると、IH炊飯器とマイコン炊飯器ではIH炊飯器の方が電力が大きく、価格も高い傾向があった。展示品の前に表示されている年間消費電力と電気料金もある仮定の条件で計算しただけの値のようだ。

ともかく、IH炊飯器では、商用交流電圧を整流して直流を作り、その直流電圧から高周波電圧へ変換しているようだ。IH炊飯器が広く普及した要因としては、高周波・高電圧・大電流・低電力損失である半導体デバイスのIGBTの量産が寄与したようだ。東芝のホームページ「IHジャー炊飯器」にその用例を示した記事がある(http://www.semicon.toshiba.co.jp/application/homeappliance/ricecooker/index.html)。

「パナソニックIH 調理器の開発(一橋大学:pubs.iir.hit-u.ac.jp/admin/ja/pdfs/file/1175)。(工藤秀雄、延岡健太郎著)」に、「半導体産業の技術革新により、IH 調理器の重要装置である高周波インバータを小型化・低コスト化しうる半導体素子が現われたことである。新たな半導体素子はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタといわれ1983 年に米ゼネラル・エレクトリック社により開発された。国内ではその翌年に東芝が開発に成功する9。IH を差別化の要因にしたいパナソニック事業部は新商品にIGBT を活用することを求める。そこでパナソニックは、東芝との共同開発によりIGBT を調達する10。」とある。

疑問に思ったのが、3合炊き等の小容量の電気炊飯器にはIH型が少ない事だ。コスト、効率が問題なのか。変換器は必要悪のようで、変換にコストや損失が伴うのは避け難いのだ。

WIKIPEDIA「炊飯器。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8A%E9%A3%AF%E5%99%A8)」

WIKIPEDIA「電磁調理器。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E8%AA%BF%E7%90%86%E5%99%A8)」

WIKIPEDIA「誘導加熱。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%98%E5%B0%8E%E5%8A%A0%E7%86%B1)」

Googleでキーワード「オール電化 問題点」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%9B%BB%E5%8C%96%E3%80%80%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%82%B9)。

Googleでキーワード「太陽熱炊飯ORソーラークッカー」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E5%A4%AA%E9%99%BD%E7%86%B1%E7%82%8A%E9%A3%AFOR%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC)。

いざ、マイコン炊飯器かIH炊飯器かを選択しようとした時、客観的な比較が出来ないのには当惑した。マイコン炊飯器は最低価格帯。高額商品は、それこそ購入をそそるキャッチフレーズの花盛り。結局、自分で何種類も炊飯器を買って比較する事ができない消費者の盲点を突いたキャッチフレーズのように感じた。旧型だが現在まで生き残っているマイコン炊飯器も存在価値があるだろうとマイコン炊飯器を買った。

購入後、「一般財団法人省エネルギーセンター」ホームページで以下の資料に出合った。総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会電気炊飯器判断基準小委員会最終取りまとめ(http://www.eccj.or.jp/toprunner/cooker/cooker.pdf)。この資料に掲載されているデータから見ると、「IH炊飯器以外(マイコン炊飯器)」の方が若干電力量が少ないようだ。

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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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