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2014年9月12日 (金)

東北の海よ:がんばれ! ふくしま:福島原発の「放射能」と「被害」を忘れるな

2014年9月12日(金)
昨日は曇り一時晴れ。最高気温(℃) 26.1 15:00。最低気温(℃) 19.5 24:00。ざっそう句:ベニアズマ 試し堀りでも アバタ面。夏草で畑はジャングル並み。刈払機を出動して背丈の高い草を刈り、サツマ区画まで通路を確保。ベニアズマ数株を試し掘りしたが、芋は太らず、根だけの株もある始末。苗の品質不良・植え付けの不注意、除草の手抜き等々で悲惨な結果。少し早く掘ったが、できた芋の器量は相変わらず良くなくあばた面。センチュウ被害もあるようだ。早く掘れば外観は綺麗だろうと思ったがベニアズマは今年も期待薄だ。それでも、夕食にサツマイモ汁が出た。他は農林五号と太白だったか。こちらの試し掘りはもう少し先にしよう。朝、郵便局で印刷物郵送。田圃の様子を見ながら帰った。ほとんどの稲の穂が出ている。群馬県ホームページ「主要農作物作況調査報告(http://www.pref.gunma.jp/06/f0900016.html)」によると、8月15日の第二回調査までは水稲の生育状況は順調の様だが、それ以後の天候の影響が心配だ。コウロギの鳴き声は聞こえたが、セミの鳴き声は聞こえなかった。TPP交渉は真相がさっぱり分からない。TPPという舞台が自国の交渉努力を国内向けにPRする最適なツールになっているように見える。という事はいつになってもTPP交渉は結局まとまらないという事かもしれない。今月に北朝鮮と拉致問題の動きが出るのか。人道的支援で米を送るような場面があるのか。ともかく、米が国際政治取引の道具にされては稲作農家の気持ちは収まらないのではないか。

2014年9月11日の天気(AMEDAS)

TAVE= 22.3 NO DATA
TMAX= 26 最高気温(℃) 26.1 15:00
TMIN= 19.5 最低気温(℃) 19.5 24:00
DIFF= 6.5
WMAX= 2.1 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.2(南東) 21:28
SUNS= 1.6 NO DATA
RAIN= 0

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東北の海よ:がんばれ! ふくしま:福島原発の「放射能」と「被害」を忘れるな

東日本大震災、福島原発事故から三年半が過ぎた。この期間は日数で1280日。人生の中で最も大きな衝撃だと思ったが、少しずつ記憶から遠ざかっているのが実情だ。

思いつくままに、Google検索で、幾つかのキーワードのヒット件数の推移を調べてきた。このヒット件数が具体的に何を表すか自分にも確信が持てない。しかし、Googleという巨大企業の収益の源泉がGoogleの検索エンジンがはじき出す検索結果にあるのも事実だろう。

東日本大震災では生命・生活の基本となるインフラが大きな被害を受けて、このインフラに関するキーワードのヒット件数が急増した。Googleはあるキーワードの時系列を表示させるトレンド情報を提供している。

Iob_googlehitandtrends_fnp_ra_dg201

左からヒット件数、GoogleTRENDの福島原発放射能、同被害の順。

インフラの復旧・整備はかなり進んでいるようでニュースで報じられる件数は激減しているようだ。一方、福島原発事故の「放射能」や「被害」には、拡散した放射性物質の放射能半減期と関係し、複雑で長期的な問題が内在している。

「福島原発 放射能」、「福島原発 被害」と言うキーワードは事故発生直後は数千万件程の多さであったが、最近では100万件弱程になっている。大雑把に1/10程度の減少している。グラフでは目盛りを対数目盛にしている。事故が起きなければ、この組み合わせのキーワードのヒット件数も極少ないものと推測することが出来るだろう。事故後は、決して無視できる件数にはならないと思う。

Googleトレンドでは、事故発生時の最大値を相対化して100にしているようだ。そのトレンドグラフによると、「福島原発 放射能」も「福島原発 被害」も、減衰の早さでは同じ傾向を示すが、「福島原発 被害」の方が、減衰の余波が長引いているのが読み取れる。

問題は、Googleの検索エンジンが、情報の更新をどの程度正確に把握しているかである。WEB上の、「福島原発 放射能」や「福島原発 被害」というキーワードがこの3年半のピークから1/10程度に減少しているのが正しいのか、それともGoogleの都合も関係しているのか何とも予想がつかない。ともかく、これらの情報がかなり急速に一般人の記憶から遠ざかっているのは確かではないかと思う。

「福島原発 放射能」も「福島原発 被害」も身近にその被害を受けたり脅威を感じている人々からは、決して忘れ去る事はできないだろう。しかし、世論や一般人の関心が薄れると、事態がどう進んで行くのか予想もつかなくなる。歴史の悪い側面に沿って事態が進んでしまう心配もある。福島原発事故は人災であった事を再認識し、歴史の歯車の逆回転を阻止しなければ同じ事故が繰り返されるのではないか。そろそろ、記憶の希薄化を狙って色々な悪霊どもも復活しそうだ。その悪霊どもはアマ~イ言葉をささやき美味しいもので誘惑するのだから始末が悪い。

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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)