日々農天気:害虫によるササゲの食害
2014年11月5日(水)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 19.1 14:56。最低気温(℃) 7.7 04:56。ざっそう句:こりゃうまい 俺の枝豆 妻ほめる。丹波の黒豆の収穫法をWEB調査。一面に広がっている葉を鎌で切り落とした。黒豆の需要時期が正月用の煮豆。そこで、収穫を早めるため、葉詰みをして莢に日光を当てるらしい。風通しも良くなり種子の自然乾燥が早まるらしい。我が家の黒豆は葉がわずかに黄変を始めたところ。葉の光合成も減速してゆくので葉を落としても実の充実には影響が少ないと判断した。この時期に虫が葉を食べてくれれば有り難いと思うが。落葉を始める頃になると葉に含まれる栄養成分は少なくなり、虫も葉を食べなくなるのだろう。そこで鎌で葉を叩ききり。鎌で叩くようにして葉を落とす。比較のため葉を落とさない部分を残した。種子の色は緑から黒へ変わる途中で薄い紫色。一株引き抜いて莢の数と粒数を調べた。100粒程度はありそう。良品はその7~8割程度か。午後は一輪車に道具を積んで田圃へ芋掘りに。今年は、乾燥もなく里芋に適した天候だったので豊作になった。肥料が少ないので小芋は多いが、小ぶりだ。貧乏人の子沢山を思い出す。試しに、田圃にも黒豆を蒔いた。こちらも草丈が低く、莢の数も少ないが実を付けていた。無肥料に近いがわずかながら収穫ができそうだ。昔、田圃の畦に、小豆や大豆を蒔いていた。老人のアルバイト程度だったろうが、生活の足しになったのだろう。まだ本格的に霜が降らず茎が腐っていないのでな、里芋の茎もいもがら用に収穫した。一株の黒豆で三粒の莢はたった一個。ほとんどの莢は一粒か二粒入り。まだ完熟前で、実を生食できた。今回は茹でてたべたが、意外にうまかった。実の完熟に向けて、株全体の栄養成分が実に集まって来るからうまいのだろう。うまい理由を考えたが、俺の腕が上がった訳でもなさそうだ。枝豆シーズンに食べ損ねただけかも知れない。
2014年11月4日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 12.7 | NO DATA |
TMAX= | 19 | 最高気温(℃) 19.1 14:56 |
TMIN= | 8 | 最低気温(℃) 7.7 04:56 |
DIFF= | 11 | |
WMAX= | 5.1 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 10.1(北北西) 12:15 |
SUNS= | 10.1 | NO DATA |
RAIN= | 0 |
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日々農天気:害虫によるササゲの食害
ササゲのさやをむいて脱粒している時に、莢の内部にシンクイムシのような虫がいた。当然糞もある。莢に穴があるので、そこから侵入したと思われる。
口器と頭部は固そうに見えるが、それから尾部までは柔らかい。動き出すと結構敏捷である。これは、毛虫やイモムシと共通するようだ。トウモロコシに入ったシンクイムシと同じ種類か判然としないが、色と形は似ている。
「日々農天気:トウモロコシの茎を食い倒したシンクイムシ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/07/post-2949.html)。(2013年7月26日 (金))」
これからサナギになって、羽化し飛び立つのか。莢に潜り込んだ部分の被害が大きい。食害部から莢の先の方も栄養分が不足するためか豆の品質は低下する。莢ができる初期に侵入されると実も太らない。莢が太る前にも虫害があるかも知れない。