鉱石ラジオ(改題):05C_技術 回顧と展望:残照雑記:鉱石ラジオと父の思い出;いざ発てば 春の嵐の 恨めしさ。180302。
2018年3月2日(金)
昨日は雨後晴れ。ざっそう句;いざ発てば 春の嵐の 恨めしさ。一昨日深夜から昨日10時頃まで、23mmの雨。畑の作物も一息つけたか。畑の事が気にならず、気分が落ち着きゆっくりと起床。宅内閑居。パソコン作業。夕方頃一段落。来客。一昨日の件が済む。外出する用事があるが先延ばし。昨日のアメダス最高気温(℃)=20.1、13:35。かなりの高温になったが、体が追いつかない。昨日13時、群馬県衛生環境研究所観測の花粉飛散数[個/m3] =77。以前、周囲温度と体感温度の相関をグラフにした。まあ、大体の気温を体で推測ができた。それならば、体感花粉飛散数測定器は可能か。昨日は春の嵐で、最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位))= 17.4(西)、14:11。風も強かった。花粉もそれなりに飛んだのか。安倍晋三首相が推進している働き方改革の裁量労働制に変な風が吹き荒れている。福田元首相は拙速な憲法改悪を批判した。さすが、群馬即ち全日本の重鎮である。自分の実力を弁えず墓穴を掘るのか。オレ的には玉砕して果てそうに感じる。嗚呼、恨めしい春の嵐よ。まだ、花粉というモヤモヤが完全に消えるまで前途が長い。
「半端道楽:体感温度と室温の関係は?;サラサラの 畑耕し 葱を蒔く。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2015/03/post-c192.html)。(2015年3月28日 (土))」(この記事へのリンク)
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2008/9/11
鉱石ラジオ(改題):05C_技術 回顧と展望:残照雑記:鉱石ラジオと父の思い出
追記(2018/03/01):記事整形、過去BLOG再読、印象・コメント等
この記事を書いてから既に10年近く経った。思い出している事は半世紀以上前の事だ。最近、職場のOBとメールを交わした。年一回の年賀状の付き合いであったがひょんな事で幼少時に鉱石ラジオで遊んだという共通体験があったのが、メールのキッカケであった。鉱石(ゲルマ)ラジオから多数のラジオ少年が育ち日本の科学技術を支えたのでは無いかと思う。
時は移り、親となり、子供達が遊ぶおもちゃとして何を与えたのか、はっきり覚えていない。だが、時代が変わり、おもちゃは買って与えるという考えが広まってしまった。子供が持つ財布が商業主義に狙われたとも言えよう。しかし、科学の進歩に対応したおもちゃもでてきたので、新しい時代を生き抜く知恵や知識をおもちゃから取得した面も多いと思う。
構造が見えるおもちゃとしては、レゴやプラモデル。より高価な物はファミコン。これはブラックボックスであるが、カセット式のソフトで子供が使いやすくした。子供の世界では、おもちゃが、子供達の間を取り持つ媒介メディアでもあった。その点、我々戦後世代のおもちゃは、自作が多かった。おもちゃを商品にするほど経済が成長していなかったし、子供におもちゃを買う資力もなかった。
ここで、過去記事の改造に移るが、父におもちゃをねだって、金を出して貰って貰った、大型おもちゃが、鉱石ラジオと野球用具であった。
「父が買ってくれた野球道具(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/11/post-7f6c.html)。(2008年11月19日 (水))」(この記事へのリンク)
空中を伝わってきた電波をとらえて電気もないのにラジオの音が聞こえた。少年にとっては大きな感動であり、それが人生の進路を左右する。人により、その感動が鉱石ラジオであったり、昆虫であったり、ロボットであったり様々である。
自分の場合はそれがたまたま鉱石ラジオであったようだ。小学校の理科の学習の時、担任の先生がそれを見せてくれた。不思議だ。どうしても理解できない。欲しいナーと思った。
ある時、病気で寝込むことになった。父は何か欲しい物はないかと言った。しばらくして、鉱石ラジオと答えた。食べ物に比べて何倍も高価だし、どこに売っているかも分からない。家の経済を考えると言い出すのに気が引けたのだ。
戦後、病気になって初めて美味しい物が食べられた。それが、ミカンだったり、リンゴだったり、葛湯や卵酒だった。ともかく、美味しい物で食欲を喚起させて、元気を取り戻すという、民間療法もそれなりの有効性があったのかも知れない。
当時の知識で自分もどこで売っているかよく分からなかったがBB無線なら売っているかもしれないと父に伝えた。BB無線は確か馬場無線ではないかと思う。
父はその店を探し買ってきてくれた。キットという便利なものはなく、コイル、バリコン、検波器、イヤホン、抵抗、コンデンサーといった部品がバラであった。
モスクワ放送、北京放送等の海外の電波も良く受かった。それで海外放送にも関心が高まった。それが自宅の中波ラジオを短波ラジオに改造する動機になった。
当時、モスクワ放送、北京放送等が日本向けに宣伝放送をしていた。その出力は国内放送に勝るとも劣らないほど強力であった。
YouTubeでキーワード「「前畑頑張れ!」 第11回オリムピック大會 女子200米平泳決勝」(YOUTUBEで聞く)を聞く(https://www.youtube.com/watch?v=njQzSf5mDBo):nack500;2009/06/10 に公開視聴回数 26,634 回)「第十一回國際オリムピック大會 水上競技實況放送(女子二百米平泳決勝) 伯林オリムピック・プールより 河西三省 すなおに日本選手を応援し、勝った勝った!と喜ぶことが出来た時代でした。~」と解説がある。
多分、短波中継された放送を録音した物だと思うが、電波も長距離を伝わると、雑音にまみれ、よれよれの姿になるが、それが、更に感慨深さを刺激する。モスクワ放送、北京放送は中波で放送されていたが、やはり、フェージングというゆっくりした音声の高低を伴って伝わったので、海外からの電波だと実感できた。
スズメ百まで云々という諺があるが、子供の頃の遊びで老後も過ごせれば、結構では無いかと思う。暇が出来れば、ゲルマラジオでも作って見ようかと思っているが進まない。これが老後という物か。
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2008/9/11
鉱石ラジオ
空中を伝わってきた電波をとらえて電気もないのにラジオの音が聞こえた。
少年にとっては大きな感動であり、それが人生の進路を左右する。
人により、その感動が鉱石ラジオであったり、昆虫であったり、
ロボットであったり様々である。
自分の場合はそれがたまたま鉱石ラジオであったようだ。
小学校の理科の学習の時、担任の先生がそれを見せてくれた。
不思議だ。どうしても理解できない。欲しいナーと思った。
ある時、病気で寝込むことになった。
父は何か欲しい物はないかと言った。
しばらくして、鉱石ラジオと答えた。
食べ物に比べて何倍も高価だし、どこに売っているかも分からない。
家の経済を考えると言い出すのに気が引けたのだ。
当時の知識で自分もどこで売っているかよく分からなかったが
BB無線なら売っているかもしれないと父に伝えた。
父はその店を探し買ってきてくれた。
キットという便利なものはなく、コイル、バリコン、検波器、イヤホン、
抵抗、コンデンサーといった部品がバラであった。
モスクワ放送、北京放送等の海外の電波も良く受かった。
それで海外放送にも関心が高まった。
それが自宅の中波ラジオを短波ラジオに改造する動機になった。
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項目 | 日積温 | 残日 | 通日 | 通積温 | TA | TX | TN | TD | WX | SN | RN | 瞬低T | 瞬高T | 瞬風 |
DATA | 263.2 | 304 | 61 | 6059.8 | 11.0 | 20 | 5.5 | 14.5 | 9.6 | 8.2 | 22.5 | 5.4 | 20.1 | 17.4(西) |
時刻等℃ | 日 | D | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | m/s | H | mm | 03:18 | 13:35 | 14:11 | |
2018年03月01日 伊勢崎(イセサキ) | AMEDASへのリンク |
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