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2018年8月17日 (金)

老人の寝言:老人の妄想:拉致という笑えない話;時々の 風に従え 送り盆。180817。

2018年8月17日(金)
昨日は曇り一時晴れ夕方一時雨。ざっそう句;時々の 風に従え 送り盆。午前、庭先水田に灌水。保水性の良い容器と悪い容器がある。水漏れがするレジ袋は2~3枚重ねたが、それでも漏れるようだ。レジ袋は物によって、小さな穴が多数開いているのもある。扱う商品に対応した規格があるのだと思うが、それを気にした事は一度も無かった。推定では生物(なまもの)を入れる食品レジ袋は穴の規格が厳しく、水気のない雑貨等のレジ袋は穴の規格が緩そうに感じるが、その真偽は未確認だ。レジ袋もタダでは無いだろう。厳密に考えるなら、レジ袋のコストの扱いは、商品価格に上乗せするか、レジ袋を有償販売するかの二方式になるのか。環境問題として、レジ袋は化石燃料が原料で膨大な使用量があるので、レジ袋削減のためマイバック持参が呼びかけられているが、レジでの扱いがマチマチなので困る。最近まで、ベイシアでは有料であったが、いつしか無料になったようだ。当然、無料でレジ袋を出すわけではなく、商品価格に上乗せしているのだと思うが真相はどうか。マイバック持参時は上乗せ分は返金されるのか。午後は、予定通り関係者で墓参。その後、庭でお茶。雨がパラパラ降りだしたので、解散。残りの連中が、宅内でお茶の続き。日頃、話す機会が少ないのか、際限なく馬鹿話が続き、皆良くしゃべり、良く笑った。雨が本降りになり、雨足が弱まった所で解散。今年のお盆は無理せず出来る範囲で対応した。花は通路脇に咲いているキキョウを手折って供えた。線香の使用は中止。団子はカラス等の餌になるので止めたいと思っているが続行。すでに誰かが団子を供えてくれたあった。感謝。

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老人の寝言:老人の妄想:拉致という笑えない話

先日、行方不明になった二歳児が、ボランティアで捜索の応援にきた人に発見された。警察や消防が、大勢で長時間かけて捜しても見つからなかったのに、そのボランティアはたった一人で捜索に出かけて数十分で見つけた。何か奇跡が起きたような事件ではあった。組織力対個人の気概の対比を見せつけたおっさんの手柄には、微笑ましさと人情を感じた。

昔から、今そこにいた人が忽然と姿を消す事件を神隠し等と呼んだようだ。百科事典マイペディアに、「~。村中総出で鉦(かね)・太鼓をたたき<もどせ・かえせ>と叫んで捜す。~」とある。神隠しという現象の裏には見えない存在・犯人が想定されているのだろう。

一方、そのボランティアは、幼児は高い方に向かって上って行くと、幼児の心理・習性を確信して、幼児の名前を呼びながら高い方へ捜しに向かったとの事だ。確かに、木に上ったり、前に進むのは、人間の原初的体験で、迷子になると、その体験が再現するのかも知れない。呼びかけた名前に幼児が応答した事が発見の切っ掛けだったらしい。何か、レーダー探査を思い出す。この場合には、呼びかけと応答というコミュニケーションが成立したのである。

一方、「村中総出で鉦(かね)・太鼓をたたき<もどせ・かえせ>と叫んで捜す。」ような方式だと、その音に被捜索者が応じても、捜す者が出す雑音にかき消されてしまうおそれがある。これは、通信におけるS/N比という概念で説明される事実である。

そのボランティアにとって、自分の呼びかけに対して応答があった瞬間に幼児の生存が確信できたらしい。やはり、発見できたのは全身全霊を傾けて、自分のS/N比を最大化した結果ではないか。生きて連れ返すという執念もあったようだ。鉦・太鼓方式は、一種のローラー作戦であり、これだけやってもみつからなかったと諦める儀式になりかねない。

行方不明になった二歳児に、自分が捜索されていた事や家族と別れて迷子になった事等を、どれだけ正確に聞き取りができるかも関心がそそられる。スピーカーの大音声で呼びかけた母親の声がその幼児に聞こえて、それに応答しても幼児の声は捜索者に届かなかった可能性もある。

話を発展させると、人体の体温を可視化する高性能赤外探査機、微少な音声を聞き分ける高性能集音装置というのも既に存在するのだろう。こういう装置が今回の捜索で使われたのか。こういう装置もS/N比を上げなければ実用化できないだろうが。

類似した事件に誘拐事件、拉致事件があるだろう。今回の事件も、誘拐事件に発展する可能性がゼロとは言えなかった思われる。生存して発見されたので行方不明事件として決着したのは何よりも幸運だったと思う。

誘拐事件、拉致事件はある目的で行われる本人の意図に反する人身拘束を伴う連れ去り犯罪事件であり、その背後には必ず犯人がいるという想定で捜索・捜査が行われるのであろう。これらの事件は政治問題化すると解明も解決も長期化してしまう。これは、ハッピーエンドが無い、いつになっても笑えない話題だ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 653.4 136 229 89661.5 27.2 30.8 23.6 7.2 4.5 2.8 3 23.4 31.5 16.0(北西)
時刻等℃   D m/s H mm 17:58 10:35 16:17
2018年08月16日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)