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2019年6月25日 (火)

環境雑録:除草剤、枯草剤、殺草剤、抑草剤?(PART6);雑草の 中から叫ぶ キンシバイ。20190625。

2019年6月25日(火)
昨日は雨。ざっそう句;雑草の 中から叫ぶ キンシバイ。終日、気温が上がらず肌寒い。宅内閑居。体を動かさないので一枚余分に羽織っても未だ寒い位の日だった。古新聞、不要な印刷物等を分別してリサイクルに出す準備。数年前に新聞店が配る袋は紙袋であったが、いつしかポリ袋になった。環境に配慮して、レジ袋が有料になるというニュースが流れている。レジ袋だけが有料になるのは何か胡散臭さを感じる。無料の紙袋を使っても良いだろう。当然、それは古新聞のリサイクルにも言えるだろう。先日、カスミストアで買い物をしたら、レジ袋1枚5円で有料というパンフが置いてあった。ベイシアではレジ袋1枚3円で有料であったが、無し崩し的に無料に戻している。レジ袋が有料になるというニュースも唐突過ぎて、政治的パフォーマンスのように見えてしまう。いざ法律でレジ袋を有料化する時には、色々な議論が巻き上がりそうだ。レジ袋を狙い撃ちする事が法律的に可能なのかも疑問だ。食品のプラ容器、ペットボトルも環境汚染源になっている。大メーカーは無罪放免なのか。

Googleでキーワード「レジ袋原価」を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&num=20&lr=lang_ja&q=%E3%83%AC%E3%82%B8%E8%A2%8B%E5%8E%9F%E4%BE%A1%E3%80%80)。

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レジ袋削減運動|カスミ
https://www.kasumi.co.jp/kankyo/rejibukuro.html
カスミは地球温暖化の原因となるCO2の排出を抑え、原料である石油の省資源を目指し、レジ袋削減の取り組みを行ってい ... 取り組み拡大のため、2004年からはFOOD OFFストッカーで先行してレジ袋の無料配布を中止。1枚5円で販売し、その収益金を地域 ...

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レジ袋有料の義務化「来年までに」 環境相が意向:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM6363TRM63ULBJ00W.html
2019/06/03 - プラスチックごみの削減をめざし、原田義昭環境相は3日、レジ袋の有料化(無料配布の禁止)をスーパーなどの事業者に対して法令で義務化する考えを、記者会見で示した。時期については「東京五輪に遅れないように、今年か来年ぐらいに ...

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環境雑録:除草剤、枯草剤、殺草剤、抑草剤?(PART6)

「除草剤」という言葉が、その機能から見るとしっくりしないので、自分的には殺草剤と解釈している。昔の農家は、生えてくる雑草も全て根絶するような事は無かった。今でも、田圃の畦は、適度に草を伸ばして、稲刈りまで数度の草刈りをして、畦の管理をしているようだ。雑草も、土壌の流出を防止する役割をしているのである。畦が崩れれば、水田の水管理が不可能になる。従って、畦草を除草剤で一網打尽に枯らしてしまえば、農家の笑いものになるだろう。

Googleでキーワード「除草剤」等をキーワード検索(ヒット件数)。
    除草剤 枯草剤 殺草剤 抑草剤 Herbicide
    ジョソウザイ コソウザイ サッソウザイ ヨクソウザイ (英語版)
2008/9/30   654,000 1,790 657    
2011/7/12   1,850,000 1,730,000 210,000 210,000  
2012/8/20 A 1,870,000 91,400 1,240,000 356,000  
2019/6/24 B 10,400,000 456,000 2,350,000 419,000 13,500,000
成長比率 B/A 5.56149733 4.9890591 1.89516129 1.1769663  


Google検索で、キーワード検索すると、その件数が表示される。その意味は問わずに、表示された数字だけを調べてきた。先日、ある用水の管理として、除草剤の散布をした。その用水も、最近は三面コンクリートになり、堰堤の雑草も少なくなっているようだった。昔は、水田に流す用水を確保することが農家の死活問題であった。蒔いた除草剤は、非農耕地用のグリホサート系殺草剤だったようだ。

野菜・穀物等の農作物には、農薬登録された高価な薬品の使用が義務づけられている。オレ的には、非農耕地にも、害にならない程度の雑草が生えるのは、許容した方が、環境や環境維持のコスト低減に叶うのでは無いかと、最近感じるようになった。

農薬は、自然の調和を乱す撹乱要因であり、健康にも良くないことがはっきりしてきている。最近、殺草剤ラウンドアップのメーカーのモンサントが、発癌の原因としてラウンドアップの使用者から訴えられ敗訴したニュースが大きく取り上げられた。

AFPは、「ンサントに約2200億円の賠償命令、除草剤の発がん性めぐり3度目の敗訴 米加州。;url=https://www.afpbb.com/articles/-/3224842。(2019年5月14日 11:43 発信地:サンフランシスコ/米国 [ 米国 北米 ドイツ ヨーロッパ ] )」というタイトルで、「【5月14日 AFP】除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」が原因でがんを発症したとして米カリフォルニア州の夫婦が賠償を求めた訴訟で、州裁判所の陪審は13日、米農薬大手モンサント(Monsanto)に対し、約20億ドル(約2200億円)の支払いを命じる評決を下した。原告側の弁護士が明らかにした。 モンサントの親会社のドイツ製薬大手バイエル(Bayer)にとって、ラウンドアップの発がん性をめぐる裁判での敗訴はこれで3度目となる。 化学物質グリホサートを含む除草剤ラウンドアップについて、開発元のモンサントはがんとの関連性を否定し続けている。だがカリフォルニア州では、モンサントがラウンドアップの潜在的な危険性について十分な警告をしなかったとして、2018年と2019年に有罪判決が下っている。」と報じた。

農薬大企業の死闘は、これからも続くと予想され、予断は許されないが、今回の判決が、反農薬の流れを拡大して行く可能性もあるだろう。ともかく、日本は、農薬問題・環境問題にそれほど敏感では無いが、無関心で過ごせる問題なのか。

Googleでキーワード「MONSANTO ROUNDUP CASE」を英語検索(https://www.google.com/search?hl=en&ei&q=MONSANTO+ROUNDUP+CASE+&oq=MONSANTO+ROUNDUP+CASE+&gs8)。


Google検索では、除草剤というキーワードの使用頻度がこの数年で急拡大しているように見える。尚、「除草剤」を英語訳すると「Herbicide」らしい。これをキーワードとして英語版Googleでキーワード検索した結果も加えた。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 460.5 190 175 51143.2 19.2 20.8 18.1 2.7 2.8 0.4 22 18 21.5 5.4(東)
時刻等℃   D m/s H mm 05:49 15:59 17:53
2019年06月24日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 48% 経過       AMEDASへのリンク


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)