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2019年6月 4日 (火)

日々が農好天気:剥きラッカセイの発芽試験と第一回の播種;お浸しの アカザを食える へぼ百姓。20190604。

2019年6月4日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;お浸しの アカザを食える へぼ百姓。ラッカセイの発芽試験で発芽が確認出来たので急遽畑の空きスペースを整理して播種した。昼までに準備しただけの種子を蒔き終わった。今回は、畑土が乾燥していたので、蒔き穴灌水をした。次回は、直まき栽培を試したいが、お天気次第になる。6月中に蒔くつもりなのが、小豆の大納言である。気温が上がり真夏日になったが、体を夏の暑さに順応させる必要がある。飲料、汗拭きタオル、麦わら帽子の三点セットが夏の畑仕事に必要だ。早起きして、朝飯前仕事も夏向きのスタイルだが、生活習慣が出来ていないと、いつも社長出勤になってしまう。今年は、野菜不足でアカザを野菜の代用に食べている。すこしアクが強い感じがするが野菜として食べられる。肥料も手入れも不要で勝手に生える。理想の省エネ野菜だ。ヒユも同様に食べられるが、昔からアカザの方を好んで食べたようで、アカザを食べるのは余り抵抗感が無い。ヒユは食べ慣れていないが、食べ始めれば慣れるだろう。これも、へぼ百姓の特権かも知れない。最近、アカザ、ヒユの先頭の柔らかい部分を摘んでから茎を引き抜いている。これぞ、一石二鳥だ。アカザ、ヒユも油断して放置すると背丈以上の高さまで成長する。怖いのはアメリカセンダングサやヤブガラシだ。これは野菜にならないか...。ヤブガラシは美味いとのWEB情報がある。怖い物には手を出さないのが人間の習性のようだ...

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日々が農好天気:剥きラッカセイの発芽試験と第一回の播種

ラッカセイは、発芽させるのにややクセがあり、難しさもその点にあるようだ。標準的な播種適期は5月中~6月中のようだ。以前の失敗で、発芽温度と用土の湿度の重要性に気付かされた。畑が乾燥するので、灌水をしっかり続けたが、種子が腐って発芽しなかった苦い経験がある。

Iob_2019_p_nuts_hatuga_test_2019060
原ファイル名=「IOB_2019_P_NUTS_HATUGA_TEST_ラッカセイ発芽試験20190603.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

ラッカセイ・落花生の栽培を始めたのは2017年頃から。最初は4月頃蒔いたが、地温が上がらなかったらしく失敗。種子の発芽条件は、理科や生物で学んだような気がするが、ほぼ忘れかけている。

WIKIPEDIAによると「1.3 発芽に必要な条件: 1.3.1 水、1.3.2 温度、1.3.3 光、1.3.4 酸素」。光は種子の発芽では、好き嫌いがあるようだ。

ともかく、今回は、剥きラッカセイの種子を使うので、種子が劣化していると発芽しない心配がある。そこで、蒔く種子が発芽能力を失っていないかを事前チェックすることにした。皮を剥いたラッカセイは、発芽能力が低下する場合があるらしいので、蒔いてから発芽しないと困る。

一回目は、小さな透明ポリ袋に、水に濡らしたティシュペーパーを入れ、その上に数個のラッカセイ種子を置いて、封止して玄関先の日が当たる場所に置いた。結果は失敗。その原因は?日光?、酸欠?、気温?

二回目は、最初、小さな皿に微量の水を入れ10個のラッカセイ種子を浸した。種子が水没してはマズイと思い、水に濡らしたティシュペーパーを敷いてその上に種子を並べ、皿全体は、黒い紙箱で覆い日光を当てた。遮光はしたが、水分、気温は加わっている。

結果としては7個の種子が発芽した。だが、よく見ると、虫に食われた種子もあった。虫食い穴が大きくなる早さが結構早い。ここで、発芽の条件、水、温度、酸素、光は生化学的反応を規定している要因と考えると理解しやすい。発芽自体が、生化学的反応であり、種子自体が、その反応が起こっている現場である。そこに雑菌が入れば、種子は腐り、小さな蟻のような害虫が取り付いて食べると虫食いになる。

ともかく、種子として用意した剥きラッカセイの発芽は確認出来た。そこで、数十個の種子を水を張ったボールに入れて、数時間吸水させ、圃場に播種した。

先ず、畝を作り、移植ゴテで植え穴を掘り、そこへ手鍋で適度に植え穴灌水後、吸水した種子を二個並べて蒔いた。その後、移植ゴテとテンガで鎮圧。畑土は、水分不足でやや黒っぽさがあるのみで、サラサラしている。ともかく、現在の圃場状況では、水分不足で、種子は枯死する可能性もある。適度の灌水をしようと思うが、そのさじ加減が分からない。

蒔き穴を掘り起こして、乾燥せずに保水していれば、お天気任せにしたいが....。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 572.4 211 154 40332.1 23.9 29.2 19.2 10 4.4 8.3 0 19 30 9.2(東南東)
時刻等℃   D m/s H mm 05:19 13:59 16:47
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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)