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2019年12月17日 (火)

環境雑録:八幡沼・弁天島の川鵜;アァうーと 逃げる怪鳥 何を食う。20191217。

2019年12月17日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;アァうーと 逃げる怪鳥 何を食う。午前、宅内閑居。ジャンク真空管の用途等を調べた。かなり、大きな形状をしていたが、真空管テレビの水平偏向用やダンパー用らしかった。真空管テレビの時代は、まだ学生時代であり、真空管の名前や機能はさっぱり分からない。だが、ガラス球の中の電極構造などが目で見て分かるので、見ているだけでも飽きない。自分が、入社した頃は、水平偏向用のパワートランジスターが開発中だったように思う。高耐圧、大電流のトランジスタで、三重拡散プレーナ型シリコントランジスタやメサ型云々と技術者が議論をしていたのを思い出す。かくて、真空管に代わるシリコンパワートランジスタが開発されて、日立のポンパのようなトランジスタテレビの時代が幕開けしたのだ。午後、はがき投函で用事外出。ついでに、近所を散歩する。たんぼ道で、散歩中のおばさんとすれ違う。その元気の良い声に圧倒されてしまった。帰路、畑のみかんを数個収穫。その後、来客があって、お土産代わりが出来て助かった。

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環境雑録:八幡沼・弁天島の川鵜

2019・令和1年も、ほぼ半月を残すのみになった。世界規模の環境問題は地球温暖化であり、スペインで開かれているCOP25が、パリ協定実施のルール策定で参加国が閉会延長をして、合意に向けて協議したが、結局合意に到らず、課題は来年に持ち越された。

Iob_2019_kawau__20191216
原ファイル名=「IOB_2019_KAWAU_八幡沼弁天島の川鵜_20191216.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

環境問題も、国連加盟国間の利害が関係してくると、その調整が難しくなることが明確になった。総論賛成であっても、各論でまとまらないことは良くある。

今年の日本の環境問題と言えば、台風19号等による自然災害が特に目立った年であった。長期間議論が続いてきた、八ツ場ダムが完成して、偶然湛水試験中に台風19号で満杯になってしまったという出来事も忘れられない。多目的ダムの場合、貯水量・放水量の管理だけでも非常に難しくなる事を示したのは事実だろう。ダム万能では、土建行政・土建国家は永久に終わらないだろう。

地域の八幡沼も、一種の人造湖(沼:ため池)であるが、この八幡沼開削の歴史を辿ると、江戸末期の農民が、開削を企画し、自分たちが出資し、働いて作った、農民による、農民のための大土木事業であった点で、非常にユニークな農業施設であった言えるだろう。

「八幡沼開鑿と川端宇兵衛翁(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/11/post-d6f7.html)。(2008年11月25日 (火))」

「06B_川端宇兵衛 生誕200年記念講演(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/wp06b.html)。()」

「06B1_ため池百選候補になった八幡沼(伊勢崎市)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/06b1_HACHIMAN_NUMA.html)。()」

「ハトよ 鳴いておくれ:愛しき古里:伊勢崎 八幡沼開削150年記念碑が発する古老達のメッセージ(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/12/150-1aaa.html)。(2013年12月27日 (金))」この記事に、「冗談だが、俺達が死なないうちに早く建てようと関係者が頑張ってようやく、八幡沼の辺に小さな記念碑が建立された。除幕式には、神職も役人も呼ばず関係者が数名集まっただけだ。上毛新聞の記者が古老達の声に耳を傾けてくれた。」と最後に書いた。

2019年12月16日上毛新聞の記事によると、群馬県を代表する魚と言えば鯉であるが、かつては、非常に盛んであった養鯉業が衰退していると報じていた。養蚕が盛んな頃は、繭から取れるサナギが鯉の餌となり、潅漑用のため池は、鯉の養殖場として活用されたので、養鯉業の条件は整っていたのだ。以前は、ほとんどの溜池で鯉の養殖が行われていたが、現在はその逆になってしまったようだ。

だが、時代は変わり、かつては、良質なタンパク源として、ご馳走として重宝されていた鯉の味が、食生活の変化により、完全に忘れ去られてしまったようだ。

昨日は、散歩で、八幡沼鯉沼を一周したが、水位はやや低いが、沼には水が満水になっており、沼岸で日向ぼっこをしていた鴨が、一斉に岸から離れて泳ぎだした。また、弁天島には、川鵜らしい大きな鳥が数羽、羽を休めていた。弁天島の岸壁には、シラサギが休んでいる時もある。弁天島は小さいながら野鳥の聖域になっている。

そう言えば、鯉に餌をくれるために、沼の上に立てられた小屋の下にも、鴨が泳いでいた。かつては、養鯉業者と水利組合との間に諍いがあったようだ。その後、別の養鯉業者が代わり、鯉を養殖したが、商売が難しくなり撤退したようだ。今は、あの鯉の餌小屋も、過去の遺産として昔を語る役をしているだけだ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 105.6 15 350 = 4.4 11.9 -1.5 13.4 2 9.1 0 -1.9 12.1 4.5(西北西)
時刻等℃   D m/s H mm 07:07 14:01 23:30
2019年12月16日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 96% 経過       AMEDASへのリンク


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)