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2020年9月18日 (金)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;東北の海よ:永遠にさらば福島原発事故;遺影描き 命投げ出す 快男児。20200918。

2020年9月18日(金)
昨日は曇り一時晴れ。ざっそう句;遺影描き 命投げ出す 快男児。昨日は久しぶりに畑に出た。雑草の繁茂ぶりには茫然自失。ニンニクを植えようと思ったが作戦変更して、ミカン樹の上に這い上がった蔓草退治を優先した。嫌な雑草を列記;ヤブガラシ、カナムグラ、イシミカワ、アメリカセンダングサ、トロ、ツルマメ、ハルジオン、メヒシバ。これらの雑草でミカン樹が見えない。放置すれば枯れてしまうだろう。これだけ揃えば敵に不足は無い。切れない鎌を昼前から昼過ぎまで振り回した。下着が重くなる程発汗。ペット水を飲みながら作業。ただの水道水なので塩分を失ったと思う。ヤブガラシは蕾が膨らみ開花直前だ。綺麗な花を咲かせるが油断できない。花が咲くとスズメバチも飛来する。要注意だ。雑草を取り払うとミカンの実が姿を表した。極早生ミカンを一個収穫。甘みは無いが酸味が抜けていた。種なしキンカン・プチマルにも実が付いている。菅義偉新内閣も稼動開始だ。快男児になるか怪男児になるかじっくり観察しよう。シカゴ美術館の日本画で位牌が描かれている遺影のような物があった。あのひな壇の組閣記念写真を遺影と思って必死に頑張る以外に無い。1年以下の短い使い捨て内閣の寿命を乗り切れるかが注目の的だ。いつ解散で首が飛ぶか分からない。よってこの絵を掲載する。

Iob_2020s_titlememorial_portrait_of
原ファイル名=「IOB_2020S_Title=Memorial portrait of the actor Arashi Rikan III_シカゴ美術館 =default.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

「日々農天気:ヤブガラシの大株(ヤブガラシ 根っ子を掴めば 俺の勝ち)。131117。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/11/post-838f.html)。(2013年11月17日 (日))」で、「引き抜くコツは、手指を根元に差し込んで、根が水平になった部分をグット掴んでできるだけ根を残さないように引っ張るのが良いようだ。要するに掴む時に力が入るのだ。冒頭の句の作者は、「男の力 出して引くべき」と詠んでいるが、この辺の事情を知っているのだろうか。確かに女性がする仕事ではない。」と書いた。

日本経済新聞は、「菅内閣が発足 規制改革へ縦割り打破。;url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63899520W0A910C2000000/。(2020/9/16 13:45 (2020/9/17 1:52更)」というタイトルで、「菅義偉内閣が16日夜、発足した。安倍晋三前首相の辞任に伴うもので首相交代は約7年8カ月ぶりとなる。菅首相は就任後初の記者会見で、省庁の縦割り体質を打破して規制改革に取り組むと述べた。新型コロナウイルスへの対応を最優先課題とし、経済再生との両立をめざすと表明した。同日午後、衆参両院の本会議で第99代の首相に選出された。その後、直ちに組閣に入り、加藤勝信官房長官が20人の閣僚名簿を発表した。皇居での首相親任式と閣僚の認証式を経て内閣が正式発足し、初閣議を開いた。」と報じた。

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;東北の海よ:永遠にさらば福島原発事故

当BLOGでは福島原発事故の事をかなり多く書いたように記憶している。10年一昔というように、半年後には東日本大震災・東北三大災害が発災以来10年目を迎える。チェルノブイリ原発事故では甲状腺癌が多発したと伝えられる。日本の場合も被災地では幼児の甲状腺癌の発生率は他地域に比較して優位に多いようだが、一部の研究者は幼児の甲状腺癌の発生率の上昇は検査の網の目が細かくなったためであると主張しているようだ。同じような例が新型コロナウイルス感染症・COVID-19の感染者数の統計にもあるようだ。検査には、全数検査と抜き取り検査がある。当然、費用と精度は相反するので妥協が必要だ。その点、政府は実態を把握するPCR検査をマジメに行わなかった。正確なデータが出ると嘘が吐けなくなるのだ。国民は朝三暮四のテクニックを使い騙せば良い。その騙しのテクニックは日々進歩する。やがて、騙されている事すら気付かなくなる。

「読みかじりの記:「新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示」菅谷昭 著 (2011年 新潮社)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/09/2011-c174.html)。(2011年9月18日 (日))」で、「東京電力福島原発事故の直後に、ヨウ素剤を配り服用させた自治体もあったようだが、何の対策もしなかった自治体もあるようだ。当時は情報が余りにも少なく、甲状腺癌予防の必要な対策が採られていない例の方が多そうだ。福島原発事故後の初期には半減期の短い放射性ヨウ素の濃度のニュースが多かったが、現在は半減期が長い放射性セシウムのニュースが多い。現在幼少年期にある福島原発事故による放射性物質被爆者は10年、20年後に思春期、青年期を迎える。その頃になると世間一般の福島原発事故への関心は相当薄れて居るだろう。そういう状況の中で、発ガンの恐怖や結婚をどうするかというような厳しい場面に直面することになるだろう。そのような部分が本書の内容と重なって見えてくるような気がするのだ。」と書いた。

「老人の寝言:放射線量の自主測定はどんどんやれ(http://af06.kazelog.jp/.s/itoshikimono/2011/06/post-2bd3.html)。(2011/6/17)」で、「最近、気になっているのは、放射線量の自主測定は混乱を招くといいうような、自主測定を牽制するような発言が目立つ事だ。それも、当局に近い筋やその分野のプロなのだから、意外に感じるのだ。このような発言には、一言、自衛というだけで十分だ。ともかく、なんらかの現象を数値で把握することは、その現象を把握するための第一歩になるのだ。どしどし測定をすべきである。当局やプロは、民間人が測定器などを使いこなしたら、失職の危機に直面するのではないかという不安を抱くのではないかと妄想せざるを得ない。民間人だって、むしろ民間人の方がまともな感覚を持っているのではないか。全く、本末転倒が当たり前のような実態があるから、民間人もその本質に迫ろうとするのである。民間人が放射線量を測定して公表したら、当局から公表を中止させられたというような情報がWEBに散見する。これは、思想統制以上の暴挙ではないか。放射線量データを公表されたら困る人物がいること自体、相当平常心が揺らいでいるように見える。測定値は、同じ場所で継続的に測定したり、場所を変えて測定したり等々色々な測定法が可能だ。当然、測定法、データ処理等訓練は必要だろうが、民間人が放射線量を測定すべきではないなどと誰にもいう権限はない。ともかく、測定は科学への第一歩でもあるのだ。測定データを解釈する事で、その背後に潜む物が見えてくるのだ。」と書いた。

Googleでキーワード「甲状腺癌OR甲状腺がん site:http://onodekita.com/」をサイト内検索(https://www.google.co.jp/search?lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr%3Alang_1ja&source=hp&q=%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E7%99%8COR%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E3%80%80site%3Ahttp%3A%2F%2Fonodekita.com%2F)。

元東電原子力技術者、現医師の独り言(http://onodekita.sblo.jp/)」:このサイトの管理人は元東電原子力技術者、現医師の立場から、東京電力福島原発事故に関して積極的に情報発信をしている。

河北新報は、「震災10年目、菅内閣発足 新鮮味なく被災者不安、見えぬ出口。;url=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200917_73022.html。(2020年09月17日木曜日)」というタイトルで、「自民党の菅義偉総裁が16日、第99代首相に就任した。出身地の湯沢市では高校の同級生らがテレビの前で指名の瞬間を見守り、安倍政権の路線継承を重視する新内閣が船出した。しかし東日本大震災の被災地は復興道半ば。新型コロナウイルスや経済対策といった課題も山積する。7年8カ月ぶりに誕生した新内閣を率いて菅首相は、難しいかじ取りを迫られそうだ。 10年目に入った東日本大震災。復興のかじ取りを担う菅内閣が発足したが、新鮮味のない顔触れに、被災者からは「期待は薄い」との声が漏れる。伝承、暮らし、なりわい。被災地の声は届いているのか。現場は出口の見えない課題に直面する。 福島県新地町の漁師小野春雄さん(68)は、菅政権誕生を伝えるテレビを険しい表情で見詰めた。 東京電力福島第1原発事故から9年半がたつが、増え続ける汚染水の問題は未解決のまま。「もし水を海に放出して魚が売れなくなれば漁師は生きていけない。解除が進む諸外国の輸入規制も逆戻りだ」と危機感を募らせる。」と報じた。

NHKは、「40年超の原発の運転が来年にも 国内初の対策工事完了の見通し 。;url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200917/k10012623551000.html。(2020年9月17日 18時39分)」というタイトルで、「原則40年に制限されている原子力発電所の運転を延長する対策工事が、福井県にある関西電力の2基の原発で、国内では初めて18日に完了する見通しとなりました。残りの手続きが順調に進めば、来年にも40年を超えた原発の運転が始まることになりますが、元幹部らの多額の金品受領問題など不祥事が続いた関西電力に対して、地元自治体の同意が得られるかが焦点となります。日本では原発の運転期間は法律で原則40年に制限されていますが、延長に向けた対策などをまとめ、原子力規制委員会の審査に通ると、最長60年まで運転ができる認可が得られます。現在、福井県にある関西電力の美浜原発3号機と高浜原発1号機、2号機、そして茨城県にある日本原子力発電の東海第二原発の4基が認可を受けています。 このうち、関西電力では美浜原発3号機と高浜原発1号機が18日、国内で初めて運転延長の対策工事を完了する見通しとなりました。 美浜原発3号機は来年1月、高浜原発1号機は来年3月に再稼働する計画を示していて、今後、地元自治体の同意などの手続きが順調に進めば、来年にも国内で40年を超えた原発の運転が始まることになります。」と報じた。

NHKは、「震災と原発事故から9年半 福島 双葉町役場で職員が黙とう 。;url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200911/k10012613861000.html。( 2020年9月11日 19時13分 )」というタイトルで、「震災と原発事故から9年半となる11日、ことし3月に一部の地域で避難指示が解除された福島県双葉町の役場の連絡所では、地震の発生時刻に合わせて職員たちが黙とうをささげました。 東京電力福島第一原発が立地する双葉町では、ことし3月、JR双葉駅前など一部の地域で避難指示が解除され、町役場の連絡所が駅前に設置されました。11日は、地震が起きた午後2時46分に合わせて職員4人が黙とうをささげました。 双葉町には、今も避難先から戻って暮らす住民はいませんが、町は早期の住民の帰還を目指して、除染や災害公営住宅の整備などを進めています。」と報じた。

福島県双葉町は福島原発事故の象徴として事故以来注目してきたが、まだ住民が安心して住める状況では無いようだ。避難住民も避難先での生活が定着して故郷への移住希望者は少なくなりつつあるようだ。原発事故で一瞬にして故郷を失った多数の被災者がいる事を再認識したい。

原発は時の経過と共に劣化・脆弱化が進む。最悪、福島原発事故と同じ事故が起こる可能性はゼロでは無い。廃炉が進んでも、完了まで気が遠くなるような期間がかかる。廃炉工事が終わっても放射能は無くならない。高齢化・経済や国力の低下の結果、廃炉が途中で放棄されれば、二次、三次の原発事故も阻止できなくなる可能性もある。従って、体力がある内に廃炉を完成させる必要があるだろう。放射性物質の半減期に比べれば人間の歴史の百年や二百年は瞬時に等しいのだ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高t 瞬風
DATA 604.9 103 262 108428.3 25.2 27.9 22.3 5.6 2.1 1.5 0 21.8 28.3 4.3(南南東)
時刻等℃ m/s H mm 04:19 14:32 12:59
2020年09月17日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 72% 経過       AMEDASへのリンク


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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)