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2020年10月 4日 (日)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:ブラックボックスで全体が見えないシステムの不安;バナナ並み 大統領も 叩き売り。20201004。

2020年10月4日(日)
昨日は曇り一時晴れ。ざっそう句;バナナ並み 大統領も 叩き売り。体を動かすには丁度良い気温だった。午前、雨の時水溜まりが出来て通行が不便になる低地に残土を運び水捌け対策をした。排水を通路脇に流すためギボウシを移植した。午後は、昼休み後仮植えしてあるミカン樹苗を寒風が少なそうな位置に定植した。畑土にはまだ水分はあったが活着が心配だ。灌水はせず根本に雑草を集めて雑草マルチにした。ポポーがかなり落果していたので収穫した。ポポーの原産地は北米で、高木になるので原住民も落果を収穫したようだ。根本に幼木らしい株が育っていた。バックアップのため三代目を育成しようか。バックアップで思い出したのが、例の東証の株式売買システム「アローヘッド」で起きた大規模な障害。装置を交換して順調に動いているらしい。だが、トラブルの原因は特定出来ていないらしい。真の原因を解明しない限り真の対策は無い。これが疑わしいと予見だけで対策しても再発防止の対策になる保証は無い。良品を犯人と疑って良品のパーツと交換してもその部分は良品で正常に動くだろう。これが現在の状況に近いと妄想されてくる。株式売買の高速化の要求に応じるため、スピード最優先で、安定性・信頼性は軽視された設計になっていないか。一般論としては、技術的にはスピードを上げればノイズに応答しやすくなる。そのノイズは曰く捉えがたい存在なので再現性が乏しく、製品の仕様には現れがたいのである。本日のシカゴ美術館の作品鑑賞は「Title=Grand Presidential Auction Sale, from Puck」という作品だ。この作品が出来た頃から大統領と言えども、バナナの叩き売り程度に見られていたようだ。サァ~値を付けるのはそこのアナタですぞ~。新型コロナウイルス感染したトランプ米大統領は大統領特別病室で執務中らしい。大統領オークションまで一か月を切った。現職の伊勢崎市長が四選不出馬を決意したらしい。政治家の引き際は誰もが注目する。政治家としては良い引き際か。新しい風が吹く事を期待しよう。

Iob_2020s_titlegrand_presidential_a
原ファイル名=「IOB_2020S_Title=Grand Presidential Auction Sale, from Puck=default.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

上毛新聞は、「伊勢崎市長選 現職の五十嵐清隆氏が不出馬の意向 健康上の問題。;url=https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/244588。([2020/10/03 06:00])」というタイトルで、「任期満了に伴う群馬県の伊勢崎市長選(来年1月10日告示、17日投開票)で、4選を目指していた現職の五十嵐清隆氏(68)=上蓮町=が出馬しない意向を固め、複数の関係者に伝えていたことが2日、分かった。8日に開く後援会幹部会で正式に不出馬を伝えるとみられる。市長選を巡ってはこれまでに、市議の栗原真耶氏(36)=境上武士=が立候補の意思を示しているが、現職の引退などを踏まえ、複数の地元県議が立候補を検討する動きも出ている。」と報じた。

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:ブラックボックスで全体が見えないシステムの不安

現代の基本的なインフラにICTがある。インフラとはまさに国民の生命と財産を守る基盤システムと言えるだろう。オレ様は紙の株より樹木の株を愛好しているが、紙の株も無いよりあった方が有り難い。

父親が乳牛を飼育していた頃、乳業会社の株を買わされたのかわずかばかりの株を持っていた。乳牛の飼育を止めてから半世紀以上経過して昔の株は紙ぺっらになってしまったようだ。まさに、紙の株のはかなさを教えている。

ロイターは、「富士通は一進一退、東証の売買システムの機器故障を受け。;url=https://jp.reuters.com/article/fujitsu-tosho-idJPKBN26N01L。(2020年10月2日9:30 午前Updated 2日前);By Reuters Staff1 Min Read」というタイトルで、「[東京 2日 ロイター] - 2日の東京株式市場で、富士通6702.Tは一進一退。東京証券取引所が1日、株式売買システムの機器故障に伴うシステムエラーで全銘柄が終日売買停止となった。故障した機器が富士通製だったことはネガティブ視されているもよう。2日の寄り付きは上昇してスタートしたが、その後伸び悩み、マイナス圏に沈んでいる。 東証は現時点で富士通に対する損害賠償請求を考えていないというものの、富士通は技術力に対してマイナスイメージがついた可能性がある。市場からは「富士通は通信インフラを担い、5G関連銘柄の本命の一角の位置付けでもある。システムのバックアップが機能しなかったことが痛い」(国内証券)との声が出ていた。」と報じた。

オレ様的には、多大な損害が生じたと考えられる巨大なシステム障害事故で、不審に思ったのは、東証が早々に「富士通に対する損害賠償請求を考えていないという」表明した点だ。要するに、東証は、金、金、金こそ全てだという一神教の代表格であろう。

まさか、東証が富士通に損害賠償請求しないのだから、東証の利用者も東証に損害賠償するなというメッセージを発した積もりなのか。ともかく、リスクに対する責任をブラックボックスの中でうやむやにするような体制は国際化が進む中で通用するのか。

そもそも、株式売買システムも経済リスクの合理的転嫁システムの側面を持つだろう。

株式会社東京証券取引所、富士通株式会社はPRESS RELEASE「東証の株式売買システム「arrowhead」をバージョンアップ(https://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/11/5.html)。(2019年11月5)」で、「株式会社東京証券取引所(以下、東証)は、富士通株式会社(以下、富士通)の最新の技術を活用し、株式売買システム「arrowhead(アローヘッド)」を4年ぶりに全面刷新して、機能強化と性能改善を図り、11月5日から運用を開始しました。「arrowhead」は、高性能・高信頼を実現した世界トップレベルの株式売買システムで、様々な最先端技術を結集して、2010年から約10年間、安定的に稼働している大規模ミッションクリティカルシステムです。この度バージョンアップした「arrowhead」は、売買制度の見直しによる株価急変動の抑止や、終値での約定成立機会の向上、システム性能の安定化など、市場利用者の皆様がより安心して取引できる市場を実現しました。」と報告している。

従来システムと新システムのスピード性能差は下記の通りである。一つの注文に200nsで対応できるのだろ。この注文を処理するためには更に多数のCPU内部処理が必要で、技術的にはスピードが最優先だろうと妄想されてくる。そうして、システム障害はこのスピードと隠された要因Xとの関係で生じたと妄想されてくる。そうして、最大で最も捉えがたい犯人は再現性の無さだと妄想されてくる。想像だが、ノイズ等の突発的な原因が引き金になってシステムが暴走するのではないかと妄想されてくる。

表:処理性能の現新比較
処理能力 従来システム 新システム
注文応答時間 0.3ミリ秒 0.2ミリ秒
情報配信時間 1.0ミリ秒 0.5ミリ秒

オレ様が現役時代に体験したマイコンの誤動作も再現性がなかった。東証の場合、トラブル発生以前の情報保全のためシステムの再起動をしなかったらしい。トラブルがたった一発のノイズによる誤動作で誘発されたとするとその証拠はログに残らなかったかも知れない。同じ障害が確実に何度でも再現されてこそ真の対策が出来る。これが疑わしいと良品の機器と交換しても正常な結果しか出ないのは当然なのである。従って、現在は正常に動作していても、それはシステム障害を起こす異常な状態が現れていないだけで、いつかはシステム障害を起こす可能性を潰した事にはなっていない可能性もある。

「マイコン誤動作の犯人探し (http://af06.kazelog.jp/.s/itoshikimono/2009/04/post-d411.html)。(2009/4/3)」で、「このような現象は微妙な条件が重なって確実に再現させる事が困難な場合が多い。しかし、この時の犯人探しは、問題を放置せずにとことん追求して犯人の尻尾をつかんだので顧客側もメーカー側も面目を失うことなく納得できる結論が得られた。対策はノイズ吸収用にコンデンサーを1個追加するだけで済む。機器によっては設計段階で想定される条件で種々のノイズ試験を行っている会社もある。製品としては見えないが色々な試行錯誤の積み重ねにより製品の信頼性が向上するということを経験した一例である。」と書いた。

NHKは、「東証 世界トップレベルのシステム トラブルの原因特定できず。;url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201002/k10012645921000.html。(2020年10月2日 19時15分)」というタイトルで、「システムトラブルによって、1日、終日売買を停止した東京証券取引所は、2日はシステムが正常に稼働し通常の取り引きが行われました。
ただトラブルの原因は依然、特定できないままで、再発防止に向けた態勢整備が大きな課題になっています。 東証のすべての取り引きが終日停止された1日のシステムトラブルは、1999年5月に取り引きが全面的にシステム化されて以降初めての事態でした。 2日の売買は午後3時の取り引き終了まで通常どおり行われ、東証は「システムは正常に稼働し、問題はなかった」としています。 トラブルが起きたシステムの「アローヘッド」について、東証と開発元の富士通は世界トップレベルのシステムだとしていますが、今後の焦点はトラブルの原因究明と再発防止策になります。」と報じた。

ブラックボックス化したシステムを正常に動かすには対処療法しか無い。対処療法では想定通りに動かず、いじればいじる程悪くなる場合もある。日本的ブラックボックス体制では世界の動きに後れを取るだろう。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高t 瞬風
DATA 513.7 87 278 116637.9 21.4 24.4 18.6 5.8 1.9 2.8 0 18.5 24.8 4.2(西南西)
時刻等℃ m/s H mm 23:34 12:32 08:11
2020年10月03日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 76% 経過       AMEDASへのリンク


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    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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