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2021年1月 3日 (日)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;ある青年技術者の思い出;初騒ぎ アレが壊れりゃ 万歳だ。20210103。

2021年1月3日(日)
昨日は晴れ一時曇り。ざっそう句;初騒ぎ アレが壊れりゃ 万歳だ。BLOGの下書きは無線LANで作成できた。だが、ネットには接続できず。起床して先ず、正月恒例の神仏へのお供えをする。これだけは我が家の伝統行事で止められない。2日目もお勤めを済ませてから雑煮を頂く。正月早々の初騒ぎはネット接続が出来なくなった現象の原因対策だ。最初は世の中のトラフィック増大が原因だろうと考えたが様子がおかしい。我が家の家庭内LANも管理が適当すぎていざトラブルになると手が付かなくなる。色々試した結果ADSL-MODEMが故障したと推定した。幸い中古予備品を確保してある。それに交換したら何とか復旧した。納得できないのは完全に動作しなくなる前に不完全ながら動作をしていたこと。部品が中途半端な動作をしていたのか。修理をするには不良部品を特定して交換する必要がある。現役時代は、冷却スプレーで冷やしたり、ドライヤーで過熱したりして不良部品をあぶり出したことがある。今、それを始めれば迷宮入りだろう。何とか復旧できたのでBLOGは途切れず続いた。初騒ぎも克服できた。メデタシ、メデタシ。


YouTube: 春の海 宮城道雄自作自演


(1)インターネット接続が不安定であった。
(2)ADSL-MODEM、無線ルーターの電源ON-OFFでリセット
  改善せず。
(3)ADSL-MODEM⇒ノートパソコン1へLANケーブル直結でも
  インターネット接続できず。
(4)無線アクセスポイントは動作。
(5)以上からADSL-MODEMが故障している可能性がある。
(6)ADSL-MODEMを電源を抜きリセットしてみる。
  ADSL-MODEMとPCのLAN端子をケーブル直結。
  「アクセスしようとしているサイトを見つけられません。」
  回線コネクタを抜き差し:ランプ点滅
  ADSL点滅⇒点灯

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:田舎老人徒然草:過去記事を読む;ある青年技術者の思い出

昨年、菅義偉新内閣総理大臣が生まれてから突如として持ち上がった問題が、学術会議会員の推薦問題であった。国民が騒ぐ背景には、戦前の美濃部達吉の天皇機関説が辿った黒い歴史があったと思い出す。その歴史を教訓にしたのか、革新系の美濃部亮吉東京都知事が生まれた。

「読みかじりの記:「農で起業する! 脱サラ農業のススメ」 杉山経昌 著 (2005年 築地書株式会社)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/07/2005-f09b.html)。(2012年7月 9日 (月))」で、「追記:「キキョウ」で思い出すのが「帰郷」。前東京都知事の美濃部亮吉氏の引退の辞に唐淵明の「帰去来の辞」:「帰りなんいざ 田園まさに荒れなんとす」があったのを思い出す。現都知事はもう一期と意欲を見せているようだが、その意欲で本業の作家に戻れば、歴史に残る大作家も夢ではない?「帰りなんいざ 田園すでに荒れ 日々ヤブガラシを抜く」」と書いた。

東京新聞は、「学術会議、推薦通り任命を 群馬弁護士会などが首相に声明文 。;url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/76076。(2020年12月23日 08時12分 )」というタイトルで、「日本学術会議の会員候補任命拒否問題で、群馬弁護士会と日本科学者会議群馬支部は、拒否された六人を当初の推薦通りに任命するよう菅義偉首相に求める声明文を出し、二十二日、県庁で記者会見した。 (池田知之) 弁護士会の声明は「任命拒否が違法であることは明らか。(学術会議の)組織の見直しは圧力と受け止めざるをえず、看過できない」と指摘。会長の久保田寿栄弁護士は「学術会議に問題があるとすり替えている」と断じた。 」と報じた。

日本学術会議は英語でScience Council of Japanというらしい。現役時代は、頭脳で仕事をするより、手足と体で仕事をしてきた。そこで、日本学術会議の機能や存在意義が良く分からない。しかし、学問と戦争を対比すると、何となくその関係が分かってくる。戦争の目的で学問が発達してきたという歴史は否定できない。現代は、科学や学問は細分化・専門化して、自分が行っている学問が戦争に役立つのか平和に寄与するのか判断がしにくくなっている。本来、学問は戦争も平和も対象から外すべきでは無いのだろう。

最近、湯川秀樹が戦前に原子爆弾の研究を行っていたという事実を知って科学に対する失望感を味わった。一度明らかにされた科学的知識は、善人も悪人も平等に使えてしまうのが最も危険な真実なのだろう。ともかく、人間の行動・行為は絶対的では無く、カメレオンの如く周辺の環境で変わってしまうものかも知れない。

「スープ皿の底:090102。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/01/post-40fc.html)。(2009年1月 2日 (金))」で、「開発が成功して、その青年から、満足できる製品が出来た事に感謝するというレターを頂いて、自分も良い経験をさせて頂いたことを誇りに思っている。なにしろ、その製品は-50~+150℃まで動作する途方もない製品であった。誰もやったことの無い仕事。この仕事を上司から命じられたときは雑煮も喉に通らないほど悩みに悩んだ。若さと退路を断った尻まくり。しかし、なんとかなった。その仕事を成し遂げた達成感は本人と同僚しか分からなかっただろう。今、思うと上司とは部下の責任をとるためにいたのであろう。チャレンジする機会を与えてくれたのだ。きっとあのカナダの青年技術者も重いミッションを背負って日本にやってきたのであろう。」と書いた。

現役時代、来日した青年技術者同様、日本側の担当者もまだ若かった。それでも、自分たちが何の仕事をしているかははっきり認識していたと思う。-50~+150℃までの動作温度範囲を要求する機器はそうザラにある物では無い。まさにMIL規格と呼ばれていた。当時、トップガンというジェット戦闘機が活躍するアクション映画が興行中であった。自動車に積んで、地上のどこへでも行けるだろうと雑談で話していたのを思い出す。ともかく、途方の無い物を開発した物だと思った。今ふり返ると、あの仕事も普通の会社の普通の仕事として後からやって来たのだ。複雑な心境だが生活のために粛々と対応した。あの青年技術者の名前は今でも覚えている。検索するとその本人と思われる特許情報もあった。

現代は研究者や学者も知らぬ間に軍事研究に巻き込まれてしまう可能性があるだろう。それを示す例は無数にあるだろう。たった一人で戦争を阻止することは不可能に近い。反戦を貫くにはどうすれば良いのか。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高t 瞬風
DATA 77.4 363 2 119.7 3.2 9.4 -2.2 11.6 6.8 6.5 0 -2.4 10.1 10.6(北北西)
時刻等℃ m/s H mm 07:08 12:38 20:59
2021年01月02日 伊勢崎(イセサキ) 1年の 1% 経過       AMEDASへのリンク


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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