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2022年9月30日 (金)

老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:安倍晋三元首相銃殺事件の裁判の行方。;弔砲が 鳴って始まる 天下取り。20220930。

2022(皇紀2682年明治155年大正111年昭和97年平成34年令和4年)年9月30日(金)
昨日の日照時間(H)、率(%)は「SN 8.2 63.08」となり、天気は晴れの夏日であった。ざっそう句;弔砲が 鳴って始まる 天下取り。安倍晋三元首相の国葬が終わった。この国葬を明快に解説できる人物はいるのか。国民の大多数が反対しているという事実がそれを説明している。国葬を決断した岸田文雄内閣総理大臣自身が説明責任が果たせていないのだから当然だろう。そもそも論だが、国家自体が幻想なのだ。学生時代、学生運動でアジ演説をしていた連中がそんなことを言っていた。吉本隆明の『共同幻想論』を読みかじっただけだったのか。国葬の喪主を安倍昭恵夫人としているニュース記事がある。国葬は何かという定義からおかしい。キシダノコクソウは屋上屋を何重にも積み上げているので、国民からも見放される時が迫ってくるだろう。まさに、アベノチョウホウが次の政変の号砲に聞こえる政治家が多いのでは無いか。時間が経過すると共に世間の統一教会・国葬憂鬱症は軽減しそうだ。が、時限爆弾は次々に出番が迫っているようだ。午後、来客があって、甘いものを食べ、お茶を飲みながら雑談に興じた。ともかく話題が多すぎて困る位だ。

Iob_20220930_state_funeral___part5
原ファイル名=「IOB_20220930_STATE_FUNERAL_嗚呼国葬_菅義偉_PART5.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

日刊ゲンダイは、「岸田自民・臨時国会まで“強行突破”の吉凶 旧統一教会問題は「茂木幹事長無能論」に発展。;url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/312091。(公開日:2022/09/30 06:00 更新日:2022/09/30 06:00)」というタイトルで、「臨時国会の召集が来月3日に迫り、与野党の攻防が激化している。自民党と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の癒着に全く片が付いていないのだから、国会を開くからといってすんなりいくわけがない。   野党にロックオンされた細田衆院議長は29日、文書で旧統一教会との接点を説明したが、山際経済再生担当相や萩生田政調会長など、火種はゴロゴロ。一角が崩れれば総崩れとなるだけに、岸田首相も“問題議員”を切るに切れず、山際氏も更迭せず、このまま国会論戦に突っ込む方針のようだ。強行突破の吉凶やいかに。」と報じた。

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老人の寝言:老人の妄想:身辺雑記:安倍晋三元首相銃殺事件の裁判の行方。20220930。

現職では無いが、一国の総理大臣経験者が、暗殺されるという事件が起きて、その裁判の進め方や結果に国内だけでは無く、世界中からも注目が集まると思われる。

現行犯逮捕された殺害容疑者は、鑑定留置中であるが、「憲法第32条は、「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない」と規定し、国民の裁判を受ける権利を保障している。」ので、むやみに鑑定留置期間を延長する事は、国民として裁判を受ける権利を侵害することにならないか心配である。

そもそも論だが、人間の性善説と性悪説が、古来から議論されてきたが、善悪の行動を決定論で決める事は人間科学が発展した現代では不合理と言えるだろう。人間は、生まれながらに学習、成長という能力を備えているが、その能力を一人で育てることは不可能だ。社会の中で能力は育てられる。そのような科学的な事実に即せば、悪事の再発防止は死刑以外の方法で可能と言えるのだろう。死刑は、古来からの見せしめ効果を狙った制度だったのだろう。

「事件:いとしきもの⇒地下鉄サリン事件・東京裁判と死刑について。20100925。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/09/post-3e49.html)。(2010年9月25日 (土))」で、「犯罪捜査も最初は秘密裏に行われる。しかし、余り秘密を長引かせると大切なものを失う。真犯人の取り逃がしとえん罪の発生もその一つであろう。あのサリン事件はまだ終わっていないのであろう。交番の掲示板にオーム事件の逃亡者の指名手配の顔写真を見た時等ふとそんな事を思う。一方、拙速な死刑執行も色々な問題をはらんでいるように感じる。この程度の罪に対してはこの程度の刑罰と大体の相場が決まっていると言われている事も余りにも機械的に感じる。   調べてみたら、判決による死刑確定から執行までも色々な手続きがあるようだ。その中の最大の課題はやはり、犯罪者として罪をきせられた無罪の人を死刑にする事に対する責任の所在であろう。死刑執行までのプロセスとして、犯人を捜して検挙する役と刑を求める役とその量刑を定める役と刑の減免を請け負う役と確定した刑の執行を命令する役とその執行命令を承認する役と刑を執行する役等々と何段もの分業体制が続く。このような分業体制が徹底するとその一連の役の一部にしか関与しない人間は死刑に関する責任や心情を自分のものとしてとらえる感覚が少しずつ麻痺してくるのではないか。   たとえ判決で刑が確定しても、それは全知全能な神の仕業で絶対間違いが無いという保証がない。むしろ神の前では無知蒙昧で、自らも罪を犯す可能性をはらんだ限界のある人間の業に過ぎないのであろう。当然無罪の者を処刑して良いという法律も倫理的には無い筈だと思う。それが許されれば法律自体も崩壊するだろう。全知全能の神がいれば、その犯罪者の心の動きから行動に到るまでの全ての事実を映し出すだろう。
    個人が生まれて犯罪に到るまでの軌跡には多くの人々との関わりがある。それを考えると、どこかで犯罪を犯さないで済む事が出来る分岐点があるのではないかとおぼろげに感じる。罪と罰は人間社会の永遠の課題かも知れないが、結果論ではなく原因論に遡って犯罪予防対策を少しずつでも前進させる必要があるのではないか。」と書いた。

安倍晋三元首相銃殺容疑者は拘留中であり、起訴され、裁判で罪が確定するまでを予想するのは困難なようだ。その割には、犯行直後に犯罪の動機が詳細に報道され、人質司法の臭いもしてきたが、今回の事件は多数の目撃者が注視していた中で起きたので、裁判の進め方等は国民多数の関心を集めるだろう。安倍晋三元首相銃殺事件裁判は、日本という国家の真贋を試す試金石になると思われる。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 547.4 94 271 547.4 22.8 28.2 18.5 9.7 3.2 8.2 0
時刻等℃ 15 6 14 63.08 mm
伊勢崎 2022年9月29日(1時間ごとの値) 1年の 74% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2022年1月2日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
熱中症反対!


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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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