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2023年3月14日 (火)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:思い出の記;気になるニュース;袴田事件。;イジワルハ ウレシガラセテ マタイジメ。20230314。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年3月14日(火)
昨日は曇り一時雨であった。ざっそう句;イジワルハ ウレシガラセテ マタイジメ。月曜日、一般社会では出勤日だと思って黒電話。早めに朝飯を食い臨時の用事外出。目的地でウォッチング。ついでに次の目的地へ向かい再度ウォッチング。微雨が降ってきたので解散。帰宅後YouTube、WEBニュース等。天気の割には気温が高いが体感的には寒いと感じている。クシャミも出る。花粉症が出てきたのか。先日、家電量販店で貰ってきたカタログを拾い読み。買うつもりは無いので1ページのみ剥ぎ取って残りは捨てた。最近の家電製品は外国メーカーがかなり多くなった。これも国力衰退の象徴なのかも知れない。メール一件発信。

Iob_20230314_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230314-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_袴田事件再審検察はQQ.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:思い出の記;気になるニュース;袴田事件。20230314。

上毛新聞の連載記事「脳とこころ」は、上毛新聞として取り組んだ珍しいテーマだと思った。ともかく、単発記事なら何とか書けても、連載記事になるとそれなりの力量が必要になる。記事全体を一つのシナリオのようにまとめ上げ一つのメッセージを発出できれば成功と言えるだろ。その後、袴田事件に関する連載記事があった。新聞等のマスコミ記事は、事件・事故も新鮮で売れるときが限られているようだ。そもそも論だが、冤罪で再審等は、本来あるべきではないのだ。だが、裁判も娑婆の戦闘を法廷でやっているようなものだ。正義が勝つというのは妄想に過ぎないのだ。裁判は、権力を持ち、司法を牛耳るコトができるモノが勝つのだと言うのが世界の闇公理と妄想されてくる。残念だが、腐った人間はそれ以上の事は出来ないのだ。

上毛新聞は、「袴田巌さん3月13日に再審可否;血痕の変色争点、東京高裁。;url=https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/238335。(公開:2023/2/6 11:40)」というタイトルで、「1966年に静岡県の一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、2014年の静岡地裁の再審開始決定を受け釈放された袴田巌さん(86)の差し戻し審で、弁護団は6日、再審開始を認めるかどうかの東京高裁決定が3月13日に出ると明らかにした。死刑確定から42年余り。「犯行着衣」とされた衣類5点に付着していた血痕の変色状況が主な争点になっている。」と報じた。

多分、上毛新聞の袴田事件に関する連載記事も「再審開始を認めるかどうかの東京高裁決定が3月13日に出ると明らかにした。」という事実から企画されたのだろう。その東京高裁決定が昨日3月13日に出た。

WEB情報によると、「966年、旧清水市で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」をめぐり、3月13日午後2時から裁判のやり直しを認めるのか東京高裁が決定を出す。(https://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news11243k1a8bhme7ujidw.html)」との事だ。

再審決定のWEB-NEWSで下記毎日新聞が早い方であったが、予定稿のようでやや明快性が不足しているように感じる表現だ。視聴者が先ず知りたいのは再審の可否である。法廷で判決を見られる傍聴者数は制限されているが、全く進歩が無い裁判制度だといえるだろう。判決はNHKのような公共システムや国会テレビのようなシステム等で放映すべきでは無いか。国会中継と同じシステムを使えば直ぐに実現できる。費用だってステルス戦闘機F35Aの一台分でおつりが来るだろう。

毎日新聞は、「捜査機関が証拠捏造「可能性高い」 袴田さん再審決定で東京高裁。;url=https://mainichi.jp/articles/20230313/k00/00m/040/068000c。( 毎日新聞 2023/3/13 14:39(最終更新 3/13 15:03) 781文字 )」というタイトルで、「1966年6月に静岡市(旧静岡県清水市)で一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、2014年3月に静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌元被告(87)の再審請求差し戻し審で、地裁の再審開始決定を支持した13日の東京高裁決定は、争点となっていたみそ漬けされた「犯行時の着衣」の血痕の色調について、弁護側の実験の信用性を認めて「無罪を言い渡すべき明らかな新証拠」と判断した。」と報じた。

以下各紙の報道概要:

産経新聞は、「血痕の赤み消失「合理的に推測可能」、捜査機関の隠匿「可能性高い」 袴田さん再審決定で東京高裁。;url=https://www.sankei.com/article/20230313-XKZ4QHUBQRKPPBY2WDI7I7Q35Y/。(2023/3/13 15:00)」というタイトルで、「昭和41年に静岡県の一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定を受けて釈放された袴田巌さん(87)の差し戻し審で、再審開始を認めた13日の東京高裁決定は、争点となっていた犯行着衣の血痕の変色状況について「1年以上みそ漬けされた衣類の血痕の赤みが消失することは合理的に推測できる」とし、弁護側の主張の信用性を認定した。
高裁は、確定判決が犯行着衣と認定した衣類5点について「第三者が隠匿してみそ漬けにした可能性が否定できない」とした上で、捜査機関による隠匿の可能性が極めて高いと指摘。「到底袴田さんを犯人と認定できない」などと結論した。」と報じた。

朝日新聞デジタルは、「袴田事件の再審決定、大善文男裁判長とは 小沢一郎氏の無罪判決担当。;url=https://www.asahi.com/articles/ASR3F5305R39UTIL01R.html。(2023年3月13日 15時50分)」というタイトルで、「静岡県で1966年にあった強盗殺人事件で死刑判決が確定した袴田巌さん(87)について、再審開始決定を出した東京高裁の大善文男裁判長(63)は1986年、東京地裁判事補に任官した。司法研修所教官や高松高裁事務局長を歴任し、仙台、さいたま両地裁の所長を経て2020年3月に東京高裁の部総括判事になった。」と報じた。

時事通信は、「主張認められず遺憾 袴田事件再審決定で東京高検。;url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2023031300831&g=soc。(2023年03月13日16時36分)」というタイトルで、「山元裕史・東京高検次席検事の話 主張が認められなかったことは遺憾である。決定の内容を精査し、適切に対処したい。」と報じた。

弁護士ドットコムは、「「袴田事件」は必然だった? 数多くの冤罪を生んだ静岡県警エース「紅林麻雄」の捜査手法。;url=https://www.bengo4.com/c_18/n_14008/。(2022年01月16日 08時31分 )」というタイトルで、「『撃てない警官』など多くの警察小説で知られる作家、安東能明さんの最新作『蚕の王』(中央公論新社)は、戦後の静岡県で起こった冤罪事件をモデルとした小説だ。  静岡で冤罪というと「袴田事件」(1966年)を思い浮かべるかもしれないが、小説で描かれるのはその10年以上前に起きた「二俣事件」(1950年)という一家4人殺害事件。静岡ではその直前にも「幸浦事件」(1948年)という一家4人殺しが起きている。両事件では、被告人に死刑が言い渡されたものの、のちに逆転無罪が確定した。  戦後の静岡県で多くの冤罪が発生したのはなぜか、安東さんに聞いた。(ライター・山口栄二)」と報じた。

冤罪を裏側から見ると、冤罪被害者がいれば、当然罪を免れた真犯人がいるはずだが、真犯人は逃げ得で終わる事が多いのか。組織や制度の不備、更には人間性の弱さも不要な犯罪を引き起こすのだろうと妄想されてくる。冤罪を作って一番得をするのは誰か。場合によるが、推理も妄想も物事の解明には必要なようだ。「脳とこころ」という視点で事件を見れば、慶事も凶事も、それどころか全ての人間現象の基層に「脳とこころ」がある筈なのだ。そもそも論だが、何事も最初から白黒の色は付いていないのだ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 297.3 293 72 10683.2 12.4 16 7.5 8.5 9.6 0 2
時刻等℃ 9 24 19 0.00 mm
0 1年の 20% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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