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2023年3月 8日 (水)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:思い出の記;失敗の法則・人間行動の法則:巨大組織・巨大プロジェクトの闇;H3ロケット成功への近道。;自爆して 海の藻屑と 消える君。20230308。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年3月8日(水)
昨日は晴れであった。ざっそう句;自爆して 海の藻屑と 消える君。いつものように日向ぼこ新聞。かみさんと朝の牛乳。GO TO トラベルの誘いがあった。そう言えば今日はH3ロケットの再チャレンジの日だという記憶が脳裏をかすめた何もせず。倉庫部屋にてワープロ作業。午後に散歩を兼ねてコンビニプリントに出かけた。春らしさを見つけようとしたが、まだ枯れ野が目立つ冬の風景が広がっている。麦畑の麦は育っているようだ。キャベツ、白菜の収穫は終わりかけている。畑の雑草で花が咲いているのは、ペンペン草、ホトケノザ、オオイノフグリ程度だ。PDFデータをプリント後、お土産にインスタントラーメン。夕食にそれを食す。スープの味が良かった。まぁ価格なりの味か。オレ様は高目のカップラーメンより安い袋ラーメンの愛用者だ。昼のニュースでH3ロケット失敗を知った。帰宅後、WEBニュースやYouTubeを見た。失敗は起こるべくして起こるのだと思った。マーフィーの法則が脳裏をかすめた。WEB情報によると、「マーフィーの法則例一覧【定番】= バターを塗ったトーストを床に落とすと、高確率でバターが塗られた面が下にして着地する;失敗する可能性のあるものは、失敗する」との事だ。

Iob_20230308_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230308-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_H3ロケット失敗.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:思い出の記;失敗の法則・人間行動の法則:巨大組織・巨大プロジェクトの闇;H3ロケット成功への近道。20230308。

東日本大震災・東北三大災害のとき、失敗学が流行った。「失敗学」の提唱者が畑村洋太郎であったが、何か胡散臭い感じがしないでもなかった。今回のH3ロケット打ち上げの主体がJAXAである。STAP細胞捏造事件が起きたのが理化学研究所であった。国家が、巨額の税金と、優秀な人材と、強力な組織力を投入して遂行しているプロジェクトが失敗や事件を頻発させるようでは、国家の面目も丸つぶれになるだろう。国家機関の失敗の説明は何の役にも立たない。国民の役に立つのは失敗の予防とプロジェクトの成功しか無いのだ。

「研究所名称変更のお知らせ;独立行政法人通則法の改正に伴い平成27年4月1日より、当研究所は独立行政法人理化学研究所から国立研究開発法人理化学研究所へと名称を変更いたします。」

「宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2003年に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合して誕生しました。政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関と位置付けられ、同分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行っています。  創立から10年の節目となる2013年に、JAXAは経営理念を「宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現する」と定め、コーポレートスローガンに〝Explore to Realize〟を掲げました。  そして、2015年4月には、国立研究開発法人となり、同法人の設立趣旨である日本全体の研究開発成果の最大化を目指し新たな一歩を踏み出しました。」

JAXAと北朝鮮のロケット技術の優劣比較は、ロケット発射の成功、失敗の定義が違うので、簡単にできないが、北朝鮮は連続してロケットを発射させて、ある程度の航続距離を実現している。JAXAは二度連続して打ち上げに失敗した。H3ロケットの連続二度の失敗は致命的な失敗に違いないと妄想されてくる。

日本経済新聞は、「H3ロケット初号機失敗 打ち上げ後に指令破壊。;url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC068G50W3A200C2000000/。(2023年3月7日 10:38 (2023年3月7日 12:40更新) [有料会員限定])」というタイトルで、「宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、大型ロケット「H3」初号機の打ち上げに失敗した。地上からは飛び立ったが、2段目のエンジンの点火を確認できず、機体を破壊する指令を出した。国産ロケットは2022年10月に小型機「イプシロン」も打ち上げに失敗しており、日本の宇宙開発は信頼を落とした。H3は米国主導の有人月面探査や火星圏の探査などにも活用予定だったが、宇宙開発戦略の見直しを迫られる。」と報じた。

H3ロケットは液体水素ロケットエンジンを使った二段ロケットで、一段目とⅡ段目を分離するのが基本のキなのだろう。Ⅰ段目の燃料が尽きたら切り離してⅡ段目のエンジンに点火する。ここで、Ⅱ段目のエンジンに点火するのが失敗する可能性があれば当然、設計で対応するのが最良の対策だろう。水の電気分解で出来た水素に火気を近づければ点火するのは学校の理科の実験で見ている。点火システムの不具合が予想されるなら二重化する方法がある。JAXAはⅡ段目ロケットを破壊したようだ。回収して不良対策を追求すべきだったのではないか。現物の欠陥品こそ失敗とその対策を教える最強の先生だ。

そもそも論だが、JXAは一回目の失敗を失敗では無いと言い張った。マーフィーの法則ではないが、失敗する原因はどこにもある。Ⅰ段目の失敗の原因が除去されたので、Ⅱ段目の失敗の原因が動き出したのが今回の失敗の筈だ。電子化された制御系はノイズで誤作動しやすい。だが、作動させるべき信号系はそれ相当の信頼性を持つ設計が行われているはずだ。エンジンが点火しなかったという事象は致命的な欠陥の存在を示唆しているといえるだろう。失敗の記者会見でJAXAトップはⅡ段目を回収しないと惜しげも無く言い放った。これでは、本気に失敗対策をしたいと考えていない事を明言したようなものだと感じた。

一回目の打ち上げ失敗から二回目の打ち上げまでの期間が意外に短いと感じた。モグラタタキのように繰り返し実験を続ければ少しずつバグが減るかも知れないが、そのような手法は絶対に許されない。国家の威信を賭けて行う巨大プロジェクタは成功しか許されないのだと気を引き締めて行う以外に無いだろう。今回の失敗の裏には見えない人間行動や組織の闇がありそうに見えて仕方が無い。YouTubeでJAXAトップの記者会見を見たが連中の口調に吐き気を催した。頭を下げて済む問題ではない。トップが相当以上の責任を取らない組織の部下は腐ってしまう。そんなトップに失敗対策をさせても弊害が出るのが落ちだろう。失敗の責任を取ってトップが潔く辞めたら如何か。これこそ、組織と頭脳の沈滞を活性化する唯一残された方法では無いかと妄想されてくる。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 304.3 299 66 8897.1 12.7 21 6.1 14.9 3.9 10.9 0
時刻等℃ 16 6 7 90.83 mm
0 1年の 18% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)