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2023年3月10日 (金)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:思い出の記;失敗の過去記事再読からH3ロケット成功の展望へ。;モグラ死に たたくモノ無く 天国か。20230310。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年3月10日(金)
昨日は晴れであった。ざっそう句;モグラ死に たたくモノ無く 天国か。日向ぼこ新聞。宅内閑居。問い合わせがった件で調べ物。ネットで調べれば何でも分かると思うのは錯覚だろう。所詮、誰かがネットに上げているだけ。その真偽も疑わしい。黒電話一件。先日、畑や庭の隅に紫色のハナダイコンが咲いているのを見た。だが、記憶には出てこなかった。漠然と見ているのも一種の学習効果なのだろう。多分、デジカメで言えば、低画素数で記録しているのだろう。ミニスイセン、ヒヤシンスも咲き出した。

Iob_20230310_1_year_since_ukraine_r
原ファイル名=「IOB_20230310-思い出の記_1 YEAR SINCE UKRAINE RUSSIA WAR BEGIN_モグラタタキ_MOG_TEN.gif」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:思い出の記;失敗の過去記事再読からH3ロケット成功の展望へ。20230310。

日本の宇宙開発・ロケットビジネスは平和利用が目的であり、ロケット発射は公開している。従って、人工衛星が軌道に乗ったか否かは誰でも知る事が出来る。H3初号機には失敗が明らかになった時に自爆させるシステムが組み込まれているようだ。WEB情報によると、「【速報】H3ロケット失敗 JAXA理事長会見「国民の期待に応えられ ...;news.yahoo.co.jp ? articles;2 日前 ・ ロケット落下の場所は?回収は? 落下したのはフィリピン東方沖海上。指令破壊信号の時刻が打ち上げ後835秒。そこで機体を破壊した。」との事だ。今回の打ち上げでは、Ⅱ段目には数百億円を掛けて開発した人工衛星が搭載されていたので、貴重な人工衛星までが海の藻屑になってしまった。破壊したⅡ段目ロケットを回収しても対策情報は獲得不能に近いのか。当局は早々に回収しないと表明した。見方を変えれば、システムに内蔵している自爆装置は表向きは技術情報の流出を守る秘密確保手段であるが、裏側から見れば杜撰な設計を隠蔽する責任回避システムでもある。H3ロケットの前身のHⅡロケットの開発では海底からエンジンを回収して改良が行われたようだ。やはり、失敗は現物、現場等々不具合が生じた条件下で調査するのが基本だろう。

WEB情報によると、「過去の事例 詳細
H-IIロケット8号機の打ち上げ失敗;未知の分野において「失敗はつきものだ」と考えがちですが、設計者のちょっとした気遣いにより失敗をなくすことは可能です。1999年11月に打上げられたH-IIロケット8号機は、第1段エンジン(LE-7)が計画より早く燃焼を停止したため、地上からの指令により爆破されました。なんと、百億円以上の開発費が海のもくずとなったのです。翌年、小笠原沖3000mの海底からLE-7が回収され事故原因が調査されました。その結果、LE-7の配管内を逆流する旋回キャビテーションの気泡が、整流ベーンにあたり共振して圧力振動が発生し、その繰返し荷重によりインデューサが疲労破壊した結果と判明しました。当所、インデューサが旋回キャビテーションに対して十分な強度を持つことを確認しましたが、旋回キャビテーションがその他の要因と組合わさって新たな振動を起こす原因になるとは想定できませんでした。  新規開発品に対して安全、信頼性設計手法を用いた検討を行うことは必須でありますが、さらに経験豊富な有識者による設計結果のチェック、審査も忘れずに!!(http://www.jspmi.or.jp/system/l_cont.php?ctid=130401&rid=804)」との事だ。この記事は、「(出典:NASDA資料、http://www.jaxa.jp/press/archives/nasda/2000/04/h28_000414_j.html)」を引用しているが、既に「Not Found

The requested URL /press/archives/nasda/2000/04/h28_000414_j.html was not found on this server.」であった。

誤動作:いとしきもの(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/03/post-1657.html)。(2010年3月23日 (火))」で、「電子機器が動作する環境と言う点では、車の走る環境は屋内機器の動作する環境より相当厳しい。特にエンジンルームの中は電気的(静電気、サージ電圧)、機械的(振動)、化学的(バッテリー液、化学変化)、物理的(周囲温度)等色々なストレスが満ちている。集積回路の信頼性に関しては色々な試験が行われるが、それも万全ではないだろう。部品屋は部品単体の信頼性は何とか調べる事は可能であるが、システム全体の信頼性は調べることは不可能である。」と書いた。

想像ではロケット内部の各種環境は非情に厳しいと思う。今回のH3ロケットの失敗の原因に電源系統の不具合がありそうだと指摘されているが、電子機器の電源系統の不具合対策は、電子システム設計の基本のキで、技術者が常に配慮すべき要点なのだ。回路図では一本の配線でも、過渡的には、分布定数回路やアンテナ、抵抗、コイルに見えて色々な悪戯をするのはベテラン技術者の常識なのである。逆に、当局が失敗の原因に電源系統の不具合がありそうだと宣うのは悪意ある隠蔽に見えてしまうのだ。要するに、今日の技術を正しく適用すればシステムのバグの大多数は未然に除去できると言えるだろう。他国のロケット打ち上げの成功率が高いという現実はそれを証明しているといえるだろう。

日本経済新聞は、「三菱航空機、社長交代 ジェット撤退で会社清算へ。;url=https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC156QG0V10C23A2000000/。(2023年2月21日 17:17)」というタイトルで、「三菱重工業子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)は21日、取締役執行役員の桝谷啓介氏が4月1日に社長となる人事を発表した。現社長の丹羽高興氏は退任する。  三菱重工は2月7日に総額1兆円をかけた国産ジェット機の開発中止を発表している。三菱航空機は事業会社として開発を担ってきたが、事業撤退に合わせて清算を視野に三菱航空機の株主と協議を進める。清算手続きなどを行うために社長交代を決定した。」と報じた。

WEB情報(https://ja.wikipedia.org/wiki/H3ロケット)によると、「H3ロケット(エイチ・スリー・ロケット、短縮形:H3)[1]は、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と三菱重工業が次期基幹ロケットとして開発中の液体燃料ロケットで使い捨て型のローンチ・ヴィークル。2023年3月7日に試験機1号機の打ち上げに臨んだが失敗し、原因究明と再発防止には時間がかかる見通しになっている[6][7][8]。 」との事だ。

科学ニュースに独り言:イプシロンロケット発射停止に重大な油断はないか?。20130907。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/09/post-0800.html)。(2013年9月 7日 (土))」で、「JAXAという組織の特性は良く知らないが、総じて日本の巨大組織は、個人商店になりがちのようだ。国家然り、軍然り(戦前だが)、官僚組織然り、会社然り云々。外国は、多民族で、個人の領域では個性を優先するが、組織という中では、組織としての機能・役割を第一優先としているように見える。その基本は役割と責任が完全に明確化されているからではないか。その組織の中の個人も、個性や能力の発揮という点では十分に評価・処遇される。要するに組織と組織メンバーのマッチングが良好だ。その点、日本の組織の過去・現在・未来を思うと情けなくなる。~。色々な失敗に関して、「出番無きマニュアル」として所感を書いてきた。先人達の失敗に学ぶことは意外に難しい。優秀と自認する者は「マニュアル」なんかとバカにする。そこに、大きな落とし穴はないか。NASAが巨大なプロジェクトを着々とこなせるのはNASAと言う組織と組織メンバーの役割が完全に記述されているからではないか。」と書いた。

素人的に穿った見方をすれば、H3ロケットは今後も同じような・類似した失敗を繰り返し、最後にはロケットビジネスから撤退という事態になりかねないように妄想されてくる。「総じて日本の巨大組織は、個人商店になりがちのようだ」と書いたが、確かにその傾向がありそうだ。失敗から学ぶだけではプロジェクトは成功しないだろう。失敗は強い意志で克服しないと成功に到らないのだろう。巨大プロジェクトとと言えども個々の人間の集まりだ。失敗の原因は物には無く人にあると妄想されてくる。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 354.5 297 68 9568.5 14.8 22.9 5.5 17.4 5.1 9.7 0
時刻等℃ 15 6 15 80.83 mm
0 1年の 19% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
 


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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
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