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2023年4月14日 (金)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:藤の花の俳句鑑賞;;あの花は 何かと聞かれ 何だかな。20230414。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年4月14日(金)
昨日は晴れ。黄砂が飛来してきたというニュースが流れた。空が白っぽかったのがそれか。
ざっそう句;あの花は 何かと聞かれ 何だかな。八重桜だろうか。
接ぎ木したミカン樹が気になり畑に入ってみる。冷凍しない穂木は緑色を保っている。活着する期待はできる。日向ぼこ新聞。その後倉庫部屋にて古い資料を拾い読み。
午後、お茶の時間に来客。カステラと紅茶でしばし雑談。
陸自ヘリの墜落ニュースを追っていて今まで余り進展が無かったが、13日夜に動きがあったようだ。原因解明には機体と乗員の発見が不可欠だ。事態の推移を見守りたい。

読売新聞オンラインは、「陸自ヘリ事故、海中で機体とみられるものを発見…要救助者1人がいるとの情報も 。;url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20230413-OYT1T50280/。(2023/04/13 23:14)」というタイトルで、「陸上自衛隊の第8師団長ら10人が搭乗したヘリコプターが、沖縄県・宮古島付近で行方不明になった事故で、海自艦が13日、海中でヘリの機体とみられるものを発見した。複数の政府関係者への取材でわかった。要救助者1人がいるとの情報もあり、詳しく調べる。」と報じた。

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:藤の花の俳句鑑賞;20230414。

昨日、かみさんが一房の藤の花を持って来た。俳句と共に渡してくれれば風流だが、期待薄。ヒコバエの藤蔓が伸び出して、枯れ木のハナミズキを制覇して、枯れ枝に沢山の花を付けている。藤が花を付けるのは陽当たりを確保してからだ。先ず伸びて、樹木に這い上がり、ようやく花を付ける。そうして実が生れば、種子でも増える。藤は生き残りに恐るべき執念を持っているツル性植物だ。

講談社の古本歳時記で「藤」を探したが、これという程の傑作は見当たらなかった。その中でやや印象的な一句を選んだのが次の一句。

藤房の揺れが止まればまた一人    三好潤子

作者は風になびいている藤の花房の動きに注目しているのだろう。それを見ているのは自分一人。揺れても揺れが止まっても自分は変わらない。観察眼は自分を見ているようだ。WIKIPEDIAによると作者は病気がちの俳人だったようだ。

WEB情報によると(https://ja.wikipedia.org/wiki/三好潤子)、「1969年に処女句集の『夕凪橋』を上梓。1970年には両下肢血管栓塞症により足を切断しなければならないほど症状が悪化するも、平癒する。1976年には母が死去。同年第2句集『澪標』を上梓する。1983年には第3句集『是色』を上梓したが、山口誓子に随行した中国への旅行から戻った数日後に、左半身が麻痺して倒れ、入院。右脳グリオブラストーマと診断される。一旦は回復するも、1985年2月20日0時20分、没。58歳[2]。絶筆は「髪洗ひたし洗ふほど髪もなし」[7]。;作風:即物具象に沿っているが、情緒を十分に含んだ作風である[8]。山口誓子はその俳句を評して「今日生きていることを強く表現」している、と述べている[9]。また、『夕凪橋』の選句に携わった小島政二郎は「女性の新鮮な官能が、感情が、神經が、肉體が、彼女の俳句の中に脈打つてゐる」と感想を記している[10]。代表句に「雪片の負けず嫌ひが先争ふ」[8]、「葡萄箱釘の早打ち父子して」[1]。 」との事だ。

過去記事で「藤の花」を含む記事は数件あった。その中の一件。
半端道楽(環境雑録):藤の株それぞれ個性で花咲かす(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/04/2013-a2f4.html)。(2013年4月21日 (日))」で、「動物は生存により適した環境に移動できるが植物はそれができない。与えられた環境で最善の結果となるよう体を作って適応して行く。藤も花を咲かせるよりも蔓を伸ばし自分が生きる体制を作るのが先なのだろう。よく見ると花と同時に蔓も伸ばし始めている。」と書いた。

藤の株は、側枝を剪定すれば低い樹高で開花する。だが、剪定を怠ると側枝が伸びて暴れ出す。枯れたハナミズキに這い上がって咲いたのがその例だ。ハナミズキが腐って倒れたらどうなるか。そんな先の事は考えない事にしよう。今年の藤の花の開花は例年より一週間程早いようだ。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 363.4 262 103 20971.1 15.1 23.6 9.2 14.4 5.8 11.9 0
時刻等℃ 15 6 2 85.00 mm
        1年の 28% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
伊勢崎 2023年4月13日(1時間ごとの値)

コピペでセルの連結を保持。
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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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