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2023年6月 4日 (日)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):江口きち;「不倫して人を殺すな、もっと読め恋愛小説」:;人生は 花火の如し ばくち打ち。20230604。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年6月4日(日)
昨日は台風二号の影響で朝方雨後曇りから晴れ。台風は太平洋岸を北上して熱帯性低気圧になった。
ざっそう句;人生は 花火の如し ばくち打ち。
用事が無いので宅内閑居してゴロゴロして過ごす。古新聞を読み直して整理。読み直しと言ってもお悔やみ欄が中心だ。マァ、我が家の赤ちゃん記事を楽しみにしている新聞読者もいるだろう。赤ちゃん・新生児の命名は親子にとって重要だ。「キラキラネーム」等の人名が法規制されるようだ。これとマイナンバーとデジタル化で全国民をひも付きにして国家権力の思い通りに国民を支配しようとする魂胆が丸見えとなった。当然、国民も馬鹿じゃないから適当に収まるかも知れないが、未来は神様すら支配が出来ないの領域なので、悪徳政治家の寿命も知れたモノだろう。この際法律で正々堂々と改名・読み替え?ができるのだから良い名前を考えるチャンスか。

Iob_20230604_
原ファイル名=「IOB_20230604_人生は 花火の如し ばくち打ち.gif」

毎日新聞は、「改正戸籍法成立 氏名の読み仮名、必須に 来年度にも施行、1年以内に要届け出。;url=https://mainichi.jp/articles/20230603/ddm/012/010/139000c#:~:text=%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%83%A9。( 毎日新聞 2023/6/3 東京朝刊 有料記事 617文字 )」というタイトルで、「戸籍にこれまで記載がなかった氏名の「読み仮名」を必須とする改正戸籍法などが2日、参院本会議で、自民、公明、日本維新の会、国民民主各党などの賛成多数で可決、成立した。2024年度にも施行され、全国民が施行後1年以内に本籍地の市区町村に届ける必要がある。いわゆる「キラキラネーム」など漢字本来と異なる読み方は「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」との基準を設けた。」と報じた。

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):江口きち;「不倫して人を殺すな、もっと読め恋愛小説」:20230604。

処分すると言うので、貰ってきた古本の一冊に「近世群馬の人々(1)」(三山文庫9:昭和38年刊)(本書)があった。その人名を目次から引用すると以下の通り。聞いたような名前もあるが、良く知っている名前はほとんどない。そこで当ブログ内での引用件数を調べて見た。今回は江口きちからの妄想を綴る。

内田粂太郎(0)
江口きち(0)
金井之恭(4)
桑島定助(0)
佐藤次郎(0)
須永 好(0)
住谷天来(0)
角田金五郎(0)
角田柳作(15)
村上随憲(7)
湯浅一郎(2)

江口きちの章の執筆者は明治42年生まれの田島武夫で高崎市立図書館館長とある。WEB情報によると、「県歌人クラブ会長や上毛歌壇選者などを歴任された田島武夫氏(1899-1987)が戦前、戦中、戦後を通して集めた資料群 [71]。 田島武夫氏は、昭和25年から昭和39年まで高崎市立図書館長 [64] 。」との事だ。WEB情報によると、「 ふるさとの想い出写真集:明治 大正 昭和 高崎;田島 武夫【編】」の著者で「著者等紹介;田島武夫[タジマタケオ]群馬県高崎市宮元町に生まれる。高崎中学校・群馬師範本科第二部卒業。高崎市立中央小学校教員を最初に教員生活30年。高崎中央小校長を最後に図書館界に入る。高崎市図書館長14年半。後、市史編さん事業に従う。現在、群馬女子短期大学教授。高崎市文化財調査委員、高崎市文化財保護協会長、群馬歴史散歩の会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)」との事だ。

既に、数日前に「たまたま、上記の古本を取り上げて江口きちの章を読んで、これぞ群馬県かと感じたが、複雑な印象が残った。」と書いた。本書で採択されたタダ独りの女性のようだ。それも20代と若い。その生涯も異例と言えそうだ。だが、本記事で江口きちを賛美して、同じような人生を再生産させる気力は生まれない。群馬県はカカァデンカ云々とはしゃいでいるが群馬の文化レベルは相当低いと嫌悪感を感じてしまう。多分、「複雑な印象が残った」という読後感はずっと続くだろう。才能に恵まれた若い女性の創作、苦悩、葛藤、恋愛、自殺、殺人は現代でもセンセーショナルなニュースになるだろうか。江口きちの短い生涯は色々なことを教え、考えさせてくれると思うが、何時になったら第二、第三の江口きちが活躍出来る時が来るのか。

江口きちの父の戒名は默応空伝居士とのこと。WEB情報によると、「善應寺には忠治の妾・菊池徳が造立した「情深墳」があり、忠治の戒名を「遊道花楽居士」としている[13]。 」との事だ。江口きちは父の生き様に反発していたようだが、默応空伝さんは自分の生き方をしていたのかも知れない。お徳さんは愛人国定忠治の天国行きを最大限に演出して忠治を本当の男にしたと言われている。

母は、時に任せて「天国に結ぶ恋」を口ずさんでいた。母の脳内にどのようなイメージが巡っていたのかは知る由も無い。人間の行動を脳のチョットした遊びが決定づけトンデモナイ事件が起きてしまう。悲惨な事件の発生を未然に防止するためには、脳が少し位遊んでも、誤動作しても、それを妄想内に押さえ込んで、行動というメカニズムから遮断してやれば良い。そのためには、人間の暴走防止装置になる文化が必要なようだ。

当ブログでは、科学者石原純と原阿佐緒の恋愛事件について書いた。まさに、大学では教えられない処世学であった。石原純は学者という身分を捨てて歌人という生き方を選んだのだ。原阿佐緒という女性の生き方も凄まじいと言えるだろう。

「東北の海よ:東北の女性歌人。20110905。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/09/post-618e.html)。(2011年9月 5日 (月))」で、「自分なりに割り切れば、科学は「理」、歌は「情」。石原純は1947年に亡くなったが、科学啓蒙書の著作も多い。科学者として活動が出来れば最善であったかもしれないが、時代がそれを許さなかったのか。それは原阿佐緒にも言えると思うが。湯川秀樹も歌だけでなく中国古典などにも造詣が深かった。理と情は所詮同じ頭脳の働きだ。車の両輪のように相補い協働するのが理想なのかもしれない。ともかく、情も理もバランスをとるのが難しい。また、情にも理にも時代という圧力が強く作用する。そんな中、自己本位の捨て身の行動も自由や人間解放への希求に通じるのか。尚、原阿佐緒についてはurl=http://homepage1.nifty.com/B-semi/library/koiku/15hara.htmに詩人正津勉(しょうづ べん)の参考になる記事があり、そこに原阿佐緒の歌があった。ともかく東北地方が東北関東大震災から復興するには先ず精神のバイタリティが必要ではないか。先人達の精神の強靱さにも学びたい。そんなことを思いつつ上記河北抄を読んだ。」と書いた。

大いなる この寂けさや 天地の 時刻あやまたず 夜は明けにけり   江口きち

以下は原阿佐緒晩年の句との事(詩人正津勉のホームページより)
■冬庭のわがまへばかりかげり居り

歴史にIFは無いが、江口きちが人生を生き抜いたらどんな生き方をしたか知りたくなる。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 494.0 212 153 41879.7 20.6 26.1 17.4 8.7 8.5 6.7 3.5
時刻等℃ 14 23 17 44.67 mm
        1年の 42% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
伊勢崎 2023年6月3日(1時間ごとの値)


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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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