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2023年6月 5日 (月)

身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):金井之恭;「汗水垂らして働くだけが人生か、たまには遊べよ」:;素手で抜く トゲある草に 目を覚ます。20230605。

2023(皇紀2683年明治156年大正112年昭和98年平成35年令和5年)年6月5日(月)
昨日は晴れで、アメダス最高気温TX=30.1℃、14時で真夏日であった。
ざっそう句;素手で抜く トゲある草に 目を覚ます。
昨日は学校の資源回収日だったようだ。かみさんが道路脇に古新聞の包みを出したと報告した。見に行ったが、既に無かった。外に出たついでに接ぎ木したカラタチ株の側芽除去をした。活着した穂木の芽も伸びているが、側芽があるとそちらへ養分が向かって穂木の育ちが悪くなる。先ず、株の周辺の除草をする。台木にもトゲが残り、抜く草にもイシミカワのようなトゲのある雑草が混じる。それを素手で作業したので、トゲが気になり効率が悪いが、自然とはこんなもんだ実感した。まさに、植物界にも「利己的な遺伝子」が充満しているのだ。それだから、自然は豊で多様性に富んでいるのだろう。区費の集金が来てしばし雑談。WEB情報によると、「ガーシー前参院議員、逮捕 俳優ら常習脅迫容疑 UAEから帰国:朝日新聞 05:00」との事だ。

Iob_20230605_
原ファイル名=「IOB_20230605_素手で抜く トゲある草に 目を覚ます.gif」

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身辺雑記:老人の寝言:老人の妄想:近世群馬の人々(1):金井之恭;「汗水垂らして働くだけが人生か、たまには遊べよ」:20230605。

処分すると言うので、貰ってきた古本の一冊に「近世群馬の人々(1)」(三山文庫9:昭和38年刊)(本書)があった。その人名を目次から引用すると以下の通り。聞いたような名前もあるが、良く知っている名前はほとんどない。そこで当ブログ内での引用件数を調べて見た。今回は金井之恭からの妄想を綴る。

内田粂太郎(0)
江口きち(0)
金井之恭(4)
桑島定助(0)
佐藤次郎(0)
須永 好(0)
住谷天来(0)
角田金五郎(0)
角田柳作(15)
村上随憲(7)
湯浅一郎(2)

金井之恭の章の執筆者は明治23年生まれの田島群次郎で元島村々長とある。WEB情報・「田島弥平家譜」(http://iga.justhpbs.jp/tajimakafu.html)によると、「田島群次郎;たじま ぐんじろう 1890~1975;(明治23~昭和50) 第三代目群次郎を襲名、田島弥太郎は長男;明治43年、高山社蚕業学校を卒業;昭和23年、県蚕種協会長;文芸を好み漢文詩の権威」との事だ。

当ブログで金井之恭の初出は「文化と文明雑感(ちょっとした旅の思い出):「楫取素彦没後100年」を思う 2012/08/10 記事」であり、「昨年死亡した知人は、当地区の「八幡沼の碑」に関して、どんな立派な碑ができても、百姓は汗水垂らして働くだけで、そんな碑を見るひまなど無いと話していたのを思い出す。今年、当地区の私有地にあった「開拓記念之碑」が区有地に移設された。地主の都合で、記念碑の居場所がなくなってしまったのだ。当時、里山であった山林を開拓して畑地に換える事業の完成を記念した碑である。このような事業により、現在の地区の骨格が変わってきた事をしるのも有意義なことと思う。碑は、建立の当事者が未来に向けたメッセージであろう。「前群馬県令楫取君功徳之碑」をじっくり読んで見たいが、まだWEB上ではその文と読み下し文に出会っていない。この碑は、我々現代人にどんなメッセージを伝えようとしているのか。」と書いた。

金井之恭は、「前群馬県令楫取君功徳之碑」の書・本文の毛筆書きを作成したようだがその書を観賞する力量は皆無だ。「百姓は汗水垂らして働くだけ」と言った知人・S関根さんの言葉を思い出す。関根さんの唯一の道楽は国定忠治の研究だったらしい。田島弥平は島村が絹遺産に指定されて有名になったようだが、田島弥平顕彰碑を見学したのも絹遺産絡みで田島弥平旧宅を見学したころだったように思う。

当ブログで金井之恭の二回目の出現は「ツルよ 飛んでおくれ(愛しき古里):田島弥平旧宅近くに立つ田島弥平顕彰碑 2012/10/05 記事」で、「二回目の見学では、顕彰碑の篆額部分(碑名)もデジカメに収めた。顕彰碑を理解するとき、誰が立てたか、誰が書と文を受け持ったか等の碑の関係者も関心の対象になるからだ。なんと、そこには島村の文化人・書家として著名な金井之恭の名が刻まれていた。群馬県庁近くの長浜公園にある「前群馬県令楫取君功徳之碑」の書を担当していたのも金井之恭であった。金井之恭は群馬県令楫取素彦と同様に田島弥平の業績に深甚なる敬意をいだいて書を成したと想像されるのだ。楫取素彦と田島弥平の両顕彰碑は生前中に建立されている。」と書いた。

田島群次郎は本書で、金井之恭(天保4年1833年生まれ)が青年時代に勤王派の志士として活躍して幕府側捕らわれ、幸運にも皇軍に助けられ、明治維新後政府の文官に登用され活躍したと書いている。WEB情報によると、「国定 忠治(くにさだ ちゅうじ、忠次とも、文化7年(1810年) - 嘉永3年12月21日(1851年 1月22日))は、江戸時代後期の侠客である。 「国定」は生地である 上野国 (上州) 佐位郡 国定村に由来し、本名: 長岡忠次郎 。死没:嘉永3年12月21日(1851年1月22日)」との事だ。金井之恭は国定忠治が処刑された頃、青年時代を迎えていた。

十数年前に、入院していた隣のベッドに境町の男性がいて、時々雑談をしていた。その時、境町には鈴木広川という人物の逸話を聞いた。家は農家だが大の勉強家で文化人だったようだ。モウ忘れているが、飼っている牛も忘れて本を読んでいたとか。金井之恭の父が金井烏洲で、有名な文人である。文人は、何らかの意味で文・記録を残している。その記録は代々伝えられる。

島村、シマムラ云々と頭が空転しているとやはり養蚕のイメージが浮かんでくる。田島群次郎は高山社で学んだらしいが、当地区には重田幾馬という農家があった。体が弱いので、養蚕の先生になって生計を立てようと高山社で学んだという伝説があったが記録は残っていない。そこで高山社で学んだ学生の調査を依頼したが当地域にも高山社で学んだ学生が数人いたことが確認出来た。

島村、シマムラ云々と頭が空転していると島村伊三郎が浮かんできた。何だ、金井之恭が生まれた頃が、国定忠治の売り出し時期になるのか。

WEB情報によると、「若き忠治が売り出しの契機になったのが博徒・島村伊三郎斬殺事件である。天保5年(1834年)7月2日夜、忠治は子分三ツ木村文蔵ら8人で伊三郎を襲撃した。当日、自身の縄張りである世良田村(現・群馬県伊勢崎市)長楽寺境内で博奕が開催された。  伊三郎は境宿(現・群馬県伊勢崎市)島屋で酒を飲んだ後、世良田へ向かう途中、米田村原山で忠治らに襲われた。米田村周辺は民家が少なく、田んぼと立木だけの寒村。当時、国定忠治24歳、島村伊三郎は44歳、男盛りである。」との事だ。

「汗水垂らして働くだけが人生か、たまには遊べよ」

金井之恭は楷書が得意だったらしい。大抵の記念碑の最後に記されているのが石工の名前である。その世界では有名な石工も一般庶民には知られずに歴史を伝えている。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN
DATA 517.9 211 154 42397.6 21.6 30.1 14 16.1 4.5 10 0
時刻等℃ 14 4 16 66.67 mm
        1年の 42% 経過       AMEDASへのリンク  
ダブルカウントに注意(2023年1月3日ファイル作成);黄緑はそのデータ発生時刻(MATCH関数20220116)
伊勢崎 2023年6月4日(1時間ごとの値)


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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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