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2008年10月18日 (土)

国定忠治生誕200年

2008/10/18

国定忠治生誕200年

2008 国定忠治 ファンミーティングというイベントが本年3月23日(日) に開かれた。国定

忠治に伊勢崎の街興しに一役買ってもらおうという伊勢崎市観光協会の企画だったらしい。

国定忠治という人物の実像はなかなか掴みにくい。実際の社会から浮き上がった虚像を通し

てしか見ていないのではないかと常々気になっている。当日、国立歴史民俗博物館名誉教

授 高橋 敏 氏 の「国定忠治学」事始め という講演があり興味深く聞かせていただいた。

また、「国定忠治を男にした女侠 菊池徳の一生」という同氏の著書も購入して読んだ。謎は

深まるばかりであった。どうも自分が求めていたのは舞台の役者ではなく舞台裏の方だった

のかもしれない。国定忠治を生んだ風土、時代、社会、地域の状況等々余りにも知らない事

が多すぎる。こういう舞台裏が十分理解できれば、国定忠治という人物の実像に迫ることが

できるのではないかと思ったりする。

2010年に国定忠治生誕200年を迎えるらしい。長寿な人なら百才も珍しくなくなった現代から

見ると200年前は一昔前に近い。それなのに、国定忠治や国定忠治が活躍した時代は余り

にも遠くなってしまったような感じがする。国定忠治生誕200年という節目を迎えて国定忠治

の実像にどこまで迫れるのか、どのような歴史的教訓が引き出せるのか、単なる一過的な回

帰現象で終わるのか気になるところである。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
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