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2009年2月 7日 (土)

実生きんかん

2009/2/7

実生きんかん

我が家の実生きんかんは成木になったので樹高の成長はほとんど止まっているようだ。既

に樹齢は30年前後ではないかと思う。いつ、どのようにして種をまいたか完全に忘れてい

る。しかし、樹木の種をまいて育てることに興味があり、細々とその趣味が続いている。花

が咲き実が生れば上々の成果である。この実生きんかんも完全に自分の地位が決まった。

一人前の成木になり、自分の存在を主張している。種が多いが果皮の甘酸っぱさに人気が

ある。このきんかんの実がきんかんの木から離れている所にあちこち落ちている。その理由

が分からないのであるが、どうも鳥が運んでいるのではないかと思っている。冬場に鳥の餌

が乏しくなるときんかんの実も食べているようだ。きんかんは実が小さい割に種もあり、みか

んのような食べ方ができない。新品種のプチマルという種無しきんかんが開発されている。苗

を植えてあるが、まだ実が生らない。どんな実が生り、どんな味がするか楽しみである。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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