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2009年12月13日 (日)

小笠原流

2009/12/13

小笠原流

幼少時、母が箸の持ち方等を教えてくれた。その時々に、小笠原流という言葉を聞いた。き

っと、礼儀作法の流派だろうとは思っていたが、それをまじめに受け止めてはいなかった。そ

れが一因になっているのか、未だに箸の、持ち方、使い方が下手である。箸の使い方も、

○○箸だからダメというのが多かった。確かに、社交的な正式の場面に出た場合は、作法に

かなった行動をすれば失敗する事は少ないだろう。WIKIPEDIAの解説には「小笠原流(おが

さわらりゅう)は、武家故実(弓馬故実)、弓術、馬術、礼法の流派。また兵法、煎茶道、茶道

にも小笠原流を名乗るものがある。礼儀作法の流派として知名度の高い流派であるが、本

来的には弓術・馬術・礼法・軍陣故実などの武家社会の故実(武家故実)全般の流派であ

る。」とあった。マナー、エチケットの本では塩月弥栄子、酒井 美意子の本に出合った記憶が

あるが、実生活とはほとんど無縁であった。マナー、エチケットもいわば、ある場面を取り繕う

最大公約数のような役割はあるのだろう。しかし、皆一様に割り切れてしまうと形式だけにな

り面白みも欠けてしまう。礼法、作法も本当に身についていれば役立つ物に違いないだろう。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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