ざっそう句:墓掃除
2012/3/17(土)
昨日は晴れ。春霞がかかったようだった。墓の掃除。最近は葬儀や墓についても色々な考えが出てきている。その究極に葬儀も墓も無用という意見がある。見方を変えれば、葬儀や墓も一種のメッセージだ。それが、世代を越えて、後世に何を語りかけてくれるか。並んだ墓石を比較すると、似ているようだが、少しの違いはある。誰の墓を誰が建てたのか等、墓石を読み始めると掃除もはかどらない。同じ墓掃除に来た人と挨拶を交わす。子供の頃は、墓地には雑木が繁り、薄暗かった。土葬の土饅頭を見ると、子供には墓は怖いところだった。平成以後は墓地の様子も様変わりしてきた。外国産の石材を使いピカピカ輝いている。
2012/3/16(金)の天気
TAVE= | 5.7 | |
TMAX= | 11.1 | 最高気温(℃) 11.9 15:091 |
TMIN= | -0.3 | 最低気温(℃) -0.7 06:09 |
DIFF= | 11.4 | |
WMAX= | 5.4 | 最大瞬間風速(m/s) 9.8(北西) 08:40 |
SUNS= | 10.7 | |
RAIN= | 0 |
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ざっそう句:墓掃除
昔の墓石を見ていると、どうも高級な石材を調達するのが不可能だったようだ。凹凸のある石面に刻んだ名前も風化を受けて消えているのもある。嬰児の墓は更に小さく貧相だ。でも、そのようにして、死者を弔った形見であることには変わりがない。
■墓掃除墓石と語る馬鹿な事
■いにしえの 壊れ墓石は 墓の隅
■丸石の 墓のしるしに 人の情
■人の名の 消えて墓石は ただの石
■ただの石 人の名刻む 人の恩