« 心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(3) | メイン | 心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(5) »

2012年3月21日 (水)

心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(4)。20120321。

 2012/3/21(水)
昨日は晴れ。最高気温(℃) = 14.2  14:24となり、穏やかで暖かい日であった。墓参。花は周辺に咲いている水仙、菜の花、ハナダイコンを摘んで供えた。今年の寒波で枯れた蜜柑樹の手入れをした。枯葉や枯れ枝を除去。新しい目を出して復活して欲しいところだ。丸ごと枯れた蜜柑樹も多い。枯れ方のひどい蜜柑樹はやはり、寒風を受けたり、実を付けたまま放置した株が多い。植物も外部からのストレスと内部からのストレスが生死に関係するようだ。今年は特記すべき寒さのようだ。梅園の観光客にも影響が多いらしい。

2012/3/20(火)の天気

TAVE= 6.7  
TMAX= 13 最高気温(℃)  14.2  14:24
TMIN= 0.3 最低気温(℃)   -0.2  06:15
DIFF= 12.7  
WMAX= 6.7 最大瞬間風速(m/s)  12.9(西北西)  22:25
SUNS= 11  
RAIN= 0  

Q
Q

心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(4)

高山彦九郎の戒名の解釈で、前回『高山彦九郎の心の叫び「~以て、自分は潔白であると申す」という意味にとれるのではないか。謎は、「~以て」の部分だろう。』と書いた。戒名「以白」には謎が多い。しかし、「以白」の部分が別の名前であった場合、吉田寅次郎がどれほど、「松陰」という名前に共鳴したか分からない。この部分に、吉田寅次郎が自分の運命を重ねる事ができたから、高山彦九郎への共感が高まったのではないか。以上は「以」の扱いが中途半端かもしれない。「松陰」と「以白」を別々に解釈する事も可能だろうし、「松陰」と「以白」を関連づけて「松陰を以て自ら潔白を申す」ともとれるし、「以」を「~して、~にして」と接続詞のようにもとれそうだ。その場合「松陰にして、あきらか」というような常識的な解釈も可能だろう。通称吉田寅次郎が吉田松陰を名乗る事になった真の理由は、今となっては知る由もないのかもしれない。

広辞苑によると「御蔭」には、「太陽を避けて、蔭となる所、殿舎の意味と恩恵の尊敬語という意味がある。「御蔭松」とは、「太陽を避けて、蔭となる松の木で、殿舎の代用」という意味になるだろう。渋川市の「御蔭松の碑」は皇太后が伊香保に向かう途中休憩された松とその事跡記念するために建立されたものと思われる。楫取素彦が作成した碑文の解明が待たれる。
Mikage_matu
渋川市の御蔭松(DSC=2012/3/6)

伊香保凌雲閣 ホームページには、「凌雲閣 当館の由来;url=http://www.ikaho-ryounkaku.com/onsen.stm」というタイトルで、「この伊香保の地に、明治12年7月、明治天皇の御母君にあせられる英照皇太后陛下(考明天皇の皇后)が親しく行啓せられました。この行啓は、伊香保が保養地として全国から注目されるようになり、皇族として最初のことであり歴史的な出来事でありました。当時を物語る記録では、行啓は、大夫・書記官・侍医等150名からなる従官を伴って御馬車に乗り、途中大宮・熊谷・高崎に泊まり、山道に入ってからは御興しに乗り換えこの地に辿り着いたと言われ、陛下の御座所にこの「楽山館」を当て、他は隣接6件の館を当て、7月17日から8月2日まで滞在したとのことであります。 こうしたことから現凌雲閣の位置は、歴史に残る由緒ある場所であります。」とう記事がある。この記事の内容は、「御蔭松の碑」と対応するようだ。皇太后の行啓が7月とすれば、その暑さは推測ができる。途中の休憩に松陰が使われてたという事は、行程に人家もなく、当時の旅の事情が推察される。

*************************

追記(2014/3/27): 現在ランキング10位に、「心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(4)(2012/3/21(水))」の記事が入った。一応、その事実だけでも記録に残して起きたい。実は、この「松陰」というキーワードを通して、高山彦九郎、吉田松陰、楫取素彦、さらには地元の先覚者川端宇兵衛をつなぐ何かを探っているのだが、自分が自由にイメージを膨らませるだけの自由度があるのだろう。最近、「心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(7)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/03/post-9850.html)。(2014年3月18日(火) )」を書いたが、謎はまだ謎のままだ。

昔の人名に関しては、出世魚の鰤のように、いくつもの名前を持つ人物が多かった。こういう複数の自称を許す社会だから、いろいろな人物が生まれたのかもしれない。人は自分を名乗る事によって生まれ変わるのではないか。現代では、人名は完全に個人特定ツールに成り下がって、国家に従属している。傑作な人物が出ない理由かもしれない。

高山彦九郎は自分から、院号を「松陰以白居士」と名乗った訳ではなさそうだが、高山彦九郎の自刃を受けて、この院号を高山彦九郎に授けた僧(誰かは知らないが)もまた、歴史を見抜いていた人物だったように感じる。「松」は文法的には名詞だが、その植物の性質からいろいろな象徴的な意味を持つ。「陰」は光とそれを遮る障害物があって初めて現れる現象で、もの自体ではない。象徴性は松以上に広く深い。そのような二つの漢字を合体させて、「松陰」を「以て、白す」と高山彦九郎の生涯と事績を見事一つの戒名にまとめた。

吉田寅次郎は、「松陰以白居士」という戒名から、100万ボルト以上の衝撃を受けたのではないか。吉田寅次郎が吉田松陰を名乗る事により、どれほどの変化が起きたのか。それは歴史が語るだけだろう。これは、車寅次郎では起こりえなかった事かもしれない。

自分の人生で、楫取素彦という人名を知ったのはつい数年前だった。調べてみると、本ブログで楫取素彦が最初に出てくるのが「読みかじりの記:帝王学 「貞観政要」の読み方 山本七平 著 (1983年 日本経済新聞社)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/07/1983-5736.html)。(2011/7/21)」であった。その翌年3月に何かの縁で、渋川市の御蔭松に遭遇する。そこに立っている、御蔭松の碑の撰文と書を楫取素彦がしているので、御蔭松は、その裏に松陰が潜んでいるのではないかと妄想するようになった。この「草冠のある陰」もまた象徴性が強い。この妄想の効果を、最高に享受するには、「松陰以白」というキーワードだと思うが、今ひとつ切り札不足だ。「白」は動詞にとる。電子辞書の漢字源によれば、「申す」に通じる。Google翻訳で「以」は英語で「With」になった。「白」は英語で「White」になったがまだ不十分。「字源」によれば「申す」で建白、敬白の例がある。

高山彦九郎が何故自刃したかを語るような院号にしたら、自刃に追い込まれる人物が続々出るのではないかという、配慮もこの院号には込められているのではないか。それを読んで理解できる人が理解した通りに受け取れば良い。吉田寅次郎は「松陰以白」という暗号めいた院号から一瞬にしてその意味を悟った。楫取素彦は当然、義兄吉田松陰の名前が、高山彦九郎の「松陰以白」から出ていることを知っているだろう。それでは、楫取素彦は「御蔭松」という暗号をどのように解いたか。この愚問にも正解はないかも知れない。

御蔭松の碑の表は「御蔭松」という碑題が書かれている。その碑の裏側(碑陰)にこそ楫取素彦が撰んだ碑文がある。多分、義兄吉田松陰の御蔭で、現在があるのだという雰囲気を感じるのが、現在では精一杯なのだが。

WIKIPEDIA「吉田松陰(生涯)。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E6%9D%BE%E9%99%B0#.E7.94.9F.E6.B6.AF)」

そういえば、高山彦九郎も吉田松陰も、その志を遂げずに無残に果てたが、その志が順次志士達に引き継がれて、理想が実現されて行く。このような歴日本の中に、「松陰以白」という一つの旋律が流れているようにも感じる。「松」とは歴史の主体であり、「陰」とは歴史の主体が作る影即ち歴史状況そのもの。楫取素彦は御蔭松を松陰の如く見ていたのかもしれない。その歴史ドラマと共に。

*************************

追記1(2015/1/13):「心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(4)」の記事がランキング3位に入った。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」効果かも知れない。歴代大河ドラマの視聴率調査を比較すると低調な出だしのようだ。NHKは当然、制作企画を立てて放映していると思うが、全然別の見方もできるのかも知れない。かみさんに気兼ねして濡れ落ち葉的付き合いで見ているが、どうも味付けが甘すぎるように感じる。今は故人となった歴史愛好家が、俺は家族をほっぽり出して諸国を歩いた高山彦九郎は嫌いだと言った事を今も覚えている。高山彦九郎と吉田松陰の行動パターンにどこか似た所があるように感じている。

「身辺雑記・田舎老人徒然草:太田の高山神社と高山彦九郎遺髪塚で出会った紋章は?;嘘始め 元旦と書く 年賀状。 (http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2015/01/post-0e28.html)。(2015年1月 4日 (日))」

「09D1_群馬県令楫取素彦がつなぐ吉田松陰と高山彦九郎(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/09D1_KATORI_MOTOHIKO_CTNG_SYOIN_AND_HIKOKUROU.html)。」

「09D2 初代群馬県令 楫取素彦 没後100年記念(2012年)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/09d2_KATORI_MOTOHIKO_MEMORIAL.html)。」

県庁近くの公園にあった、楫取素彦の記念碑が最近移設されたようだ(http://www.oknst.jp/2014/11/17/%EF%BD%8E%EF%BD%88%EF%BD%8B%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E-%E8%8A%B1%E7%87%83%E3%82%86-%E6%A5%AB%E5%8F%96%E7%B4%A0%E5%BD%A6%E7%A7%98%E8%B7%A1%E7%A7%BB%E8%A8%AD%E5%B7%A5%E4%BA%8B/)。

萩市から贈られた、ナツミカンの木も移植されたようだ。参考に高浜公園に植えられていた時の画像を掲載しておく。

Iob_natumikantakahamap 

追記2(2015/2/22):「心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦(4)」の記事がランキング10位に入った。当BLOGで楫取素彦を取り上げているのは「花燃ゆ」以外の関心がある事による。そこに登場するのが、高山彦九郎だ。

キーワード「高山彦九郎」でGoogleサイト内検索(https://www.google.co.jp/webhp?tab=ww#q=%E9%AB%98%E5%B1%B1%E5%BD%A6%E4%B9%9D%E9%83%8E%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2F)。

高山彦九郎は戦前には、持て囃されたようだ。戦後は、その反動なのか無視されているようにも感じる。吉田松陰が高山彦九郎からどのような影響を受けたのか、歴史家も余り関心を示していないようだ。関心があっても、つきつめると何かを感じてしまうのか。

吉田松陰と二宮尊徳に関して、教科書的には二宮尊徳が無難なようだ。今後、国定道徳教科書で、吉田松陰を教えるようになるのだろうか。

「読みかじりの記:二宮尊徳の仕法と仕分(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/11/post-37c9.html)。(2010年11月 5日 (金))」

追記3(2015/5/28):

Iob_natumikanmaebaship 萩市から贈られたナツミカンの株。かなり幹も太ってきたようだ。2013年の画像でも結実しているので、こちらの方が陽当たりも良いので、今後も実が楽しめそうだ。

************************
追記(2023/09/15):タイトルの後に投稿期日を追加。本日のランキングは5位。楫取素彦に関して渋川市の御蔭松は素晴らしい素材だと感じて色々な記事を書いたのを思い出す。明治維新とは、吉田松陰とはと色々考えたが、未だ十分咀嚼出来ていない。自分が開いた記事でもランキングが変動するが、読者がいてランキングに入ったのは確かなようだ。少ないながら読者はいるようだ。読者に感謝。

************************

BLOG TOPの 「アクセスランキング」へ飛ぶ

ページ先頭へ飛ぶ

検索サイト

NANDA?⇒物臭検索

  • ラベル(タイトル):最初は何も分からない
    なんだこりゃ?作成当時の記憶

エネルギー関係

ウェブページ

更新ブログ

PHOTO2(写真集)

  • Iob_fujijyuukouentotu
    たまたま出会ったもの2

PHOTO4(写真集)

  • Iob_minitomatodaruma
    果樹・野菜・花等

PHOTO5(写真集)

  • Iob_senteihasami_funsitu_sabi
    現在使われなくなった機器、農具、ガラクタ等。

PHOTO6(樹木等)

  • Iob_sendan_kiru_2013
    樹木の縮伐カット&トライetc

PHOTO7(写真集)

  • Iob_kaiko_ga_gazou
    BLOG関連写真2
フォトアルバム

MIKAN KUN

  • 赤城連山MAP
  • Fight_Fukushima
  • ISESAKI_PIGEON
  • MIKANKUN

Copyrighit

  • © Copyright 2006-2023  af06.kazelog.jp  All rights reserved.

健康関係:リンク&検索等

Favorites2

Favorites

Favorites3

Favorites4

やさしい科学・SCIENCE

  • 日経サイエンスのウェブページ
    「日経サイエンス」とは:「日経サイエンス誌は,1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。」
  • SCIENCE IS FUN in the Lab of Shakhashiri
    University of Wisconsin-Madison Chemistry Professor Bassam Z. Shakhashiri のサイト

みかん栽培関係情報

ISESAKI  有情2

ISESAKI  有情1

嗚呼 伊勢崎 非情

BOOKS

  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

外国の博物館・美術館 外国語・国際関係(リンク)

TOOLS

地域産業・機関

地域興し関連情報

MEMO_TL_TEST

  • TOP PAGEの 「アクセスランキング(2015/6/8より表示再開)」へ飛ぶためのラベル
  • TEST END
    TEST_H23/10

アクセスランキング

リンク:ページ先頭へ飛ぶ

写真集へのリンク

MEMO 海外の博物館・美術館

  • https://www.artic.edu/collection?place_ids=Japan&page=6
  • 項目のタイトル2
    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)