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2012年5月 4日 (金)

身辺雑記:雨天決行の農業用水路の草刈り

2012/5/4(金)
昨日は雨。2日の雨が3日の夕方まで続いた。農業用水路の草刈り。その後は恒例行事に参加。朝8時に刈払機を持って現地集合と号令が掛かっている。刈払機は今シーズン初めての使用だが、メンテナンス無しでこの時になってしまった。早起きして混合ガソリンをタンクに注入。スターターを引いたが、最初の数回は応答せず。その後、一回トコトコと音がする。更に2~3回引くとエンジンがかかった。数分間アイドリング運転。回転刃の駆動部にグリースを練り込む。これで何とか恥をかかずに済むと安堵。

2012/5/3(木)の天気

TAVE= 17.2
TMAX= 19.2 最高気温(℃)  19.6  09:27
TMIN= 15.9 最低気温(℃)  15.7  23:42
DIFF= 3.3
WMAX= 4.8 最大瞬間風速(m/s)   10.3(東南東)  11:08
SUNS= 0
RAIN= 18.5

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身辺雑記:雨天決行の農業用水路の草刈り

農業用水路の草刈り区域は、水利組合により地区毎に決められている。今年の草刈り当日は、念のため、鎌も持ってサラリーマン君と現地へ同行する。予定のほぼ30分前に出発。このサラリーマン君がH24年度の用水役になるのだ。このサラリーマン君は予定時間に間に合えば良いと考えているようだ。今日は雨だ。想定外が起こる可能性もある。それを取り戻しができるのは時間の前倒ししかない。老人の知恵か。ご本人は、草刈りするか否かはH23年度の用水役が現地判断と電話で聞いたと話していた。自分自身遅刻の常連だが、老爺心から、○○時間と言うのがある。○○時間というのは定刻の20~30分前なのだと車中でそれとなく話す。現地に着いてみると既に現・用水役は一人で刈払機で10m程刈り始めていた。いざスタート。我が刈払機は何回スターターを引いてもウントモスントモ言わない。一瞬冷や汗が出る思いだった。もう一度ポンプを押して混合ガソリンを吸い上げさせる。運良くエンジンがかかり、何とかブビーにならずに着手出来た。長靴、雨合羽、ゴーグル着用。7~8名の共同作業なので刈払機の操作にも神経を使う。現・用水役も故郷を出て事業を始めたが、現在は父の後を継いで立派に農業をしている。作業が終わり、缶茶を飲んで雑談して解散。現・用水役、次期・用水役と自分の三人が更に雑談。現・用水役は山林作業もしたらしく危険予知訓練の話をした。話は当地区のかつて水利役員に及び、昔はだれさん、その次はだれさん。俺が子供の頃、その次のだれさんが、俺の父への渡し物を頼んだ。その次のだれさんは後で、俺の父にそれを確認して、間違いなくその用事ができたので、その後は俺を信用してくれたと現・用水役。実は、その次のだれさんが、次期・用水役の新人サラリーマン君の爺さんなのだ。雑談と言っても、昔話の入ったOJTのようなものでもあった。農家で若い新人と言っても、もう立派なおじさんだ。農業用水路の維持管理は水田を持つ者が昔から共同作業としてやってきた。自分が背負ってきた役を次の役に引き継ぐ事の重要性はその役に付いて初めて分かるのだろう。マニュアルも記録も無い。ほとんど口頭で仕事のやり方や決め事を代々引き継いできたのだ。帰りの車中で、老爺心から、再度サラリーマン君に今日のことはちゃんとメモしておきなと話した。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)