日々農天気:枝豆異変?
2012年7月4日水曜日
昨日は曇り午後と夜一時雨。来歴不明の食用小豆の種子を畑の空きスペースに播いた。その種子が発芽するか試すため一部を水に浸した。昼過ぎパラパラと雨が降り始めたが期待したほどの量ではなかった。ともかく発芽率は、種子の発芽能力と水分条件が主要因だろう。結果はそう遠くない時期に分かるが、気になる。機械力を使わないので、あれこれ考え事をしながら作業した。昔、田んぼの畦に小豆を播いたら、施肥や除草をどうしたのだろうか、誰がその仕事をしただろうか等々。どうも、農家の主力である父母ではなく、小豆等の雑多で小規模の作物は老人・子供の仕事のように思えた。こういう事は長老に聞いておきたい事でもあるが、その場になると思い出せない。振り返ると、昔の農家には、老人・子供に適する仕事もそこそこにあった。仕事があるという事は居場所があるという事に通じるだろう。今は、老人も子供も直接食べられる作物とは無縁になってしまった。食べる事と生きる事と仕事が分断してしまった。
2012年7月3日の天気
TAVE= | 23.1 | |
TMAX= | 25.7 | 最高気温(℃) 25.9 12:26 |
TMIN= | 19.8 | 最低気温(℃) 19.8 24:00 |
DIFF= | 5.9 | |
WMAX= | 4.8 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.2(西北西) 21:37 |
SUNS= | 0.2 | |
RAIN= | 6 |
Q
Q
日々農天気:枝豆異変?
豆は、根粒バクテリアが空中窒素を固定して豆に供給するので、昔でも無肥料でそこそこの収穫が出きる程度の栽培が可能だったのかも知れない。5月初旬に播いた大豆の様子を見たら、花が咲いた後で、既に莢ができていた。花は小さく、うす紫色で余り目立たない。大豆が虫媒花とすると、花粉を運ぶ虫は何か気になる。圃場でよく見かけるのがアリ。このアリは花粉の運搬屋なのか。莢にムシが入ると今までの労力が台無しになる。ともかく、まだほとんど虫の害を受けていない。実がどこまで充実するか。周辺の人たちは、枝豆は虫が付くので作らないと言っているのだが。
Google検索(大豆 害虫 防除)=。http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=%E5%A4%A7%E8%B1%86%E3%80%80%E5%AE%B3%E8%99%AB%E3%80%80%E9%98%B2%E9%99%A4。実が充実しつつあるのを狙っている人間だけではないようだ。ともかく、枝豆が食べられるか運次第のようだ。後から、よせば良かったのにと言われるかもしれない。